皆さん、今日もさまざまなご意見、ありがとうございます。非常にためになります。
私は、基本的に人生にムダなことはないと思っています。 いつも喧嘩を売っているような尖った部下や、例えて言うと、坂道を全力で登るようなハードな仕事、理不尽で過酷な状況などが、いわば筋トレになり、力がついて、後でかなり役立っています。
また、学校での勉強、とくに、数学、物理などは、どう役に立つのかと思われがちですが、私は、ここ半年ぐらい、仕事で数学に関わって、その魅力を再確認しました。
数学を学ぶと論理的思考が身につく、とよく言われますが、むしろ、自由な発想ができるようになることが、最大の魅力ではないかと感じます。
虚数や、n次元空間、ホモトピーなど、他の世界では「ありえないこと」も自由に考えられます。枠にとらわれず、かっ飛んでいてOK、かなり包容力があるのが数学です。
日常生活で、いろんなことに対して、「それって何?」(本質)、「何が共通しているの?」(抽象)、「大まかな意味は?」(概念)というのを考えて、悩むこともあると思いますが、数学で学んだアプローチが、答えを導く頼もしい助っ人になってくれるのではないかと思います。 ごちゃごちゃ考えているうちに、スカッと腑に落ちる、美しい答えが見つかる体験を、知らず知らずのうちに、脳にさせているのかなあ、などとも思います。
とくに学ぼうと意識しなくても、学べることはたくさんありますし、さらに、学ぼうという姿勢をもてば、学べることが増えると思います。 先を考えて勉強しようという場合、役に立つかどうか、というよりも、役に立たせられるかどうかは、ある意味、自分次第だと思います。
Coco Bennieさんがおっしゃるように、「継続しなければ意味がない」と思いますし、minerva21さんの「「知っている」ではなく、「活用できる」ことが重要。」、non蒼papaさんの、「知識をただ貯め込むのは得策ではなく、常にブラッシュアップして使っていかないと。」という意見に賛成です。
また、YAEponさんの「非効率的でしょうか?」という問いかけには、そうではないと私は答えたいと思います。そして、ぱんだいるかさんの「今は、勉強したいこと、すべきことを探すべく、本やインターネットで情報収集をしています。」ということが大切だと思います。
いろいろ模索したり、働きかけていれば、あるとき、一気に壁が崩れて、答えが見つかったり、点が線になるように、すべてが結びつくのではないかと思います。
皆さんのなかで、そういった体験をされた方がいらっしゃったら、ぜひその話も聞かせてください。
川嵜昌子 編集ディレクター、経営コンサルタント |
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