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今週のテーマ
会議番号:2880
イクメン(育メン)、身近にいますか?
投票結果
47
53
201票
227票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2010年01月11日より
2010年01月15日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
小崎恭弘 神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
みなさんいろいろなご意見ありがとうございます。まだまだ始まったばかりの男性の子育て、そして流行の兆し……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
育メンも世界標準レベルに (もんちーた・埼玉県・パートナー有・34歳)
父親の育児は、男の子の教育に特に必要です。それが、今やっと、見直されてきているように思います。そういう意味で、育メンは、今後も定着するし、進化すると思います。スペイン語話者のフィアンセの母国では、日本人ほど世界的な仕事や所得がなくても、自ら手を尽くして子育てをしている頼もしいお父さんばかりでした。自分たちよりも仕事が楽だから、時間があるからできるのだろう、は言い訳にしかなりません。彼らは、わが子の二度と来ない大切な瞬間を逃すことの意味を知っているのです。
二つの意識改革 (あのぱ・埼玉県・パートナー有・49歳)
真のイクメンが増えるには、男性自身と社会(会社)での二つの意識改革が必要だと思います。�|棒�の当事者意識、「僕も育児を手伝うよ」(手伝うではなくて、それはお前の仕事だろ)�▲錙璽�ライフバランス思考の浸透、「女性は子どもができるとそちらに半分意識が行くから仕事で重用はできないなあ」(子どもの夕食のおかずを考えていた僕はダメ社員?)でも、この二つの意識は10年経っても変わらないでしょうね。10年経っても、育児を手伝う男性がちょっとは増える程度なのではないかと思います。
父子家庭にも援助は必要! (PrincessTomo・東京都・パートナー有・42歳)
どうやら日本は母子家庭だけを対象とした援助があるが……。主人の先輩は、育ち盛りの女の子2人を離婚後抱えてがんばっていらっしゃる。大変だ!大変だ!が口癖になってると主人から聞くと、「男女平等」だとか良い所取りしてるのは男性だけでなく女性もそうでないかと感じる。差別なく、父子家庭でもお父さんは家計のやりくりして頑張っていらっしゃるからこそ!援助は「単身家庭」として行って欲しいと思う。
もっと増えて欲しいです。 (ばじる・和歌山県・パートナー有・44歳)
知り合いの作業療法士さんが育休をとっています。3人目のお子さんですが、「ゆっくり育児を楽しんでみたい」「一番大変だけど可愛い時期を奥さんだけに独り占めさせるのはもったいない!」と思ったそうです。病院で、小さい子のリハビリも担当されている方なので、こどもさんとのつきあい方はとっても上手。やはり、実生活で(もちろん、わが子も含めて)どれくらい子どもと接する機会があるか?が、”イクメン”になれるかどうかの重要な要因になる気がします。
リアル・クレイマー・クレイマー (カタヤマ・新潟県・パートナー無・38歳)
イクメンといえば、我々シングルパパだと思うことが多いです。死別、離別によってひとり親となったシングルファザーたち。相当の覚悟で子育てしています。男は仕事が出来て当たり前。他、家事、育児、園、学校、地域活動を一人でこなします。そこには「覚悟以上のモノ」がありますが、苦労している分、子どもに対する愛情や責任感は大きいです。ただ、昨今の厳しい社会情勢でシングルパパは疲弊しています。なのでパパと子どもの笑顔のために父子家庭支援組織を作りました。それも覚悟ですね。
親であるという自覚 (歌バカ・北海道・パートナー有・44歳)
子どもを育てることということは、一緒に遊び、お風呂に入り、ご飯を食べさせるだけではありませんよね。ルールをしっかり教え、働く背中を見せ、大人になることに子どもがあこがれる、そういう対象となるのが「イクメン」の条件だと思います。友達親子が話題になっていますが、親子でも学校の先生でも職場の先輩でも、年上の人を「自分と対等」と勘違いするのは家庭での大人との関わり方に原因がある気がします。
希望も込めて (しましまあっこ・北海道・パートナー有・40歳)
約10年前長女の育児休暇を取った夫は、家事育児の大変さと楽しさを実感していました。現在も、自分の時間を割いて一緒に遊んでいます。子どもとの時間を幸せな時間と感じる感性を持った夫で良かった。そのように育てた義理の両親にも感謝しています。自然に任せて親子の愛着が湧いていく社会ではないので、意識して一緒の時間を持つことが、イクメンの条件だと思います。法の整備はその第一歩。人生のある時期、育児を優先する男性は増えると、希望も込めて信じています。
5日目の円卓会議の議論は...
イクメンのこれからは……
みなさんいろいろなご意見ありがとうございます。まだまだ始まったばかりの男性の子育て、そして流行の兆しの「イクメン」これらの将来はどうなるのでしょうか? あのぱさんが書いておられるように、「10年経っても、育児を手伝う男性がちょっとは増える程度」というのは、残念ながらあたっているかもしれませんねー。男性の育児休暇の取得率は平成11年が0.42であり、平成20年は1.23です。ほとんどこの10年で大きな変化は起きていません。「イクメン」がこれと全く一緒とは思いませんが、
男性の育児など社会の中で大きな変化を起こすことのむずかしさ
を表しています。
また、しましまあっこさんが書いておられるように「(イクメンが)ふえると信じています」という意見も、大切にしたいですね。これが実現するためには、いくつかの条件が必要です。
1. 社会の中で父親の育児に対する認識が深まり、その意義が認められる
2. 父親自身が育児やパートナーシップを、人生の中心にする覚悟を持つ
3. 子育てができる制度や企業の対応が適切になされる
これらが整う中で、初めて「イクメン」が正々堂々と増えていく
ことになるでしょう。残念ながら、現在の日本の状況がこのまま何も変わらなければ、増えることはやはり難しいと考えます。
「イクメン」身近にいますか? 今のところ残念ですが、Noの方が多くなっています。
父親が子育てにかかわることは、5人の人を幸せにします。子ども、母親、父親(自身)、企業、社会です
。この中で最大の幸せを得ることができるのは、実は父親です。残念ながら多くの父親は、子育てに積極的にかかわってはいません。特に子どもが小さい時はそれが顕著です。しかし子どもを育てた多くの親たちが、子育てをする中で人としての成長や家族の意義を大きく感じています。もっと強く言えば「人生の意味」に気付いています。父親をそのチャンスを逃しているといえます。もったいないです。
「イクメン」というと、なんだか言葉が先行してる感じを受けますが、言葉は社会を映す鏡です。「イクメン」という言葉の良しあしを判断するのではなく、
この言葉がなぜ、今、このタイミングで使われるようになってきたのか
を考えることが大切です。そこにはやはり、
子育て全体の閉塞感
が強くあると思います。また同時に
男性の生き方の限界
も同じように強く感じます。
この二つがこのタイミングでうまく出会い、それを表す言葉が必要になったのだと思います。それが「イクメン」です
。
男性がより人生の主体として生きていこうとする決意の表れ
が、この「イクメン」という言葉だと僕は思っています。単に子育てする父親だけではこの意味を語ることはできません。かっこいい父親とは、姿形のことではなく、自分自身の価値や思いを持ち、それを子どもに伝えようとする営みや姿勢がかっこいいのです。だからこれからもっと「イクメン」が増えることを切に望みます。それは父親だけでなく、家族や社会をより豊かにする大きな可能性につながるからです。
一週間お付き合いあいありがとうございます
小崎恭弘
神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
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