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今週のテーマ
会議番号:2725
裁判員を引き受けてもよいですか?
投票結果
43
57
144票
194票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年05月18日より
2009年05月22日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
窪木登志子 弁護士
初日の投票結果は、「引き受けてもいいとは思わない」が56%に達しました。NHKによる調査結果より2%低いだ……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
裁判は他人事 (れあれいん・滋賀県・パートナー無・31歳)
よっぽど悪いことをするか、されるかしない限りは関わることの無い、裁判は他人事だと考えていました。刑法については、いつの時代に作られた量刑が現在に至るまでそうそう大きく変えられることも無く使い続けられているのか、と疑いたくなる判例を多く聞きます。前例主義も然りです。その改定を含めた議論を国民レベルで行えるようにするためにも、裁判員制度のようなものは必要だと考えます。
恐いけど覚悟しています (うっこ・福岡県・パートナー有・46歳)
気安く考えてはいないし、責任の重さに気がひけもしますが、決まったら責任を持って引き受けたいと思っています。そのために、ここ2年位は何度も裁判の傍聴に行ったり、ニュースを見ては、法曹界の友人や先輩に何かと質問をしたりと司法を意識するようになりました。
疑問はあるけれど (y-min・北海道・パートナー無・42歳)
自分が裁判員になったら、それは多分引き受けると思います。でも、今の裁判員制度については疑問はあります。一つは、罪があるかないかを決めるよりも難しい「量刑」まで裁判員にゆだねられるということ。もう一つは、「法をもとに判断する」ということの難しさを学習した身からすると、まったくの素人が法に基づき正しく判断できるか疑問があるということ。ただ、裁判員制度ができた以上、「人を裁くことに関わり合いたくない。誰か他の人にやってほしい」というのはちょっと違うと思います。
いよいよ始まりますね。 (AKASATAX・兵庫県・パートナー無・37歳)
まず第一に何を得るかと言う事ですが、裁判員になる事で、今まででは知り得なかった社会の歪みが見えてくると思う。そしてその事を自分の意識に取り込み生きていく事で人間として成長していけるのではないか。そして合理的疑いは正直なかなかイメージが持てない。そしてアメリカとなにかにつけて比べるのは好きではないが、社会全体で問題を共有する事は大切で決して人ごとではないんだという事を感じ社会全体で考える事は大切だと思います。
個人的には前向きです (lady・兵庫県・パートナー無・40歳)
裁判員制度に関して、制度に対する疑問や、問題点は感じていますが、参加に関しては前向きです。 参加してみたい興味というよりは、開かれた司法制度を求める気持ちと、経験して初めて具体的な改善点が見えてくるのではないかと思っているからです。
裁判員の心のケアに配慮がない (Chikako・大阪府・パートナー無・41歳)
裁判でショッキングな内容に遭遇しても、守秘義務があるため、たとえ信頼できる誰かに話してストレスを軽減のための行動ができません。裁判員の心のケアに配慮が無いように思います。既にいろいろと配慮されているとしても、それがどのようなものなのか情報が聞こえてきません。制度そのものの導入だけが目的に思えてしかたがありません。
私に人が裁けるのか? (soo_007・茨城県・パートナー有・43歳)
実際の裁判を見たこともない私には、裁判とはどのようなものかまるで想像がつきません。そのため「合理的疑いをいれないか」と言われてもまったくイメージもわきません。また、私の意見で死刑という選択をされる事もあるというという事実も躊躇してしまう理由のひとつです。
人生に関わることには自信がない (mcqueen・東京都・パートナー無・35歳)
仕事柄、まわってこないとは思いますが、おそらく通知が来ても断ると思います。これまで裁判のプロが自信を持って関わってきたことにまったくの素人が関わるという自信がありません。また、裁判員に一般人が関わるということで「情報を変に取り入れてはいけない」と、報道がこれまで以上に規制されないかどうかも心配です。フラットに、中立にといっても、刑罰を厳しくしてしまいがちになるでしょう。勉強をしない限りは、遠慮したいところです。
本音は「行きたくない」 (LoveAndPeace・千葉県・パートナー有・33歳)
雇用主から不利益に扱われないかもしれないけれど、雇用主と仕事しているだけではないから「本当は行きたくない」です。1:私個人のメリットがあるかはわかりませんがデメリットはたくさんありそうです。2:イメージはできましたが、私にそれが可能かどうかは疑問です。3:世間に注目される事件に対して、裁判の時期と休暇取得等で世間やマスコミから対象の裁判員になっていると判断されたら、迷惑を被る事もありそうですね。
