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皆さん、1週間、ありがとうございました。
キャリアアップにつなげるために、また、今後の自分のライフプラン、ライフスタイルを考慮し、それが実現できるように、あるいは、人生を豊かにするために、多くの方が、「先を考えた勉強」を実践されていることが分かりました。
将来のことを考えて、日々、コツコツ勉強を続けるのは、それほど簡単ではありません。習慣にしてしまうまでは、自分を律していく必要があります。 すぐにやる必要のある緊急事態ではないため、どうしても後回しになりがちです。 「明日からやろう」「別に1日ぐらいやらなくてもいい」という気持ちになったり、「これを続けて本当に夢が実現できるのだろうか」「別のことをしたほうが将来の役に立つのでは？」と不安になることもあると思います。
確かに、今後、世の中がどうなっていくかを意識して、そのなかで、自分はどう生きるのか、どう働くのか、そのために今、何をすればいいのか、と考えて、勉強の中身を決めたほうがいいと思います。 今後、世の中がどうなっていくかは、多くの専門家が予測しており、おおよその傾向、こういう方向に向かうだろうということは確かでも、細かな部分は不確かです。
日本は、高齢社会、少子化がさらに進むだろう。核家族のなかでも、夫婦のみ、一人親、一人っ子が増え、一人暮らしの人が増えるということ。また、ITはどんどん進み、これまでにない技術が登場し、流通やサービスのあり方はもっともっと変わるだろうということ。そして、よく言われる格差社会、心の時代になっていくということや、日本経済、世界経済が向かっている方向など、いろいろなことが予測されています。
そういった変化を意識することも必要ですが、結局のところ、自分は何をしたいのか、自分にとって価値ある働き方・人生とは、と、「自分」にフォーカスして、先を考えることが大切だと思います。 いや、それがわからないという場合も、いろいろ模索しているうちに、あるとき、これが答えかな、というものが見つかると思います。
自分の人生を自ら切り拓くために、明日の自分を信じて、皆さん、今日も楽しく勉強してください。勉強は発見であり、本来、楽しいものでもあります。皆さんの健闘をお祈りしています。
川嵜昌子
編集ディレクター、経営コンサルタント |
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