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今週のテーマ会議番号:2877
乳がん検診、受けたことがありますか?
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4日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2010年01月11日より
2010年01月15日まで
円卓会議とは

鈴木美香
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
鈴木美香 医学博士・産婦人科医
円卓会議議長一覧
今回は、乳がん検診受診率アップのための方策についてみなさんからのアイディアを求めてみましたが、主とし……
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3日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 意識の低さとシステム (marco302・パートナー無・38歳)
欧米に比べ検診比率が低いのは、女性に取って乳がん検診が身近でないことが原因だと思います。私の経験では、乳がん検診は触診のみで、これが乳がん検診かと思う程度のもので、何も聞かされなければ問診と同じ感覚に陥ってしまう程短時間の検診。これでは、意識が低いのもわかります。また、私個人は、自己負担で毎年マンモグラフィーを取ってもらっていますが、こちらは行政指導で40歳から補助が受けられるそうで、40歳未満は対象外。30歳から危険度が上がる乳がん。根本的見直しが必要だと思います。

yes 毎年受けたいものです (sfyoko・米国北カリフォルニアパートナー無・)
母が数年前に乳癌を患ったので40歳になったと同時に乳癌検診を受けました。私の入っている医療保険は2年に一度しかカバーせず、去年は自費で受けました。米国では40歳を過ぎたら2年に一回はマンモグラムが推奨されていますが、現実的に保険のない人も多いようです。やはり自費は痛い出費なので、婦人科の触診だけは毎年受けて、マンモグラムは2年に一度にしようかと思っています。

yes 乳癌検診の内容がハテナ (ラビット・東京都・パートナー有・30歳)
会社で行われているエコーによる乳癌検診を受けたことがあります。マンモグラフィは受けたことがありません。私は小さい胸なので、マンモグラフィは受けられないのではないかな、と思ったりします。乳癌検診はエコーだけをすればいいのか、マンモグラフィも必要なのか、小さい胸の人はできるのか?その場合どうしたらいいのか?など、検診内容とどういった検診をするのかがあまり知られてないのかな、と思います。

yes 健康への関心の高さの違い (Yugong・東京都・パートナー無・33歳)
私は会社の健康診断で乳がん検診も毎年受けています。乳がんに限りませんが、病気は症状が軽いうちに発見して治療した方が、肉体的にも精神的にもダメージが少ないと思いますし、チェックする手段があるのに利用せずにいるのは、病気を他人事と考えて自分の身体を大事にしていないということになると思います。仕事もプライベートも健康あってこそ。これからも、自分の身体および健康への関心を持ち、注意を怠らずにいたいと考えています。

yes 検診通知が欲しい。 (Donky0022・東京都・パートナー有・44歳)
私の血縁者にがん患者が多いので、検診そのものは必須と考えています。ただ、自治体検診は無料・低価格の反面、申し込み期間が限られているので見過ごした年があったり、手続きがいささか煩わしく思うときがあります。お役所は広報誌発信が多く、受信側の意識・環境が悪いと受けそこなった年もあるので、予防医学を重視するのなら対象者全員へ通知発送してもらう位でないと受診率向上は望めないかと思っています。

yes 職場でマンモや超音波検査あり (月のしずく・京都府・パートナー無・36歳)
今月、職場の健保組合によるマンモグラフィーを受診予定です。初めての検診は、30歳の時、自治体主催のもので触診でした。そこで精密検査の必要ありといわれ、しかも個人情報保護の意識も薄く、とても悲しい思いをしました。精密検査は乳腺外来での触診とマンモで、結果異状なし。要精密検査となったのは、生理前で乳房が張っていたためのようです。以後、乳腺外来で受診してましたが、平日の昼間だけです。今回のように職場であれば受診できますが、そうでないと受診は難しいです。

yes 会社の健診に取り入れられらので (fmisa・大阪府・パートナー無・41歳)
昨秋、年に1度の勤務先の健康診断に自己負担1500円追加で受診できるようになったので、初めて受診しました。それ以前にも居住している市から「無料検診」(該当年令だそうで)の案内も来ていたのですが、正直面倒だなと思い、受診していませんでした。胸を挟む検査は、多少の痛さはあるものの我慢出来ない程ではありませんでしたし、検査技師の方も幸いとても丁寧な方でした。年に1度の健康診断と合わせてだと、忙しい方でも受診しやすいのではないでしょうか。

no 産婦人科の現状 (イスタンブール・神奈川県・パートナー有・40歳)
40歳になると無料診療券がもらえます。実際に病院を探すも、マンモグラフィの設備がある病院はわずか。検診できる日も限られて予約もなかなか取れず。ようやく予約していった産婦人科は産科の患者さんが優先でいくら待っても順番がこない……。都合がありキャンセルしました。それが私の現状です。
4日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
受診する側からみた乳がん検診の問題点
今回は、乳がん検診受診率アップのための方策についてみなさんからのアイディアを求めてみましたが、主として、自治体による乳がん検診の問題点を指摘する投稿が多く寄せられました。

受診者側からみた問題点として、検査が触診のみである(marco302さん、月のしずくさん)、安価ではあるが受診期間が限られる、申込手続きが煩わしい、検診対象者への案内法に問題がある(Donky0022さん)、無料であっても実際にはなかなか検査の予約が取れない(イスタンブールさん)などが上げられました。実際、自治体による乳がん検診は、かなり市町村により検査内容や料金、対象年齢、案内方法に違いがあります。どこの自治体も可能な限りベストな検診を行いたいと考えていると思いますが、各自治体の対象者の人数や財政状況、また検診を受託できる医療機関のキャパシティにも左右されてしまっているのが現状ではないでしょうか。また、平日の夜間や週末に検診が受診できる体制(月のしずくさん)なども受診率アップには有効な方法ですが、これには医療機関の協力や検診に従事する十分な医師数も必要です。

またfmisaさんがいうように、「年に一度の勤務先の健康診断と併せて受診できれば受診しやすい」ということも確かだと思います。しかしながら、一般的に健康診断といっても、企業などの事業主が行うもの(労働安全衛生法に基づく法定検診)、健保組合など保険者が行うもの(いわゆるメタボリック健診など)、自治体が行うもの(老人保健法に基づく住民検診など)というように健康診断の実施者、健診内容が異なります。ですから、個人で受ける人間ドックなどは別として、このような制度を利用しての健診の場合、がん検診も併せてすべての検査を一度に受診ということが難しい場合があるかもしれません。

こうした乳がん検診の受診にあたっての問題点については、やはり受診する側からの提言として声を上げていくことも大切ではないでしょうか。ただし乳がん検診の受診環境、検診体制が整うのを待っているだけでは、自分自身のリスクの解決には全くなりません。

本当に乳がん検診受診率を欧米並みに上げていくためには、きちんとした検診体制の確立と共に、やはり個々人の検診の重要性に対する意識を高める啓発活動が重要です。最近では、新聞・テレビ・雑誌などでピンクリボン運動が取り上げられ、大きな企業もピンクリボン運動に協賛する傾向が見られています。アメリカでは、啓発と乳がん医療に対する寄付金などを集める目的でのマラソン大会など、女性たちが自ら立ち上がり、積極的な活動・イベントが多く存在します。

日本での乳がん検診受診率を上げるために、どのような活動が女性の心に響き、「乳がん検診を受けなくては」という動機付けになると思いますか? 行政の取り組みへの期待だけでなく、私たち女性自身が、多くの女性の命を奪う「乳がん」から身を守るために、自らできることの提案などもぜひお聞かせください。

鈴木美香
医学博士・産婦人科医
鈴木美香


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