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今週のテーマ
会議番号:2728
子どもの教育資金、計画的に準備していますか?
投票結果
39
61
149票
234票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年05月25日より
2009年05月29日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
小野瑛子 家計の見直し相談センター
昨日、文部科学省の統計をもとに必要教育費をシミュレーションしてみましたが、幼稚園から大学までオール国……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
アルバイトより大事なこと (ぽるこ・神奈川県・パートナー無・35歳)
高校生がアルバイトするのは反対です。それより、文武両道に励んで欲しい。友達と語らって欲しい。本を読んで欲しい。アルバイトで得られる社会性よりも、高校生ではよく考えること、自分の意見をまとめること、人と協調することを学んで欲しい。大学は、大いに学び書く所。読書や勉強の妨げにならない程度ならアルバイトで学資を賄うことは自立への一歩ですね。奨学金は良い制度であり取り入れていけば、子ども自身も学びへの自覚が芽生えるのではないでしょうか。
奨学金は所詮借金です (あきんぼ・東京都・42歳)
高校生の長期休暇中のアルバイトと、大学生のこづかい稼ぎのアルバイトは賛成ですが奨学金はできる限り利用させたくありません。長期に渡り借金が続くので持家のローン申請で支障が出ることもあると聞くからです。お金ではなく社会経験のためのアルバイトはすべきです。リクルータで母校の学生の就職支援をしていますが、面接でまともに受け答えできない学生に、親の方針でバイトを禁止されていたという子がいたので、我が子にはバイトやボランティアで社会経験を積ませます。
個人の投資と国の投資 (non蒼papa・千葉県・パートナー有・48歳)
教育機関に対する公的支出で日本が最下位とすら存じ上げなかった私自身の疎さが問題とショック。どの部分への支出が少ないのか、支出が少ない結果どのような相違が各国で生じているのかなど調べるべきことはたくさんありそうです。教育は国の投資でもあると考えると、人が育たない、偏った層だけ教育を受ける、そもそも教育を受ける子どもを生むのがいやなど、投資の削減が長期的な将来のリターンに影響することは避けられそうもないです。少子化同様、個人の問題ではないということですね。
学費プラスα (ツインズママ43・神奈川県・パートナー有・43歳)
公立高校の学費は3年間で35万程で、他に諸会費、定期代、さらに修学旅行代が10万程、計80万円位必要です。また部活の用具や制服・体操服代、教科書代等々、「公立でもどんどんお金が出ていくなー」というのが実感です。私立は学費と入学金だけで3年間250万円位だったと思うので、それでも公立は安いのですが。景気の悪化もあり、公立でも奨学金を希望する家庭も少なくないようで、学校からも入学時に説明がありました。学業優秀の必要もあり、子どもと協力してそれも1つの選択肢かと思います。
教育方針を決めるところから (chemi・東京都・パートナー有・33歳)
第1子の誕生を機に、教育方針や資金について夫婦間で話し合いました。我が家では、子どもにはお金をかけない方針で、銀行での定額積み立てで十分と判断しました。学資保険も各種検討したのですが、補償額とのバランスでメリットを感じなかったので、やめました。
学資ローンではなく、奨学金を (tulip・福岡県・パートナー有・37歳)
日本では「奨学金」という名の「学資ローン」が大半を占めています。ローンではなく、返還不要の奨学金をもっと充実させてほしいと思います。裕福な家庭の子どもでなくても、才能があれば、医学部、法科大学院、MBAなどの専門職を目指す道を開くことが重要です。その他、音楽や美術、体育などの分野でも奨学金を充実させてほしいと思います。日本には人材しか資源がないのですから……。
アルバイトと奨学金について (ano・東京都パートナー無・)
アルバイトの問題は2つあると思います。1つは、学業第一の優先順位がつかず、学校を辞めてまでアルバイトする人がいる事です。学校よりアルバイトの方が面白い人がいるのが現状です。大学入学前に親などと進学の意味を話し合う必要があると思います。もう1つは、親がアルバイトを低レベルな仕事と考えてさせない事です。結果的に大企業や官僚などにコンビニの店員ほどの挨拶もできない人が増えています。奨学金は、利子を政府が持つ形でもっと増やすといいと思います。
面倒見の良い日本の親 (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・41歳)
アメリカでは、学費を大人になって親に返すことが常識だときいています。日本はその点、就職に必要だからと自動車免許から車から買って与えるのが当たり前。もっとアルバイトや奨学金で子どもの自立をすすめた方がいいようにも思えます。
5日目の円卓会議の議論は...
