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今週のテーマ
会議番号:2747
新型インフル流行時、在宅勤務したいですか?
投票結果
78
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95票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年06月15日より
2009年06月19日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
田澤由利 ワイズスタッフ代表取締役
「田澤さんのテレワーク普及への思いはどこから来るの?」と、よく聞かれます。今回、私からのメッセージを……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
在宅業務60% (クロア・神奈川県・パートナー有・37歳)
研究職ですので、自分で手を動かす部分も重要ですが、多くは読む・書く・考えるといった時間で、これは自宅でも可能と思っています。問題は、上司、グループ内などのディスカッションですが、これも事前にデータを送り、TV会議の手法を取り入れることで解決できるかもしれません。
在宅勤務は必修になると思う (誠二・大阪府・パートナー無・40歳)
年功序列の時代ではない今、企業のコストコントロールに残業削減、成果主義に時代にあっては、通勤時間の無駄を考えると、新型インフルエンザ流行時は、在宅勤務でもいいのではないかと考えます。これを機にエコビジネス姿勢、オフィススタイルもかかる事態にそなえるのが重要だと考えます。
在宅勤務・ライフライン・買い物 (よっくん・神奈川県・パートナー有・65歳)
「スペイン風邪級の致死率2%なら社会機能を維持できるが鳥インフが新型化した致死率25%なら医療も崩壊する。電気・水道・ゴミ収集・警察・消防等の維持が精一杯で、新型に強い60歳以上の者やインフルエンザが治った者で維持する。通勤や買い物は困難で在宅勤務にし、買い物はネットワークバンキングにより支払い、非対面の玄関先までの配達にする。ネットワークの安全性を高め、ネット犯罪は厳罰にする。流行をやり過ごすのが先決で、教育はテレビやインターネットで維持する」と私は思う。
職種的には可能ですが (tibiko・大阪府・パートナー無・39歳)
社内情報システムの保守をしていますので、会社と家のパソコンをつなげれば、在宅勤務は可能です。但し、会社とアクセスできてしまうと、稼動時間中(朝7時から夜中の2時ぐらいまで)止まっていないかが気になり、眠れなくなるので、あえてしないほうがよいと思っています。会社に対しては、対応策を早く出して欲しいというのが一番の希望です。工場などの現場と事務や営業などの職種によっても異なると思いますので、職種別にも必要だと思います。
環境が整っていない (dokinchn・東京都・パートナー無・39歳)
情報漏洩対策として、現在、社外にPC持ち出しができませんし、VPN廃止により以前はできていた自宅PCでの作業ができなくなりました。従って、現時点では、自宅勤務が全くできない状況にあります。パンデミック対策として、シンクライアントがよく取り上げられていますが、まだまだ環境整備面で難しいと思います。
5日目の円卓会議の議論は...
自分のため、家族のため、社会のため、テレワークの必要性を声に出しましょう
「田澤さんのテレワーク普及への思いはどこから来るの?」と、よく聞かれます。今回、私からのメッセージを読んで「何もそこまでして在宅勤務しなくても……」と思われた方もいるかもしれません。
実は、私がテレワーク(在宅勤務)の普及に一生懸命なのは、
「働きたいけど働けない」つらさ
を知っているからなんです。(これについては後半に書きます)
人はさまざまな事情から、「働きたいけど働けない」状況に陥ることがあります。その結果、収入減、生きがいや目標の喪失など、金銭的・心理的に大きなダメージを受けることがあります。
そんなとき、「時間」や「場所」に縛られず、柔軟に働くことができる「テレワーク」が、選択肢の一つとしてあれば……その人の生活、その人の生き方を変えることができるかもしれません。
今回のような「新型インフル大流行」は、いわば「社会の事情」です。そして、感染を防ぐために自宅待機を余儀なくされ、多くの企業や人が、「働きたいけど働けない」状況に陥る危険性があります。そのとき、