冷静かつ正確な判断ができません (Coco Bennie・広島県・パートナー無・40歳)
私はストレスに弱く、日常生活においても不便を感じることが多いのに、裁判員制度はできるだけ引き受けたくありません。どんなひどい事件でも、冷静かつ正しい判断を下せるか分かりませんし、ひどい証拠を見せられるとやはり動揺して、考えがまとまらないと思います。守秘義務があるので、悩んでも誰にも相談できませんし。極端な話、裁判員という責任が重すぎて、心を病み、自殺者が増えるとしたら、また別の対策が必要になります。希望者がボランティアでするわけにはいかないのでしょうか。
裁判員制度の目的への不信感 (mahimahi・神奈川県・パートナー無・34歳)
もし裁判に「市民の一般感覚」を取り入れて、刑罰の重さが変わるとすれば、「法の下の平等」の理念には反しないのでしょうか?戦前の日本には陪審制度がありましたが、当時の被告人は陪審員か職業裁判官を選ぶ権利がありました。裁判員制度ではその権利さえ認められていません。裁判員は裁判前証拠整理手続きに参加できない、一審にしか参加できない、市民の身近にある軽犯罪の裁判には参加できない等、裁判員制度は不思議な制度だと思います。その真の目的は一体何なのでしょうか。
やれといわれればやるでしょうが (鳰・栃木県・パートナー有・55歳)
1.司法に対する理解と信頼を深めるためならば、直接裁判に関わらずとも問題意識を持って勉強する機会があれば可能だと思います。 2.プロの検察の判断に対してアマの裁判員がさらに判断を加える必要があるのか?反対ならわかるが。合理的でないと感じたとしても真実を解明する場面に参加できないのでは何の役に立つのか? 3.裁判員制度と陪審員制度とは全く異なる制度なので、比較できないが、評決の平等性のためには、多くの事例を公開して知識と経験を豊富にした方がよいと考えます。
無学でも人の一生を左右する? (kimirie・兵庫県・パートナー無・38歳)
そのための勉強をした訳でもないですし、俄か裁判員として、少し通ったところで、司法のことを理解できるとも思いませんし、むしろ、無責任な気がします。それに、何かを得ると言うよりは、私が出した意見は本当によかったの?と、後味の悪い印象だが尾を引くような気がします。例えば、死刑か無期懲役か等も、経験した訳でもなく、本人の気持ちにもよるだろうし、どう判断するか等も、もし私が実際に当たっても結論を出せないと思います。
2日目の円卓会議の議論は...
裁判員の問題点は、どう乗りこえる?
初日の投票結果は、「引き受けてもいいとは思わない」が56%に達しました。NHKによる調査結果より2%低いだけです。正直に言って、この数字は、ちょっと意外でした。イー・ウーマンに集う人々なら、裁判員になることに積極的な人がNHKの調査よりもかなり多いのでは……と予想していましたので。
しかし、たくさんの投稿を拝見して、納得しました。YESの方は、裁判員裁判の良い点にしっかり期待していますし、NOの方も、裁判員裁判をよく理解された上で、問題点を指摘して書かれていたからです。どの投稿も、とても味わい深く読ませていただきました。是非、皆様も他の方のもお読み下さいね。
さて、明後日から起訴される重大事件については、裁判員裁判になります。今日・明日の起訴なら、今まで通りの職業裁判官による裁判です。当然、今や、検察官は、どちらの裁判にするかを選択して起訴しています。裁判員裁判は、実はもう実質的に始まっています。
そこで、YESに投票された/される方は、是非次の点につき、どのようにお考えかをお知らせ下さい。
また、NOに投票された/される方は、どの点をどのように修正してもらえば、参加してもいいとお考えになりますか。お知らせ下さいね。
(1)
守秘義務
を課して裁判員の保護等を図るとされているが、ストレスの共有や社会にとって裁判の意義の共有ができないようにし向けられている点
(2)
導入を求める国民からの強い需要がないのに立法化
したため、裁判員を引き受けようという動機付けに乏しい点
(3)
深い司法知識を持たずに裁判をすること
(合理的疑いとは?等。和歌山毒カレー事件では状況証拠だけなので無罪か死刑かという選択)
や、刑罰の実際を知らないで判決を下す事に、強い躊躇がある
のに、それを安心させるような説明がない点
なお、導入推進(せざるを得ない)者は、例えば(1)について、「裁判員は、経験したことの感想は、言ってもよいことになっている。」、(3)については裁判官に尋ねて欲しい、と言っています。が、(1)ストレス解放のためには、具体的なストレス=争点議論を再度追いかけることも必要でしょうね。
窪木登志子
弁護士
「裁判員制度ができたからには、これをいかによくするか」
佐々木かをり対談 win-win > 第127回 窪木登志子さん
「裁判員制度で司法との距離は縮まる?」
2003年5月、イー・ウーマンで最初のディスカッション
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