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予想とおり、「評価しない」が圧倒的多数でした。拉致問題で不誠実な態度を取り続ける北朝鮮への嫌悪と日本を袖にした米国への反感が交錯した結果と言えなくもありません。特に米国に対してはブッシュ大統領が「拉致を忘れない」と言っていただけに「自国の都合だけで指定解除されては、近隣国である日本は安心しておれない」と怒るのも無理ありません。
「日本の政府も私たちも、いつかアメリカが北朝鮮をやっつけてくれる、という淡い期待はそろそろ諦めて、現実を見る必要があるのではないでしょうか」との投稿がありましたが、その通りで、そもそも米国に北朝鮮をやっつける気はありません。一歩間違えれば核戦争となる恐れがあるからです。
「アメリカの出方によっては北朝鮮のすぐ隣であり、アメリカの友好国である日本を標的にしないともかぎりません」との投稿の通りで、戦争になれば日本が核戦争の犠牲となります。ある日本の学者のシミュレーションによれば、核が一発東京に落ちれば、50万人が即死し、300万〜500万人の負傷者が出ます。最悪、都民の二人に一人は犠牲となります。
米国は日本にとっても重大な脅威である北の核保有を阻止するためテロ支援国指定を解除したわけです。「世界の保安官を自称する大国は、保安官バッチをはずすべきだと思う」との投稿がありましたが、では拉致問題も自力で解決できない日本に北の核を放棄させることが可能でしょうか。
米国の今回の決定を評価しないということは、これを評価し、大統領になれば米朝トップ会談で核問題を解決すると言明しているオバマ民主党候補とも対立することにもなります。それでも良いのですか?
辺真一 コリア・レポート編集長 |
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