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今週のテーマ会議番号:2765
父子家庭にも、もっと社会的支援が必要だと思いますか?
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4日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2009年07月06日より
2009年07月10日まで
円卓会議とは

小崎恭弘
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
小崎恭弘 神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
円卓会議議長一覧
色々なご意見ありがとうございます。父子家庭のというよりは、子どもを育てるときに共通している支援ですよ……
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3日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 限定の問題ではないような…… (にゃおん。・兵庫県・パートナー無・36歳)
いろいろと考えましたが、父子家庭という環境だけの問題ではなく、女性がフルタイムで働く中での子育ての支援を求める物と同じような支援内容になってしまいました。もしかしたらなにか新しく支援する内容を考えるよりも、女性の視点で見てしまいがちな部分を世帯単位として考えてみるだけで、できる支援の幅は増えるのかもしれませんね。

yes やはり病児保育でしょう (marube・福岡県・パートナー無・43歳)
父子でも母子でも一番困るのは、子どもを預ける場所がないということです。特に子どもが病気になったとき、預ける場所がないということ。「病児保育」をしてくれる施設は父子家庭、母子家庭どちらにも必要ですし、現在まったく足りていないと思います。また、残業のときにかわりにお迎えに行くサービスも必要です。

yes 必要です (みいや・東京都・パートナー有・46歳)
父子家庭だからといって社会的支援は必要ないなんて古すぎます。母親がいないことで、子どもの世話や食事もろもろ結構お金がかかると思います。男性であるがゆえにうまく行かない事も多々あると思います。一定年収以下の父子家庭にはやはり児童扶養手当は必要ではないでしょうか?

yes 子どもの将来を考えて (じゅずだま・山口県・パートナー無・39歳)
母子家庭で子どもを育てながら、親として最終的に目指すものは、我が子を生きる力のある人間に育て独立させること。しつけや生活の基本的なことは、学校以前に私がすべきことです。そのためには家庭で子どもと関わる時間が不可欠。父子家庭でも同じだと思います。一人親核家族となると、仕事をしながら子どもとの時間を確保することがどんなにたいへんなことか。自治体の子ども預かり制度より、親子が関わる時間を確保するための家事援助等の人的支援を気軽に受けられると助かると思います。

yes 父子家庭に限らないかな? (ぱーと救急医・千葉県・パートナー有・36歳)
「子育てを支援する」という視点で言うと、一人親家庭に限らないし、高額所得者の家庭であっても利用できるほうが良いと思いますが。 子どもの病気のときに利用できる託児施設が本当にたりないと思います。仕事を休めれば、それに越したことはないのでしょうけれど、どうしても難しいことはあるし、一人親ではましてそうでしょう。「病児保育」の対象を本当に幼い子どもから、小中学生まで広げて欲しい。体は大きくなっていても、病気のときくらい、誰ががそばにいられたら良いと思います。

yes 親子の絆を (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・41歳)
母子家庭でも父子家庭でも、子ども時代に親の問題の影響を受けることは、子どもにとってストレスに違いありません。そこをどうフォローするのか、親は気づく必要があります。忙しいし、子どもは自己主張が下手な場合も多いので、一緒に過ごす時間を大切にして欲しい。そんなお互いの距離感のようなものをつかめるサービスはないものでしょうか。おおやけでもわたくしでもいいのですが、絆を深めるコツのようなものを教えてくれるサービスがあったらと思います。
4日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
父子家庭への支援とは?
色々なご意見ありがとうございます。父子家庭のというよりは、子どもを育てるときに共通している支援ですよね。「じゅずたまさん」のご意見のように、「親子が関わる時間を確保するための家事援助等の人的支援」は、制度とかではない、時間と関係性の確保という意味では、新しい視点で面白いと思います。

僕は以前保育所で男性保育士として仕事をしていました。その時に何人かの母子家庭の男児をもっている母親から「うちには、男性がいないので小崎先生の存在がありがたい」というお話をしてもらいました。その時は正直あまり意味がわかりませんでしたが、育ちの中で両性の存在が当たり前に感じられることの大切さを、お母さんたちは求めておられたようです。

またそれとは別に、何人かの父子家庭の父親たちと関わってきました。もちろん父子家庭のお父さんたちも千差万別で、職業や祖父母の有無、就業形態、価値観や子どもの数や性格によって様々でした。だから一様に「父子家庭はこうである」とは言い難いというのが、素直な思いです。

しかし当時を振り返って思い出すのは、本当によく頑張っておられるなぁーというおもいです。仕事と家庭・子育ての両立に全力を傾けて、そしてなかなか慣れない家事などについても、懸命に取り組んでおられる姿を思い出します。その努力の中でも仕事と子育てを一人で行っていくことは、かなり厳しい状況の場合もありました。ある父親は周りに祖父母など援助してくれる人がなく、子どもを育てるために仕事を辞められました。そのあとはなかなか安定した仕事に就くことができずに、子ども・父親ともに、不安定な生活を余儀なくされていました。

また裁縫やお弁当作りなど、子育てにおいて必要とされるスキルが不足していることが多く、子育て自体に苦慮されておられました。保育所や保育士として、さまざまな支援を行うのですが、なかなか家庭の中や直接的な子育てを支援することは、難しいものがありました。

また女の子を持つ父親からは「これからこの子が大きくなった時に、女性として感覚が育つのかとても不安。その時に自分は何もしてあげられない」という相談を受けて、戸惑ったことを思い出します。僕自身も男の子しか子どもがいないので、保育の中で女の子を育てる感覚がよくわかりませんでした。単純なことですが、髪の毛がバラけてしまい「ゴムで止めて」と髪止めのゴムを女の子が持ってきてくれます。しかし最初それをどう使っていいのか、あるいは力の入れ加減がわからず、対応に困ってまごまごとしてしまいました。

父子家庭の場合生活のいたるところで、そのようなことが起きるのだろうと予想されます。もちろん女児を育てることだけが大変わけではありませんが、何もかも一人で行う大変さはあるのでしょう。

それでは今日は少し大きなテーマで「今何を変えれば多様な家族が幸せに生きていけると思いますか?」ということをお尋ねしたいと思います。父子家庭、母子家庭にかかわらず、家族の多様化が進んでいます。その多様な家族のもとで、そのメンバー一人一人、そして何よりそこで生きる子どもたちの幸せを願わずにはいられません。そのためのご提案をお願いします。皆様と一緒に考えていきます。


小崎恭弘
神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
小崎恭弘


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