イー・ウーマン田澤由利新型インフル流行時、在宅勤務したいですか?

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会議番号:2747

新型インフル流行時、在宅勤務したいですか?

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【開催期間】
2009年06月15日より
2009年06月19日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

田澤由利　ワイズスタッフ代表取締役

政府は「2010年までに労働者の20%をテレワーカーに」という目標をたて、テレワークの推進をしています。こ�……

議長コメントを全文読む

1日目までに届いている投稿から...

実際にしています (lady・兵庫県・パートナー無・41歳)

在宅勤務は、以前から申請ベースで認められているので、今回のインフルエンザの時も、落ち着いて対応できたと思います。ミーティングなどでどうしても会社に行く必要があるとき以外は、在宅勤務が認められると、フルタイムで働く人（男性も、女性も）も、もっとフレキシビリティが持てると思います。もちろんしっかり仕事の成果は求められますが。

将来のことを考えると (おじゃおじゃ・千葉県・パートナー無・27歳)

今は一人暮らしなので、予防さえきちんとしていれば、流行時に出勤することに心配はありません。でも、結婚して子どもができた時のことを考えると事情が変わります。両方大切なので、子どもか仕事かなんて選択することはできません。非常時だけでも在宅勤務ができるようになり、子どもと一緒に過ごしながら仕事もできる環境が欲しいです。インフルエンザで休校になったニュースを見た時、子どもを育てながら仕事を続けることに不安を感じました。

ドキドキを減らしたい (toko・兵庫県・パートナー無・43歳)

神戸で次々感染が判明したあと、自宅以外マスク終日着用の生活を10日間ほど過ごしましたが出来れば自宅に引篭もりたかったです。弱毒との事だったのでマスクで出勤しましたが……。会社では換気や湿度管理など期待出来ない部分があり、自分で加湿器を買って持ち込んだりしている状態です。短期間なら、多少の資料と通信カードを持ち帰れば週の半分位は在宅でも仕事が出来ると思うので、無理して出社したくはないです。無理に出歩いて家に菌を持ち込みたくないです。

やむをえなければ (lyco・愛知県・パートナー無・28歳)

流行病などの際であれば、在宅勤務でもいいと思います。ただ、私の性格上、自宅で仕事をするとどうしてもだらけてしまうので、会社から指示があるまでは会社にいる方が仕事がはかどります。在宅勤務が可能になれば、自分を取り巻く環境がどのようになっても仕事ができるので、今後を考えていく意味でも、可能性の一つとして自分がどうしたら自宅でも仕事に集中できるかを、この機会に考えてみたいです。

流行を防ぐためにも在宅勤務を (SUZ・東京都・パートナー有・34歳)

普段はオフィスで働いていますが、好きなときに在宅勤務が出来ます。会議にも電話やインターネット経由で参加することがあります。　しかし、日本で働いている時に思うことですが、日本では病気になっても休まず働いてしまう人が多いです。勤勉さ故でしょうが、それで職場に風邪などが簡単に流行します。今はIT技術により、オフィス内での作業は殆ど家で出来ます。多くの企業に在宅勤務の環境を整えて欲しいです。ただ、私自身は病気になったら思い切って仕事はせずに休養します。

職種によるのでは？ (minerva21・福岡県・パートナー無・33歳)

私自身は会社が在宅勤務をみとめてくれれば在宅勤務したいと思っていますし、実際にPCさえあれば可能です。しかし、会社全体でみれば、多くの人が職場でなくては仕事できない環境です。サービス業・製造業等考えてみるとどの業種であっても、在宅勤務が可能な人は（会社が認めたとして）どのくらいいるのだろうと思います。新型インフルエンザ対策としては、共働きで子どもがいる場合は、時差出勤や、短時間勤務等在宅勤務以外も考えていく必要があると思います。

状況に合わせて (kimirie・兵庫県・パートナー無・38歳)

母も高齢ですし、スタッフにも幼稚園児の子どももいますし、出来れば、うつらない環境がいいですね！うちは神戸で、ピーク時も一番に影響を受け、取引先も中学校がメインなので、実際暫く在宅勤務にしました。電話は家に転送され、修学旅行や野外活動が中止や延期になって影響を受けたのですが、在宅勤務にしたからといってそんなに影響はなかったように思います。長期在宅勤務になり、またちょっと違った面で問題が出て来ないように、秋冬に向け環境を整備しておきたいです！

在宅勤務したいです (ＬｏｖｅＡｎｄＰｅａｃｅ・千葉県・パートナー有・33歳)

小さな子どももいますので、こういった場合には特に在宅勤務をしたいと思います。でも、実際はコンプライアンス等で在宅勤務が難しい現実問題があります。家族の感染リスクを少しでも下げたいと考えていますので、在宅勤務可能な企業に勤めている夫には、できるだけ在宅勤務をして欲しいと思います。

	新型インフルとの関連は考えない (JUNIA・東京都・パートナー無・41歳)
新型インフルが来ているからという理由で在宅勤務をする、という選択は考えていません。そういうことに関係なくフレキシブルな働き方が出来れば、個人にとっても企業にとっても新しい選択や可能性が見つかるのではないでしょうか

