イー・ウーマン樋口卓治テレビは好きですか?

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今週のテーマ

会議番号:2832

テレビは好きですか?

投票結果

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【開催期間】
2009年10月26日より
2009年10月30日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

樋口卓治　放送作家

本日も色々な意見ありがとうございました！そして5日間に渡り参加いただきありがとうございました。今�……

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4日目までに届いている投稿から...

	大草原の小さな家 (ナンシー☆・埼玉県・パートナー有・40歳)
頼れるお父さんに優しいお母さん、貧しいながらも家族が支えあって生きている姿が印象的でした。NHKで何度も再放送されていましたが、その度に観ていました。何年か前に発売されたDVD-BOXも即購入。何度観ても心が温かくなり、涙が出ます。

TVスクランブル (jugon・東京都・パートナー無・43歳)

もう25年ぐらい前だと思います。久米宏さんと故・横山やすしさんが司会で、日曜の夜に観ていた「TVスクランブル」。その週のニュースをわかりやすく紹介しながら、やすしさんが傍若無人にバサバサと斬る。その“滅多斬り”が面白かった。今はよくあるニュースバラエティのはしりだったような気がしますが、「ここまで言って大丈夫？」と心配になるぐらいなやすしさんの暴言が真髄をえぐり出し、痛快でした。

アインシュタイン・ロマン (コギ・リン・大分県・32歳)

小学校高学年の時に見たと思います。エレベーターが下っていくとりんごが浮いてきたり、箱の中の猫が雲のようになっていたり、小学生には理解できない不思議な世界観が沢山表現されていて、食い入るように見ていました。人間て、人間だからわからないことがあるのかも、人間じゃなかったらわかることがあるのかも、と漠然と思ったことを覚えています。

もう一度見たい (真打ち・栃木県・パートナー無・40歳)

幼少の頃見た番組が、今も脳裏から離れない。タイトルも憶えていないが、外国の実写で、男の子と巨人(大男)を取巻く内容だった。パンを一口食べると、願いが叶うと言うもので男の子は立ちはだかる問題に安易にパンの力を借り続け、やがてそのパンは無くなってしまうという、人の弱さと克服に向けて努力と挑戦をする事の大切さが描かれていた、私にとって忘れられない名作である。

大草原の小さな家。 (みろわん・愛知県・パートナー有・41歳)

まだ私が小さかった頃、6時～NHKでやっていた海外ドラマ。頼もしい父さんと優しい母さん、3人の娘、その仲間が引き起こすドラマです。このドラマを見て、幼いながらにこんな家族っていいよなぁと思い、父さんが娘達や仲間にする行動や言動に人としてのあり方を教えてもらったような気がしています。再放送、やらないかしら……。

	しゃべり場 (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・42歳)
もう放送していませんが、NHKの教育で、十代の若者が様々なテーマで意見をぶつけ合う番組でした。見ていた私は30代で、年代のギャップもありましたが、話し合うこと、それぞれが違う意見をもち、歩み寄って行く過程などがとても面白く、よく見ていました。

あなどれない子供向け (歌バカ・北海道・パートナー有・44歳)

「週刊こどもニュース」もそうでしたが、子ども向けとして放送されている番組が案外大人でも十分役に立ったり楽しめたりしてるのではないかと思います。「ハッチ・ポッチ・ステーション」「ピタゴラスイッチ」は、特に今まで「子ども番組は子どもが楽しむもの」という常識を覆し、親子がそれぞれ違う視点で楽しめる番組で、奥の深さに感心しました。

この番組は好きでした (jersey・熊本県・パートナー有・32歳)

「学べるニュースショー」家族全員で見ていました。久しぶりに見たときに、あれ？この番組ってこんなだったっけ？？と、その週から毎週見るようになったのですが、楽しみにしていたそんな矢先、番組終了……とても残念に思いました。池上さんの話は、ほんとうにわかりやすいですね。「世界一受けたい授業」も親子で見ています。「世界ふしぎ発見」は子どもの頃から大好きな番組。ドラマ「フルハウス」からもたくさんのことを学びました。「知的で面白く役に立つ」番組、また期待しています！

5日目の円卓会議の議論は...

テレビにある愛

本日も色々な意見ありがとうございました！
そして5日間に渡り参加いただきありがとうございました。
今回のテーマ「テレビは好きですか？」という投げかけに対しボクは「○」に一票投じます。
好きな所は、テレビとは制作者がどんなに一生懸命作ってもつまらなかったり、嫌悪感を感じたりするとリモコンのわずか5mm程のボタンを押すだけで変えたり消すことができる、そんな即座にリアクションできるメディアという所に面白さと魅力を感じます。「お代は見てからのお楽しみ」なんて猶予がない作り手にはホント残酷なモノだからこそ数字がイイ時には小躍りしたい位の嬉しさがあります。

テレビを見る時、無意識の内にボクは番組にある「愛」を探しています。
番組に作り手の愛を感じるか？　心底、この番組の事を好きか？
出演者を輝かそうとしている愛、視聴者に間違いない様に届けようとしている愛、少しでもスタッフが考えた企画を面白くしようとしている出演者の愛、色んなカタチの愛を発見するとその番組の良さが見えて来ます。
逆に愛ではなく、制作者のイヤらしい魂胆が見えると、イッキに覚めてしまい、リモコンのボタンを押す自分がいます。

タダのメディアだからダラダラ見続けるのではなく、タダのメディアだからこそ違うと思った瞬間、チャンネルを変える、消すという行動に作り手は常に緊張し、そんな視聴者のリアクションでテレビ文化が育つもの……という気がします。
面と向かってNoと言えない日本人にあった行動でこれからもドンドンつまらなかったら消すぞ！というリアクションをしてください。
そして作り手はそのリアクションに絶対にすねたリめげたりせずにチャレンジし続ける。
そんなメディアでありたいと思います。
いつもながらご清聴いただき本当にありがとうございます。

樋口卓治
放送作家


	「好きなお笑い芸人はいますか？」樋口議長の2008年2月の円卓会議。
	「バラエティ番組は好きですか？」逆に許せない内容の番組はどんなもの？
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