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今週のテーマ会議番号:2578
ビル火災から身を守る方法、知っていますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
6位
【開催期間】
2008年11月03日より
2008年11月07日まで
円卓会議とは

室崎益輝
プロフィール
このテーマの議長
室崎益輝 関西学院大学・教授
円卓会議議長一覧
生き延びるためには、転ばぬ先の杖ということで、事前の備えが何よりも大切です。ところでこの事前の備えは……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
no オオカミ少年の火災報知器 (IPウーマン・東京都・パートナー有・39歳)
ビルではないですが、近所の一戸建て全焼により、お年寄りが亡くなりました。その後、しばらく化学品の焼けた臭いが辺りに充満し、ハンカチで顔を押さえないと歩けないくらいに。現代の火災では、化成品が焼けることにより思いもよらない有毒ガスがかなり発生すると思われ、火災時の避難について考えるものがありました。非常ベルが鳴っても、どうせ嘘だろう、と思い避難しない心構えからして、徹底的に改める必要があると思いました。

no ほとんどしていない (Tosuku・東京都・パートナー有・48歳)
ビルではないが、10年ほど前の日曜の朝、狭い道を挟んで正面にあるお宅(一件家)が火事になり、恐ろしい経験をした。我家の玄関ドアは熱で固まったのか開かず、玄関脇の窓を開けようやく家から脱出した。そんな経験があるくせに、消火器を詰め替えもう1本用意した以外、殆ど何の準備もしていないことに気づいた。せめて早いうちに火災報知機を設置しようと思った。ビルの場合は、お店などに入ったら、非常口を必ず確認しようと思う。

no 社会人も定期的な訓練を (真打ち・栃木県・パートナー無・39歳)
学生時は定期的な避難訓練があり、心構え等に触れる機会は現在より遥かに多かった。高層・平屋など実施の有無や頻度は、社屋形態にもよるかも知れないが、社会人も定期的に避難方法を肌で習得し、とっさな判断で行動できるよう努める事が大切だと 今回改めて痛感した。特に、暗がりで出口を探す方法での【右手と左手を交互に使ってはならない】との教えは、全く想定していなかった現場と方法で、早速子供が帰宅したら話し合ってみようと思う。

no 日頃のこころがけ (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・41歳)
火災に遭遇した時、どんな建物の中にどういうシチュエーションでいたかにも寄るとは思いますが、防災は建物に入った時から始まっていると思います。避難口や消化器の位置の確認は必須でしょう。火災が起きたときの行動も、シミュレーションで練習しておく必要がありそうです。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
備えあれば憂えなし、事前の準備を怠らず
生き延びるためには、転ばぬ先の杖ということで、事前の備えが何よりも大切です。ところでこの事前の備えは、昨日お話しした緊急避難が無事に行えるように、予め準備をしておくということです。この準備では、第一に日常の学習訓練、第二に事前の確認点検、第三に用具の装身携帯、が欠かせません。

学習訓練について「職場でも訓練を」という意見が寄せられましたが、まさにその通りです。己を知るということにも通じるのですが、危急時には頭が真っ白になってしまって、体で覚えていることしかうまくできないのです。そこで、日頃から訓練をして修羅場を乗り切れるようにしておくことです。煙の中を逃げる訓練、避難器具を使かう訓練、迷路を逃げる訓練、地下から脱出する訓練などをしておきましょう。

確認点検では、多くの方の指摘にもあったように、まずは避難経路の確認をすることです。避難扉や非常口がどこにあるかの確認だけではなく、どうすれば開くことが出来るかも確かめておきましょう。バルコニーも有効な避難ルートとなりますので、要チェックです。そのほか、懐中電灯、避難梯子、救助ロープ、防煙マスク、消火器などが置いてあるかどうかも確認しておきましょう。シーツやカーテンなどもいざというときは役立つので、確認が必要です。

装備携帯では、携帯避難グッズを持ち歩くようにすることをお薦めします。市販の防煙マスクや携帯ロープを買って持ち歩くこともいいのですが、高価なのとかさばるのが難点です。かさばるというのは、持ち歩きが面倒ということで、お蔵入りになってしまいます。それよりも、無理なく携帯できる「ビニール袋」がお薦めです。ビニールだと鞄の中に入れてもかさばりません。この袋の中に頭を突っ込んで、煙の中を抜け出すのです。それから、呼び笛も常時携帯するようにしましょう。閉じ込められた時、助けを求めるのに欠かせません。

最後に一言。今回は、自分で自分の身を守るということに絞って話をしました。しかし、それ以上に大切なことは、危険なビルや放火が野放しにならないように、社会的監視を強めることなのです。防火面で危険なビルを見つけた時には、消防などの行政に通報するように、心がけてください

室崎益輝
関西学院大学・教授
室崎益輝


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