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今週のテーマ
会議番号:2927
父親の育児休暇、必要だと思いますか?
投票結果
90
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この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2010年03月08日より
2010年03月12日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
小崎恭弘 神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
今日もたくさんのご意見ありがとうございます。全体ではほとんどの方がYESと答えてくださっています。心強�……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
お金と人手 (hiropi・神奈川県・パートナー有・36歳)
私が現在、第二子産休中です(4月出産予定)。夫は、結婚してから今まで料理担当で、私はほとんど食事を作りません(産休・育児休暇中も)。そんな夫も「育休は取れないなあ……」というスタンス。私が受け取る印象としては、第一に毎月の住宅ローンがある、第二に職場の人手が十分と言えない中で取得は難しい、ということのようです。要はお金と、職場の人手の問題かなと思います。ただ、出産支援休暇、とかいう数日間のお休みがあるので、その間は活躍していただきます!
「未知に対する恐怖」でしょう (ぱーと救急医・千葉県・パートナー有・36歳)
「育児休暇なんて取ったら、なんて言われるかわからない!」夫の言葉ですが、父親が休みを取らない理由はこれに尽きるでしょう。社会はあなたが思うほどあなたを頼っていないわよ、と口に出したら悪いと思うから言わないけど、そう思ってます。事実、救急医としてバリバリ最前線にいたときに一人目を出産したけど、済んでしまえばなんてことなかった。やってみれば、世界は変わらないと気がつくと思うんだけど、最初の一歩は怖いのだと思います。(ため息)
中小企業の場合は難しい (nch・神奈川県・パートナー有・48歳)
私の会社は従業員35名ほどの小さな会社です。子どもが二人いますが、出産時は大きな会社だったために育児休業はスンナリ取得、でも今の会社だったらそうは行きません。取得率が上がらない理由は、男女の区別以前に自分の代わりになる人がいるかいないかではないでしょうか。さらに私は技術職なので、育児休業中に派遣の方をお願いする事も難しい職種。大企業、中小企業など、置かれている立場や環境で休暇取得の状況が全く違うと思います。
必要な時に必要な人が取れる (genkinomoto・愛媛県・パートナー有・34歳)
母・父と区別せず、子どもを養育するのに必要な人が必要な時に取れる制度が望ましいと思います。家庭状況・仕事状況により、誰が働き・誰が家で養育するのがベストかは異なりますので。制度があるのに父親の育休取得率が上がらないとしたら、それを本当にに必要と考えている人が少ないから、取らなければならない状況に追い詰められていないからではないでしょうか? 私の場合、娘の顔を見て「育休を取ってこの子の世話をしたい、母乳で育てたい」と真剣に思い(本能?)、育休取得を決意しました。
ライフスタイルを選べる社会に (もんちーた・埼玉県・パートナー有・34歳)
私のフィアンセは外国人なので、あまり参考にならないかもしれませんが、私は、彼に育児休業を求めるつもりはありません。彼自身が、自分の仕事と家庭の両方を強く愛しているので、どちらも中断を求められないのが本音です。ただ、私自身が、出産・育児中でも続けられる仕事を確立するのが目標であり、どちらかが欠けても頑張れないので、彼も同じなのではないかと思っています。育児休業を取るも取らないも、いろんなライフスタイルを選べる社会になれば、と思います。
主人が5ヶ月取得しました (なぎまま・愛知県・パートナー有・36歳)
第2子出産のときに私は6ヶ月で職場復帰し、主人が7〜11ヶ月まで育休を取得しました。当時は家事が十分でない主人にイライラしましたが、「育児と家事で一日があっという間に過ぎてびっくりした」「(子どもに)○○はお父ちゃんが育てたからなぁ」など話すのを聞くと、取得してもらってよかったと思います。現在、4ヶ月の第3子がいますが、積極的に上の子を遊びに連れて行ってくれますし、赤ちゃんとの留守番も安心して任せられるので、私の子育ての負担は少ないです。
職場に穴を開ける不安 (りの*2・東京都・パートナー有・39歳)
「戻った時の居場所がないかもしれない」が、理由ではないでしょうか。まだまだ、「毎日出勤してナンボ」「どれだけ残業してナンボ」の職場が多いと思います。そこへ、数週間から、多い人では1年近く休むとなると、職場の情報に疎くなり、元のポジションに戻れないかも、という不安から取ろうという気になれないのでしょう。上司も、よんどころない事情でもないのに(←体調等に問題のない妻の出産はこういう扱いでしょう)、お前はやる気がないんだな、と匂わせるのだろうと私は思います。
母乳育児 (くみお・岡山県・パートナー有・40歳)
私は母乳で3人を育てたので、育児休業は必要でした。仮に夫が育児休業を取得していたとしたら、夫が人工乳を与える間、私は勤務の合間をぬって搾乳し捨ててしまうという状況になっていたことでしょう。父親の育児休業は、母乳で育てている場合には必要ないと私は思います。
3日目の円卓会議の議論は...
