資格・免許取得、キャリアの構築に加えて、さらに、自分の人生を豊かにするために、勉強をしている方もいらっしゃいます。
gracyさんは、「現在そして老後を健康に過ごすために、食事とエクササイズの勉強を始めました。」といいます。また、therapyさんは、「ビジネスとは別で教養を広め、自分の心を落ち着かせるものの一つとして紅茶の勉強に自己投資をしています。」ということです。
さらに、EMMYさんは、ボランティアは、「自分を磨きながら人の役にたてる最適な方法でおすすめです。」といいます。そして、この円卓会議が、「何気無い学びの時間となっていた。」というのは、真打ちさん。真打ちさんは、「漢検」にも挑戦したいとのことです。
ほかの方も、皆さん、人生を前向きにとらえ、よくしていこうと実際に行動されているのが感じられます。 勉強やよいこと、反対によくないことも、その多くが、それをしたからといって今すぐに結果が出るわけではないけれども、日々の積み重ねが、確実に自分に戻ってくる、戻ってきていると思います。過去の積み重ねが現在の自分をつくっていて、現在の積み重ねが未来の自分をつくるのだと思います。
私が好きでよく読んでいる、ロビン・シャーマという人の最近の本『今すぐやらなければ人生は変わらない』のなかに、次のような一説があります。 「日々のささいな怠慢行為が長いあいだに積み重なってゆるやかな衰弱が起こり、爆発につながって、崩壊する」 反対に、今日のよい一歩が、確実に、明日の自分をつくるのだと思います。だから、長期的に見て、自分にとって価値があると思えることをやるようにしたほうがいいと思います。
とはいえ、Tosukuさんのおっしゃるように、今やっていること、やろうとしていることが、本当に将来の役に立つのか、不安になることもあると思います。毎年、いろいろなシンクタンクが将来の予想をしますが、実際にどうなるのかは、正直わかりません。かつての予想が当たっていることもあれば、そうでないこともあります。
結局、自分がそれを本当にやりたいかどうか、自分にとって、真っ先に情熱をかけるに値することかどうかが大切なのかもしれません。
皆さんは、まだ分からない先をどのようにとらえて、その勉強、分野の選択をされているかもぜひお聞かせください。
川嵜昌子 編集ディレクター、経営コンサルタント |
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