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今週のテーマ
会議番号:2771
ファンドで地域振興という発想、好きですか?
投票結果
63
37
296票
174票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年07月13日より
2009年07月17日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
藤野英人 レオス・キャピタルワークス CIO
みなさん、いよいよ本日が最終日です。本日も来ていただいてありがとうございます。 昨日、お話をしたミ……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
「おカネ」とは限らない (renny・東京都・パートナー有・36歳)
「投資」というと、反射的に「リターンは?」と尋ねる人がいます。しかし、リターンがパーセンテージやおカネである必要は無いと思います。リターン=たくさんの人の笑顔(プラスアルファ)でもいいじゃないですか。「ファンド」という言葉にネガティブなイメージがマスコミ等で塗布されていると思います。別の呼称、たとえば「パートナーシップ」とか、いかがでしょうか。
障害者雇用 (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・41歳)
民と官の協力で、障害者の雇用を促進出来ないでしょうか。この時代、健康な人でも仕事にありつけないですが、障害者はもっときびしい状況です。日本の本当の豊かさは、少数の社会的弱者も自立して暮らせることから始まると思います。
相容れないもの (marco302・パートナー無・37歳)
ファンドで地域振興という発想自体難しいのではないでしょうか。地域振興の目的は地域活性化、ファンドの目的はやはり「いくら儲かるか」だと考えます(「リターンは金銭だけではない」という指摘がありましたが)。よって、ファンドは、儲からなければさっさと手を引く。NPOではないのですからその後の面倒など見てくれません。儲からなかった場合、その地域は一体どういう将来を辿るのでしょうか。それを考えると私はファンドには任せられません。
資金調達の手段として (紅茶博士・東京都・パートナー無・41歳)
目的が明確で、営利性の高いものでなければ良いと思われますが、基本的に「ファンド」は「投資家」からの資金調達手段ですので、地域振興の手段としてSPC等を組んで運用するのには適さないと考えます。行政が取り組む手段としては、批判されてもしょうがないのではないか、と私は考えます。
5日目の円卓会議の議論は...
発想を自由にすると「ファンド」と「地域貢献」が結ばれて、楽しくなる!
みなさん、いよいよ本日が最終日です。本日も来ていただいてありがとうございます。
昨日、お話をしたミュージックセキュリティーズ(以下MS社)の日本酒ファンドについて少し詳しくお話をします。今、日本の造り酒屋は非常に厳しく、日本酒離れで売上高が落ちており、後継者不足で廃業する会社も増えています。造り酒屋は日本全国にあり、お酒はその土地の食文化や風俗と根付いています。
その中でMS社は厳しい金融環境の中、原材料の米の仕入れ代金をファンドで持ち(銀行はリスクが高いので貸してくれないのです)、造り酒屋が仕込みを行い製造をして、出荷をした後、その利益でファンドに返す仕組みを考えました。成功したら金銭的なリターンがありますが、必ずしも儲からないかもしれません。その場合は
現物の日本酒で投資家にお返し
をします。ノンべえにとっては、お金で帰ってきても酒で帰ってきてもどのみち呑むので変わらないかもしれませんね。(
http://www.zenryojunmaikura.jp/
)
今、運用している最中で、成功するかどうかはわかりません。注目しているのは多くの投資家が賛同して実際に日本中の22蔵に投資されているということです。ここに投資をした人はお金の匂いに魅了されたというよりはお酒の臭いでしょう(笑)。ファンドが金儲け主義かどうかというのは結局、どのようなファンド設計をするかによって決まるのです。
ファンドで投資をする場所は工夫次第です。社会インフラである道路にファンドで投資をするのはなじまないかもしれませんが、
地域の代表的な産業や商品を支援し盛り上げることは、ファンドの「リターン」と「地域への貢献(雇用や税収など)」の両方につながるという可能性
があります。MS社も日本の酒文化の復興と地域振興とお酒の売り上げによる収益の回収という目標を狙っているのです。
日本で初めての試みになるマイクロキャップファンド(超小型株ファンド)を作ろうとする試みが進行中です。Living in peaceというチーム(
http://www.living-in-peace.org/
)が、
カンボジアなどの貧困国を救済するプログラムを検討中
です。仕組みはユヌスさんのグラミン銀行とよく似たものです。これはファンドのリターンと社会貢献の両方を狙ったものです。ファンドが成立して、そして当初の目的を果たして頂けたらと思います。
ファンドとはこうだ、とか地域振興とはこうだ、という決めつけや思い込みがとても多いと思います。ファンドでのリターンと社会貢献の実現ということをどうやってクロスして考えることができるかがとても大切なことのように思えます。
今日でこの円卓会議も終わりです。実は私自身も地域振興ファンドを検討中です。できるかどうかはわかりませんが、この場でまたお話ができることを楽しみにしています。
今日も来ていただいてありがとうございました。一週間おつきあいくださいまして心から感謝申し上げます。
藤野英人
レオス・キャピタルワークス CIO
「日本の株式市場…… 多くの人はやはり、賭博場に近いイメージを持っていらっしゃる」
佐々木かをり対談 win-win > 第18回 藤野 英人 さん
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