育児休暇が取れないいくつか理由
今日もたくさんのご意見ありがとうございます。全体ではほとんどの方がYESと答えてくださっています。心強い半面、そのような社会の中の思いとは反対に、
男性の育児休暇が進んでいないのが現実
です。
これにはいくつかの原因が考えられています。
1. 育児は女性の仕事という固定観念
これは社会的な要素だと言えます。
2. 男性が仕事を休みにくい職場風土
企業や働き方の問題です。
3. 男性の子育てや家事能力の不足
男性の育ちや夫婦間の問題です。
4. 経済的な課題
男女の賃金格差も含む問題です。
5. 制度に対する認識の不足
マスメディアや文化の在り方の問題です。
もちろんどれか一つだけの問題ではなく、これらがそれぞれに合わさって、
複合的な要因となり
、男性の育児休業が、積極的に取られないという結果に結びついているのだと考えられます。皆さんの様々なご意見も、これらの中に含まれていくように思います。
例えば「ぱーと救急医さん」のご主人の言葉「育児休暇なんて取ったら、なんて言われるかわからない!」なんかは象徴的に、1.2を包括しているように思います。社会や会社から色々な非難を浴びてしまうことを、男性は恐れてしまっていますね。「hiropiさん」の言うようにローンなどのお金の問題は、ダイレクトに生活に結びつくので、切実なことです。「取りたい」という思いだけでは取ることはできませんね。
その中でも
今回注目したいのは「経済的な課題」
です。皆さんは育児休業中にどれぐらいの所得の保証があるかご存知ですか? 僕の長男のときは(10年ほど前です)、給料の25%がもらえていました。しかし当時は社会保険の支払い免除もなくて、とても大変な思いをしました。現在は給与の50%が給付されますし、社会保障費も免除になるので、全体では約60%程度の保証が得られます。
しかし
所得全体では男性を100とした場合、女性の所得平均は60
になります。まだまだ男性が稼ぎ頭というのが現状です。その状況下では、男性が育児休業を取ると家計へのダメージが大きいということにつながってしまいます。この点の何とか改善していく方法が必要になってきます。一部の企業では、国の給付とは別に会社独自の給付制度を作ったりして、そのような不利益を改善し、男女ともに育児も子育てもしやすい取り組みをしています。このような制度が社会的に広がるようになればいいですね。
そのような中で、NPO法人ファザーリング・ジャパンが父親の育児休暇取得の向上を目指して、大変ユニークな取り組みを始めます。「
さんきゅーパパプロジェクト
」です。
育児休業取得する父親への月5万円の経済的な支援や、孤独なパパを防ぐネットワークや学びの場の提供、企業や社会への働きかけ等をトータルに行おうというプロジェクトです。社会の中においてもようやくこのような取り組みが出てきたこと、大歓迎ですね。
では今回は
「パパの育児休暇の間パパに何を感じてほしいですか?」
ということを、お聞きしたいと思います。僕は子育ての大変さと、人の優しさと自分の無力さを実感しました。
小崎恭弘
神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
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