時間差通勤などの工夫は欲しい (うさぎとねこ・大阪府・パートナー有・40歳)

わたしの仕事は大学でキャリアデザインの講義をしたり、企業向けのセミナーのコンサルティングです。いずれも人と対面で行うものなので、在宅勤務では準備くらいしかできません。最も大学が休講になれば、自宅待機するしかありませんが……。むしろ、安全に出社して仕事ができるような環境作りの工夫をしていきたいですね。例えば満員電車を避けて時間差通勤をするとか、オフィスや教室の空調システムの改善するなどの対策のほうに期待したいです。

仕事内容・性格ともに困難 (りほ・富山県・パートナー無・37歳)

総務・人事の仕事をしており、社外に持ち出すことのできない情報を多く扱うので、家にパソコンがあっても、在宅勤務は困難だと思います。また、私は自己コントロールが得意ではないので、会社にいるとき同様8時間集中するのは難しいと思います。一人だと苦手な仕事は後回しにしそうだし、社員食堂に頼っている昼食も自分で用意しなくてはならないし、休憩もつい長くなりそうだし、在宅だと甘えが出て気が散ってしまいそうです。

在宅勤務できない業務 (パフィンドーナッツ・埼玉県・パートナー有・40歳)

自宅を出ないことが一番の防衛であるでしょうし、感染してしまった場合、自宅から出ることはできません。従って、今の自分の業務をどうすればよいのだろうか？と考えています。しかも、担当は私1人ですので、今からリスクヘッジの為に、他の方にも出来るような環境作りをしておかなくては！！と考えています。

	医療従事者として (ぴょこん・神奈川県・パートナー有・37歳)
私は、病棟で働いている看護師です。医療従事者として在宅職になる訳にはいきません。かなり早い段階から、新型インフルの対策は立てて実施しています。ただ、思春期前後の若い人が入院する病棟ですので、油断できません。自分自身が罹患しなければ仕事に行きます。

2日目の円卓会議の議論は...

10日以上、在宅勤務をすることから想像してみましょう

政府は「2010年までに労働者の20%をテレワーカーに」という目標をたて、テレワークの推進をしています。これを受け、パナソニック、NTTドコモ、サントリーなど、さまざまな企業が「在宅勤務制度」を導入しはじめています。

その効果か、イー・ウーマン参加者のみなさんからいただいた投稿にも「今回のインフルエンザの時も、落ち着いて対応できた(ladyさん)」や、「好きなときに在宅勤務が出来ます(SUZさん)」のように、在宅勤務のメリットを受けられている方も増えてきたようですね。

しかし、一方で「在宅勤務はしたいけど……」と、課題もたくさんいただきました。

「在宅勤務が可能な人は、どのくらいいるのだろう(minerva21さん)」「人と対面で行うものなので、在宅勤務では準備くらいしかできません(うさぎとねこさん)」「医療従事者として在宅職になる訳にはいきません(ぴょこんさん)」

確かに、接客業や製造業だと、家で仕事をするのは難しいですね。

「在宅勤務をしたい。でも、コンプライアンス等で在宅勤務が難しい(ＬｏｖｅＡｎｄＰｅａｃｅさん)」「社外に持ち出すことのできない情報を多く扱う(りほさん)」

会社側の規則や、セキュリティの問題も大きいですね。

「新型インフルエンザ時、在宅勤務したい」という人が8割近くいるのに、現実には、いろいろな問題が存在しています。とはいえ、第2波が懸念されている冬は、そう遠くはありません。「強毒性のインフルエンザが大流行したら」ということを想定しつつ、働く側の視点から、「どうすれば在宅勤務が可能か」を一緒に考えていきましょう。「インフルエンザで休校になったニュースを見た時、子どもを育てながら仕事を続けることに不安を感じた」という、おじゃおじゃさんに安心してもらうためにも……。

まず、神戸での感染ピーク時に、実際に在宅勤務をしたkimirieさんのメッセージ「長期在宅勤務になり、またちょっと違った面で問題が出て来ないように」という点から、考えていきましょう。

厚生労働省が出している「新型インフルエンザ対策ガイドライン」によると、同じ職場で感染者が発見された場合の濃厚接触者の自宅待機期間を「最大10日間」としています。ここで、いつもの冬の状況を振り返ってみてください。同じ職場内でインフルエンザで休んでいる人は珍しくはありませんでした。つまり、この冬、同様の状況になれば、「最大10日間」どころか、職場から感染者がゼロになるまで、自宅待機が繰り返される可能性があるのです。さらに、その新型インフルエンザが「強毒性」だったら……。

あなたの仕事を、10日以上在宅で続けた場合のことを想像してみてください。「私は１日だってできないわ」「私の場合はこうだから、10日以上できる」「在宅勤務はしたいけど、さすがに難しい」「10日以上続けるには、ここが変わらないといけない」などなど、今日もいろんな視点からのメッセージをお待ちしています。

田澤由利
ワイズスタッフ代表取締役


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