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今週のテーマ
会議番号:2877
乳がん検診、受けたことがありますか?
投票結果
75
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439票
148票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2010年01月11日より
2010年01月15日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
鈴木美香 医学博士・産婦人科医
みなさんからの乳がん検診受診率アップのためのアイディア、ありがとうございました。 「産婦人科などに……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
著名人を (りの*2・東京都・パートナー有・39歳)
どんな方でも構いませんが、多くの日本人が顔と名前を知っている方に先頭に立っていただくのがいいと思います。まずは「おや?」とでも注意を惹かせ、「受けてみようかな」というふうに意識を向かせ、そこから具体的な受診方法案内へと導けると良いと思います。また、産婦人科等で、自分でできる触診のやり方、検診受診の案内などを載せたリーフレットが置いてあると、手に取りやすいとも思います。
知ること (あんぱんち・北海道・パートナー有・38歳)
乳がんが他人事ではないことを知ってもらうことが必要だと思います。私は友人2人が乳がんになりました。幸い早期発見だったため、命は奪われていません。それもあって乳がん検診は毎年受診(触診・マンモグラフィとも)しています。受診の時とかでもいいので、自己チェックのやり方とかを教えてくれてるといいなと思いました。どういうものがあれば、あれ?と思わなくてはいけないか、私自身わかっていないので、自分で定期的にチェックできたらいいと思います。
検診のお知らせが主治医から来る (Linden・スイスパートナー有・)
婦人科医だけに限りませんが、年に一回の乳がん検診の予約について、検診月が近づくと主治医からアポイントメントをとるようにと連絡がきます。これも定期的に検診を継続していくアイディアではないかと思います。スイスは、日本の国民健康保険と異なり、民間企業が健康保険を運営していてその加入が義務付けられています。年々保険料が上がっており、生活の負担度が増しています。定期的な検診(100% 自己負担)や運動、健康管理をしっかりして高い医療費負担の予防をしています。
オランダでは (alexa・オランダ・パートナー無・51歳)
オランダ在住、乳がん経験者です。オランダでは、乳がんは女性の9人に一人発生し、近しい人に2〜3人経験者がいるのが普通な環境です。これが検診啓蒙に影響していると思います。特に遺伝性のある乳がんの場合、母親から娘、孫へと愛する者を守るため、若いうちからの検診の大切さが伝わっていきます。なを、オランダの国のマンモグラフィー検診(2年に1回)の対象は50歳〜75歳で、対象者は直接案内を受け取ります。それ以外の年齢の女性は、ホームドクターを介して検診手続きをします。
2年に1回では不安です。 (ばじる・和歌山県・パートナー有・44歳)
特にリスクの高い年齢にさしかかってきましたが、私は20代前半から機会があれば乳ガン検診を受けています。祖母が長く乳ガンを患っていたこともあり、検診の大切さをずっと教えられていたので。うっかり者なので、自分で触診……というのは忘れがちですが(いけませんね)。ただ、自治体の検診では2年に1回しか受けられないのがちょっと不安です。自分で医療機関に行けばいいとわかってはいても、忙しさを言い訳にしてしまいます。
身近な体験談の有無 (赤鼻のトナカイ・三重県パートナー有・)
私は自分でしこりを見つけて乳がん検診を受けたのですが、ショックでその事を友達に話すと「私もヤバイ!」とみんな受け始めました。一方、私の祖母と母は二代続けて同じ婦人科の病気にかかっていたのですが、時代の風潮もあるのかそれを私に話さなかったため、私も無関心なままでその方面の検診は長らく未受診でした。婦人科の病気=話しづらい=身近な体験談が乏しく我が事と感じづらい=検診に興味がわかない、という図式が出来上がっているのかもしれない、と感じます。
年中通してのサポート (もんちーた・埼玉県・パートナー有・34歳)
イギリス滞在中、年中よく目にしたのが、いじめ防止プログラム、若年妊娠中絶相談キャンペーンと「乳がん検診のPR」でした。やはり、肉食の国ですし、肉ばかり食べて野菜を食べない食生活は、基本的に「食べたいものを食べたいときに好きなだけ食べる生活」です。イギリスに限って言えば、結果的に患者が多いから、検診率が上がるのでは、という印象です。日本の3大成人病並みの意識があるのではないでしょうか。また、年中通してのサポートや啓発キャンペーンも大きいと思います。
5日目の円卓会議の議論は...
乳がん……今や他人事ではありません
みなさんからの乳がん検診受診率アップのためのアイディア、ありがとうございました。
「産婦人科などにがん検診の案内を置く(りの*2さん)」、「乳房自己触診検査のやり方を教える(りの*2さん、あんぱんちさん)」、「検診月に主治医から検診のお知らせを送ってもらう(Lindenさん)」など、すでに日本でも実施している医療機関もありますが、こうしたことがさらに一般的になっていくことも重要だと感じました。
そして、多くのみなさんは、やはり
最も重要なことは“啓発活動”
というお考えをお持ちのようです。なかなか効果が目に見えて表れにくい、実感しにくい地道な活動ではあるけれども、「乳がんは他人事ではない(あんぱんちさん)」と知ってもらうことが必要です。そのために、「著名な方に先頭に立って啓発活動を行ってもらう(りの*2さん)」ことや、イギリスのように「年中通してのサポートや啓発キャンペーン(もんちーたさん)」を行うことも有効な手段だと思います。
日本では、約20人に1人の女性が乳がんにかかると言われ、すでにかなり高い比率のように感じますが、アメリカの約8人に1人、オランダの約9人に1人(alexsaさん)という状況から比べると、まだ私たち日本人女性は乳がんに対して危機感を持っていないのかもしれません。アメリカでは、
「乳がんは女性の敵」
という考え方が染み付いています。しかし、
日本もこのままでは、欧米なみの比率になり社会問題化する
のも遠くはないように感じます。欧米では、乳がんにかかる人は増加していますが、死亡率は下がっています。しかし、日本は乳がんにかかる人も、乳がんでの死亡率も増加の一方です。
この違いはやはり検診受診率の差
です。
今回の円卓会議に参加していただいたみなさんにおかれましては、約75%の方が乳がん検診を受けたことがある、という素晴らしい状況を知ることができました。ぜひこの割合が日本全体レベルにまで引き上げあげられるよう、
次回の検診は、検診を受けたことない方とともに一緒に受けに行く、お勧めの検診機関があれば友人に紹介する、こうしたことをテーマにした円卓会議があったことを話題にしていただく、など
少しでも周囲の方への啓発活動にご協力いただければ
と思います。
早期発見・早期治療は、乳がんから身を守るための最も有効な方法
です。
ぜひ早めに今年の手帳に乳がん検診の予定も書き込んでください。
鈴木美香
医学博士・産婦人科医
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