計画的に貯めても不足しがちな教育資金。他の方法も検討して
昨日、
文部科学省の統計をもとに必要教育費をシミュレーション
してみましたが、幼稚園から大学までオール国公立でも800万円を超える金額になります。オール私立の場合は大学文系でも2000万円を超えてしまいます。しかも、この金額には受験費用や下宿代、生活費、小遣いなどは含まれていません。子どもひとりにこれだけかかるのですから、お子さんが何人もいらっしゃる方にとっては、いかに教育費の負担が重いかを思い知らされますね。
これだけの金額をすべて保険や貯蓄で準備しようとすると、子どもが生まれた直後から少なくとも子どもひとりにつき月5万円くらいを積み立てていかなければなりませんが、日々の生活費はもとより、マイホーム資金や老後資金の問題もあり、一般の家庭では不可能に近いのではないでしょうか。そこで、教育費の一部は計画的に積み立てていき、
不足分は、その時点の収入から補填する、子どもにアルバイトをさせる、奨学金制度を利用するなどの工夫が必要
になってくると思います。
仮に、子どもひとりに月1万円ずつ積み立てると、18歳になったときは200万円超のお金が貯まりますので、それを大学の教育費に充てることができます。もちろん、これだけでは十分ではありませんが、200万円があるのとないのとでは大違い。逆にいえば、
子どもが生まれたら、最低でも月1万円程度の積み立ては開始したほうがよい
ということです。そして、不足分は他の方法を検討するわけです。
ただ、今日のご投稿にもあるように、アルバイトや奨学金にはメリット・デメリットがあります。アルバイトは、社会性を身につけ、お金を稼ぐ困難さを教えるためにも大切ですが、過度なアルバイトは、学業や友人との交流などに支障をもたらすし、本人の健康に悪影響を及ぼすこともあるでしょう。あくまでも学費の一部や小遣いを自分で補う程度におさえておきたいものです。
奨学金もあまりに高額だと返済が困難になり、卒業後の新生活に負担をもたらします。私も高校・短大を通じて日本育英会(当時)の奨学金を受けましたが、就職後の返済はかなりきつく、当初の3年くらいは貯蓄がまったくできませんでした。若い娘らしいおしゃれや遊びができるようになったのは5年後くらいかな。あきんぼさんがおっしゃっているように、住宅ローンの申請で支障が出ることもありますね。
こうして考えてくると、
世界でも最高レベルといわれる日本の教育が、いかに個人の努力と犠牲によって支えられてきたか
がわかります。その背景には、高度経済成長の中で収入が増加し続けてきたという状況がありました。計画的に貯めていなくても教育費が不足しても、親の収入が増加すれば、なんとかクリアすることができました。子どものアルバイトにも、有利なものがたくさんありました。
しかし、現在はその背景そのものが崩れてきています。non蒼papaさんがおっしゃっているように、
教育費の問題は、すでに個人では対応しきれないところに来ている
と思います。
今度は、教育機関に対する公的支出の増加や、「返済不要」の奨学金制度など、私たちも国への要望を強めていくことが必要
です。
とはいえ、国の施策を待つばかりでは、子どもの教育はおろそかになってしまいます。この円卓会議でも話し合ってきたように、
家族で教育方針について金銭的な問題も含めて話し合い、明確な方針を決めて、家族で協力しあいながら少しずつ計画的に準備していく
ことが、これまで以上に重要になっています。私も娘夫婦、息子夫婦、孫たち(いまはひとりですが)の将来を思うと、暗澹たる気持ちになりますが、老身にムチ打って(笑)、一緒に頑張っていきたいと思っています。
一週間のお付き合い、ほんとうにありがとうございました。有意義なお話し合いができたことを感謝しています。またお会いする日まで、サヨウナラ。
小野瑛子
家計の見直し相談センター
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