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今週のテーマ会議番号:2829
子どもを育てる夫婦のルールありますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
6位
【開催期間】
2009年10月26日より
2009年10月30日まで
円卓会議とは

小崎恭弘
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
小崎恭弘 神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
円卓会議議長一覧
たくさんの私ルールありがとうございます。コギ・リンさんが書いておられる「ルールを守ろうとする姿勢」こ……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 周りの人と (あっと・佐賀県・パートナー有・26歳)
私のルールは私だけで子育てしないです。つまりいろんな人と会う、です。子どもを成長させてくれるのは親だけでなく、祖父母、親戚、親の友人、子ども同士と、さまざまなはず。そうする事によって、私も子どもも人としての幅が広くなり社会性も身に着くと思っているので、なるべく多くの人と接する、何かを共有・体験する、相談する、助け合うようにしています。独身時代よりも周りの人との付き合いを大事に、また有り難く感じるようになりました。

yes 子どもは見ている。 (コギ・リン・大分県・32歳)
おととい、2歳の娘が「ごはん食べるんときは、テレビ消すんでなー、ママ」と言ってテレビを消してくれて、気づきました。テレビを消してごはんを食べるルールの良さはもちろんですが、それだけでなく、子どもがルールを感じ守ろうとする姿勢を身につけてくれていることの良さを。子どもって、ホントに素直なのですね。子どもに見られていることを忘れないようにしよう、というのが今の私のルールかもしれません。

yes 感謝の心 (fio・福岡県・パートナー有・36歳)
単身赴任の夫だが、子どもたちとの毎日の中でさりげなく夫への感謝の気持ちを口にするようにしている。また、兄弟のために我慢したところを見かけたときは、「すごいね、パパも喜ぶよ。ママもうれしい」と声をかけたりして、ここにいなくても常に一緒という気持ちを言葉にしている。自分が子どもの頃から、両親がお互いのことを悪く言うのを一度も聞いたことがない。今となっては、相手がいないとき、”こんなこと言ってておかしかった”などと教えてもらうことはあるが。

yes 嘘をつかない (bono2・神奈川県・パートナー有・44歳)
夫婦間のルールは唯一つ、話をするときは嘘をつかないです。嘘も方便と言いますが、家族の間では正直にはなすことが大切だと思います。子どもも「話しにくいな」と思うようなことも、そのまま話していると言っています。話しても大丈夫という安心感があるのだと思います。どうしても話せないことがあるときは、嘘を話すのではなく、「話さない」です。

no 自分だけ良くなろうとしない (真打ち・栃木県・パートナー無・40歳)
自分の子どもだけを良くしようと考えない事を基本に、子どもやよそのお子さんに関わっている。よそのお子さんを叱る事も珍しくない。仮に、犯罪に手を染めた生徒であっても、素直に聞く気持ちはまだまだ健在だ。親や教師ならそうは行かないと思う場合でも、気持ちを緩和し話を聴く関係を築く事は充分可能だ。こうした点からも人(身近な大人)を代える事は大切だと思う。「付き合うな・関わるな」という大人が増えれば増える程、問題を抱えた子どもが増加する事を忘れないようにしたい。

no お互いがそれなりに (ぶうぶう・新潟県・パートナー有・39歳)
うちの場合は、私は私なりのルールで子どもに接し、夫は夫なりのルールで子どもに接しています。わかりやすく説明すると正直に自分の背中を見せています。子どもが成長してきたので、人としての親を見せることにしています。子どもも冷静に私たちの評価をしているようです。 たまに、ちぐはぐな行動や理解できない言動は注意してきます。それでいいと思っています。そこから思わぬ会話が生まれたりして、結構楽しいですよ!
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
家族のルールを作る意義は
たくさんの私ルールありがとうございます。コギ・リンさんが書いておられる「ルールを守ろうとする姿勢」これはとても大切ですね。ルールだけに気をとられてそれに固執するのではなく、それができてくるプロセスやまたそのルールに対する姿勢などが、子どもたちにうまく伝わると、子育てや家族のルールはとても意義深いものになります。
 
パパルールの本を書くにあたって、その点はやはりかなり大切にしてきました。「家の中にルールなんか作る必要はないのでは?」「ルールなど堅苦しくて、より子育てが硬直化する」などという意見も最初はありました。そんな人たちには、子育てに対して、夫婦や家族で話し合ったり、またお互いに共通の意識や認識が持てているのでしょうか?と反対に質問を投げかけています。いざ改めて考えてみると、なかなかできてはいないのが現状です。

この本の中にも「子育て本を信用しない」というものもあります。(こんな本を書いておきながらなんですが……)。これまでの子育てのいろいろな常識や当たり前だと考えられていた事が、これからはすべて通用するというわけではありません。その端的な例が、「母親のみが子育てをする」ということだと思います。それがうまくいっていた時代や文化も過去にはありました。しかし時代の多様化や、生き方・働き方のダイナミックな変化は、その様なことを一方的に強いることのゆがみを生みだし、また新たにその歪みの枠組み自体の変化を起こそうとしています。女性の働きやすさの制度やシステム、または男性の子育てしやすい環境の整備や文化などは、その表れでしょう。

その中で子育てが大きく二つの違うベクトルの中で語られ、そして営まれると思います。一つは子育て支援という枠組みの中で「社会化」していきます。社会全体で子育てや子どもの育ちを保証し、守っていこうという流れです。またもう一つは全く逆で、子どもを守り育てる事の多様化と自由化の中で「子育て自己責任論の強化」が起こります。つまり子どもを育てる責任は親がきちんと責任を持つということです。社会と家庭という、「公VS私」という構図ができます。その中において、親としてわが子をどのように育てるかの、見本やモデルがますます見えにくくなってきます。だから他の人を真似たり、自分たちと同じ育ちを子どもに求めること自体が、ナンセンスなことになるでしょう。

社会の動きを見据え、自分たちの思いを持ち、子ども一人ひとりの個性に合わせた、新しい時代の子育てが求められています。それを夫婦や家族で意識化し共通の認識を持ち、そして文化にする一つの営みが、家族のルール作りだと思っています。
難しく考えず、楽しいそして筋の通ったルール作ってみましょう!
一週間ありがとうございました。

小崎恭弘
神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
小崎恭弘


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