イー・ウーマン樋口卓治人に伝える工夫していますか?

>>> 旧リーダーズ／メンバーからの移行登録について

	働く人の円卓会議

	人から学ぶ、人と学ぶ表参道カレッジ

	国際女性ビジネス会議

佐々木かをりの
win-win対談

今週のテーマ

会議番号:2882

人に伝える工夫していますか?

投票結果

298票

86票

この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。

【開催期間】
2010年01月11日より
2010年01月15日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

樋口卓治　放送作家

CMの世界で“コミュニケーションノイズ”という言葉があります。自分が伝えたい事がノイズとして違う意味で……

議長コメントを全文読む

2日目までに届いている投稿から...

正直で誠実な気持ち (たま♪・三重県・パートナー有・42歳)

腹の立つときは言いたいことを伝えるのが特に難しいです。例えば、一緒に行く約束を破られた時、「約束を破ったこと」「前もって相談してくれなかったこと」など相手の行動や言動に対して腹が立っていることと同時に、「一緒に行くのを楽しみにしていたこと」「行けなくなって残念なこと」など自分の中の気持ちを伝えたいと思っています。前者を我慢すれば自分の気持ちが納まらないし、後者を言わなければ気持ちが伝わらないと思うから。

今年の目標 (ハイジュ・山形県・パートナー有・44歳)

娘9歳は、他人としゃべるのが苦手。アイサツしても小声なので聞こえず、「アイサツできない子」と思われます。「相手の耳に入って脳・心に届いて、初めて言ったことになるんだよ、今年1年かけて、そういうことができるように心がけよう」と話したところでした。スポーツで国内選抜の中学男子が、半年振りに会ったら、そこが大きく成長していて感激しました。「言う」と「伝える」は違いますね。

思いを伝える難しさ。 (sana5crescere・三重県・パートナー有・45歳)

自分の考えや思いを正確に相手または周りに伝えることは非常に難しいと、日々感じています。身近な夫や子どもたちにさえ、違って伝わることがしばしば起こります。言葉を選び、思いをのせて伝えているつもりが、いつの間にか違って受け止められることが往々にしてあるからです。阿吽の呼吸とかツーカーの仲というのは、簡単に得られません。社会の中で人と係わって生きていくなかで、たぶん満足のいく形は無いと思います。私にとって一生のテーマでもあります。

真意を伝える難しさ (パフィンドーナッツ・埼玉県・パートナー有・40歳)

自分の意図と相手の解釈がずれていることが多々あります。仕事でもプライベートでも言えることです。その度に伝える難しさを実感しています。的確な言葉の選択、伝えたい内容の確認をするようにしています。特に確認を大切にしています。どうしても、言葉の解釈は人により異なるので、確認が大切なのではないかと感じています。

自分の尺度で量らない (真打ち・栃木県・パートナー無・40歳)

鬱の家族への対応から学んだことだが、何かを伝えようとする時、仮に困難を極めたとしても「これだけ(自分が)話しているのに。」とは考えないようにしている。たとえ家族であっても、育った時代や環境が異なるといった "多々ある違い"を常に考慮して会話をしたい。普段から心掛けていると、他人との交流も円滑にいくようだ。

今の私にとって最大の課題です (TAKE_DC・栃木県・パートナー無・39歳)

仕事内容と共に上司＆仕事仲間も変わり約1年。それまでは資料やプレゼンで考えを伝えることに苦手意識はあまりなかったのですが、今はとても苦手意識を持っています。最悪の時期は普段の会話でも軽いパニックを起こすことがありました。自分なりにきっかけは分かっているつもりで、理解のある上司に話を聞いてもらえたことで気持ちも楽になり、最近ではパニックになることも減ってきました。先輩や同僚のやり方を参考にしたり、本を読んだり改善の努力も少しずつ始めています。

	伝えるむずかしさ (いんこいんこ・大阪府・パートナー有・47歳)
相談援助職ですが、コミュニケーションスキルの大切さを日々実感しています。自分の思いを伝える行為、案外難しいです。最近、コーチングの研修にも参加しましたが、プラスの言葉を使いこなして、より良い人間関係を作っていきたいです。

3日目の円卓会議の議論は...

伝えるテクニック

CMの世界で“コミュニケーションノイズ”という言葉があります。自分が伝えたい事がノイズとして違う意味で伝わってしまう。伝えたいがために大きな声で一生懸命伝えたのに相手には怒っているように伝わる。これがコミュニケーションノイズです。

自分本位では伝わらない……と言うことがわかってきます。そこで、それを防ぐにはテクニックが必要になります。楽に伝えるテクニックではなくちゃんと伝えるテクニックです。

その一つが　y=ax　と言うのがあります。
yが「相手に伝わる量」
aが「相手が自分にどれだけ興味を持っているかの値」
xが「伝えたい事」とします。
元々は養老孟司先生の大ベストセラー『バカの壁』に書いてあった事なんですが、これは「伝える」に使えると思い少しアレンジさせてもらいました。

要は、伝わる量は、伝えたい事×自分への興味で決まる。
よく、上司が部下を説教しながら「我ながらイイ事を言っているな～」と自分だけがジーンと感動している時があります。自分では相当イイ事を言ったのに部下にはさほど伝わっていない。それはズバリ、その上司に部下が興味がないから。逆に部下がめちゃめちゃ尊敬している上司がボソボソと一言言った事に、やたら感銘することがあります。大した事を言っていないのに勝手に興味の値が大きいから響く。

尊敬されていない上司が100イイ事を言っても興味の値が0なら伝わる量は0。尊敬されている上司が1しかイイ事を言っていないのに興味の値は100なら伝わる量は100。好きな女子から年賀状が来た時、普通の文章なのに「好きっ！」ってどこかに暗号で書いていないか、目を皿のようにして見る感じと一緒です。力説するより「相手の興味」が、「伝える」には必要なので。

落語も何百回も聞いた話なのに、オチも知っているのに面白く感じる。それは落語家に、自分に興味を持たせるテクニックがあるからです。

相手に伝える時、"a"「相手が自分にどれだけ興味を持っているかの値」の値をいかに大きくするかが「伝わる」ポイントなんです。チョットだけ自分を大きく見せる"a"を付け加えて伝える。お土産でみたらし団子を買って来た時、ただ「ハイ！」と渡すより、「これ君が喜ぶと思って買って来た、ハイ！」と付け加えて渡すと、きっとみたらし団子も少しだけ美味しくなるはず。

それれは本日、テクニックに関する質問は、「相手に謝る時、どんな事を意識しますか？」です。

樋口卓治
放送作家


	このジャンルの過去円卓会議をチェック
	このジャンルのトップページへ

	メロンリペア 15万箱　突破！抗酸化サプリメント

アクション
プランナー
時間が見える大人気の手帳

	イー・ウーマンに依頼する

	働く女性の調査

	マーケティングブランディングコンサルティング

	講演・研修のご依頼

	メディア掲載一覧

	取材のご依頼

	asahi.com 私のミカタ

	佐々木かをりのブログ

	佐々木かをりの Twitter

｜個人情報について｜利用規約｜各種お問い合わせ・お申し込み｜会社概要｜