「場所」に縛られないテレワーク(在宅勤務)が、「働く」選択肢を提供することで、企業を、労働者を、社会を救うことができる
と、私は信じているのです。
「在宅業務60%ですが、TV会議の手法を取り入れるなどで解決できるかも」と前向きに対策を考えてくださった、クロアさん。「在宅勤務は必須になる」と力強いコメントをくださった誠二さん。致死率の高い新型インフルエンザが流行したら、在宅勤務の必要性が高まることを述べてくださった、よっくんさん。ありがとうございます。
「会社に早く対応策を出してほしい。職種別の対策が必要」というtibikoさん。会社の情報漏洩対策で、在宅勤務ができなくなってしまった、dokinchnさん。「企業」がその必要性を認識し、適切な対策をしてくれることが重要です。
ワーカー側がその必要性を声に出していくことで、企業を動かすことができれば
と思います。
* * *
最後に、個人的な「働きたいけど働けない」つらさの話をさせていただきます。私は、男女雇用機会均等法の施行前年に、はじめての女性総合職として就職しました。当初は、会社も「何の仕事をさせたらいいのかわからない」状況で、「通勤はしているど、自分がすべき仕事がない」という、特殊な状況を経験しました。毎日、ただ時計を見ながら終業時間を待つだけ。自分は会社に何も貢献できていない、という思いに責められながらの1分1分の長かったこと。そのとき、
人が「働く」のは、お金のためだけではない。自分が社会の一部で、何かに貢献していることを感じて生きるためだ
、と強く思ったのです。
その後、やりがいのある仕事を手に入れ、がむしゃらに働いたのですが、出産と夫の転勤で、泣く泣く退職しました。「働きたいけど、働けない」状況の中、私が見つけた働き方が「テレワーク」だったのです。そして、同じような思いの人たちがたくさんいることを知り、今の会社を立ち上げました。
テレワークは女性のための働き方ではなく、男性も含めた、誰もが選べる働き方の選択肢であるべきです。でも、
今の日本の社会においては、「働きたいけど働けない」という状況でつらい思いをしているのは、まだまだ「女性」が多い
のです。
さらに、日本はこれから「労働力不足」になります。「今は不景気で失業率が増えているのに?」と思われるかもしれませんが、少子化がこれだけ長く続いた結果、たとえ今から出生率が上がったとしても、その子どもたちが労働力として社会を支えるには20-30年の月日がかかります。長い目で見ると、これからの日本は、確実に労働力不足へと突き進んでいくのです。
だからこそ、「働きたい」という思いの人が、さまざまな事情で「働くこと」をあきらめるのではなく、時間や場所に縛られず働くことができる「テレワーク」が選択肢にあることが、社会にとっても大きな意味を持つのです。
ただ、企業も、労働者も、その重要性に気づいている人はまだ多くはありません。また、気づいていたとしても、「無理だろう」と最初からあきらめているケースも多くあります。その理由は、「危機感」がないからです。
危機感がないために、改善の努力を怠ってしまっている
のではないでしょうか。
今回のテーマで、「新型インフルエンザの大流行時」という切り口からテレワーク(在宅勤務)を論じたのは、その「危機感」を感じてもらうためでした。
この「働く人の円卓会議」をきっかけに、
新型インフルエンザ流行時に起こりえる「自宅待機による収入減」「企業の存続の危機」「自分や家族の命の危険性」を認識し、危機感を持ち、そして、その解決策の1つとしてのテレワークの必要性を「働く人」の立場から声を出していっていただけたら
と、心から願っています。
一週間、本当にありがとうございました。
田澤由利
ワイズスタッフ代表取締役
「進藤奈邦子さん“世界で使われたSARSの判断基準をつくった”」
佐々木かをり対談 win-win > 第54回 進藤奈邦子さん win-win
「新型インフルエンザに、備えていますか?」
進藤奈邦子 WHOメディカルオフィサー(医務官)が問いかける!
「池上彰の『解決!ニュースのギモン』 第52回 鳥インフルエンザとは」
心配されるのは、人間から人間へと感染するタイプのウイルスに変異するのではないか、ということ
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