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今週のテーマ会議番号:2725
裁判員を引き受けてもよいですか?
投票結果
45  55  
245票 295票

この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。

4日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2009年05月18日より
2009年05月22日まで
円卓会議とは

窪木登志子
プロフィール
このテーマの議長
窪木登志子 弁護士
円卓会議議長一覧
裁判員裁判、本日の起訴分から、始まっています。 昨日までにたくさんの投票と投稿が集まりました。本当に……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 義務であって権利 (法律事務所職員その1・東京都パートナー有・)
「裁判員制度は義務」という言われ方をよく聞きますが、民主主義の国家にあっては、裁判に参加するのは義務であるが、かつ国民の権利であると有る方から教えられました。それを聞いてから、義務だから「参加しなければいけない」のではなく、権利として「参加するべきではないか」と考えています。

yes 国民の義務として (marco302・パートナー無・37歳)
裁判員制度はそもそも日本の文化にあったものではありません。海外からの輸入した制度かもしれません。しかしながら、この制度の施行が決定された=選ばれた議員によって制定された=国民の意思。自分たちが決めた裁判員制度なわけですから、義務として参加します。また、裁判員としての経験が、自分に関係する「何か」の役に立つかもしれないですし。いろいろな問題が反対意見的に出されていますが、前向きに捉えてはいかがでしょうか。結局は民主主義制度の中、自分達が選んだことだから。

yes 重大な責任を負うことにはなるが (kuniwaka2001・千葉県・パートナー有・37歳)
人を裁くという場面で、限られた人(たとえそれが法律のプロではあっても)だけで決断を下す、という制度はいかがなものか、と以前から思っていました。無期か、死刑かという重大な判決を下すには、できる限り多様な見解を議論する必要があると思います。そうした意味で、このたび司法の場が広く一般の国民へと広がることは歓迎です。ただ懸念もあります。裁判員裁判がスタートすれば、当然予測しなかった問題も発生すると思いますが、そうした問題への対処はタイムリーに行われるのでしょうか。

yes 不謹慎かもしれませんが (peppermint・東京都・パートナー有・46歳)
私は裁判の当事者になったことがなく、裁判を傍聴したこともありません。社会問題となるような出来事や事件に関する裁判の模様をニュースや新聞で見聞きするだけなので、実際にどのように裁判が進められ、刑罰が決められるのかが分かりません。「自分が経験してしてみないと問題点や制度の善し悪しの判断がつかない」ので、不謹慎かもしれませんが、そのような理由から、私のところに通知がきたら、私は裁判員を引き受けてみたいと思っています。

yes すごく興味があります (ikeko.optim・愛知県・パートナー無・39歳)
裁判所の傍聴席に一度も行ったことがありません。わざわざ行く気にならないし、必要もないと思っているのですが、もし要請があったら是非行ってみたいと思います。ただ、子どもが小さいので時間的に制約があります。その問題をクリアできたら出席したいと思います。

yes やってみて検証することが必要 (Jerryb・東京都・パートナー有・42歳)
歴史上、裁判員(陪審員)制度は何度も現れては消えていますよね。何かが難しくて継続されないけれど、なければ問題があって何度も検討されているのだと理解しています。それが何なのか、本当に専門家に偏った法律解釈が実態に合わなくなっているのかが知りたいです。環境の整備、専門用語の言い換え、広報など、正直、制度導入のコストは利点に見合わない気がします。でも、今やめても後でまた導入をという話になるのでは? 私は現時点では時間的にも体力的にもなんとかできるので参加したいです。

yes 制度を適宜見直す仕組みが必要 (mi-chel・愛知県・パートナー無・27歳)
新らしい制度導入には反対がつきものですが、最初から完璧な制度は無いはずです。制度を運用しながら、適宜見直す仕組みが必要だと感じます。私もこの制度に一定の理解はしつつも、司法知識を持っていないため不安がいっぱいです。また、もし裁判員に選ばれたとしたら、裁判の内容について話したくなるにきまっています。そういう不安相談や体験を話すことができる弁護士窓口を常設してはどうでしょうか。国民側の不安もケアでき、またそこで集約された意見は制度改善にも活用できると思います。

no 自由なのか (ラブチャイルド・東京都・パートナー無・39歳)
裁判員を引き受けたくありません。裁判員を選定するのにあたり、裁判所は裁判員候補者名簿をもとに公務所または公私の団体に照会できます。裁判員になったときの発言によっては、要注意人物としてチェックされ、個人情報を収集されてしまう恐怖を感じます。裁判員に選ばれても、自由にものが言えるとは思えません。
4日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
今後に向けて、引き受けづらい点の改善提案ってありますか?
裁判員裁判、本日の起訴分から、始まっています。
昨日までにたくさんの投票と投稿が集まりました。本当に有難うございます。

まず、昨日のサブテーマ、「裁判員を引き受けるとしたらその理由は?」について。

kuniwaka2001さんは「できる限り多様な見解を議論する」。
なるほど制度の根っこですね。制度導入の議論の際、裁判官は世間を知らないという意見も出ましたが、実は市井にいる人であっても広く世間を知ることは難しいことですから、せめて司法試験合格という一つの門をくぐった人だけの目で決めないというのが、制度の根っこにあるのでしょうね。
 
Peppermintさんは「何事も経験してみなければわからない」旨。そしてJerrybさんの「やってみて検証しては?」に、いずれも賛成です。他人に迷惑をかけてはいけませんが、そうでなければ、すべては人生の糧になるし、社会も不断の改善が必要だと思います。

法律事務所職員その1さんが言うように「権利として考えてみては」という発想も面白いですし、marco302さんの言うように「結局は民主主義制度の中、自分達が選んだことだから」とも考えられますね。

ただ、問題点も指摘されています。

昨日の時点で、mi-chelさんが素晴らしい提案をしてくださいました。

「裁判員に選ばれたとしたら、裁判の内容について話したくなるにきまっています。そういう不安相談や体験を話すことができる弁護士窓口を常設してはどうでしょうか。国民側の不安もケアでき、またそこで集約された意見は制度改善にも活用できると思います」

……なるほど! 守秘義務は法律で決まっているのですが、守秘義務を負った専門家のケアの一環として、またヒアリングする人と制度改革への提言をまとめる人とで壁(いわゆるチャイニーズ・ウォール:調査部門と運用部門の間の情報障壁)を設けたりして工夫できないか、弁護士会にも言ってみますね。

ラブチャイルドさんの、個人情報収集がされる事への不安が出ていますが、現代では裁判員に限ったことではないとは言え、万一の不安はあるかもしれませんね。

今日は、引き続きYES、NOの投票を頂きますと共に、裁判員裁判制度の初日ですので、今後に向けて「引き受けづらい点はあるが、今後こうしたら改善できる」というご意見を頂けたら大変参考になります。ご意見は整理して、私の知る範囲ですが推進関係者にもお伝えします。たくさんのご意見をお待ちしております。

(なお、裁判員裁判について詳しくは、 <http://www.saibanin.courts.go.jp/> をご覧下さい。)

窪木登志子
弁護士
窪木登志子


関連参考情報
■ 「裁判員制度ができたからには、これをいかによくするか」
佐々木かをり対談 win-win > 第127回 窪木登志子さん
■ 「裁判員制度で司法との距離は縮まる?」
2003年5月、イー・ウーマンで最初のディスカッション
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