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今週のテーマ
会議番号:2935
子ども手当、学校教育にまわしませんか?
投票結果
88
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456票
63票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2010年03月15日より
2010年03月19日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
陰山英男 立命館大学教授、立命館小学校副校長
金銭の支援よりマネージメントをという意見がありますが、私もそう思います。ただ、現実には、子育てのため……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
日常的なことさえ知らない (jersey・熊本県・パートナー有・33歳)
子どもの小学校、昨年度まであった学級通信や学年通信がなくなってしまいました。学校生活を知ることが困難です。親としては、子どもからの情報だけでは偏った見方になりがち、授業や活動の様子やクラスメイトのことなど、通信によって知ることが出来る内容が多かっただけに残念でなりません。先生が忙し過ぎてそこまで手が回らないようなのです。ホームページも開店休業状態。新しい図書が何冊入ったとか、運動会シーズンの熱中症対策とか、学校側からの積極的な情報発信も必要だと思います。
対話を避ける関係かも (hiromiwa・神奈川県・パートナー有・38歳)
我が子が通う小学校では、ふた月に一度、平日の午後一から参観日と懇談会があります。共働きの核家族が多く、親が参加できない、父親がノータッチ、懇談会参加はクラスの1/5に満たない等、家庭と学校が繋ぐ行事には、親が消極的な印象です。また1クラス35人を1人の先生がみているので、展覧会や発表会を観ると個人差が目立ち、サポートしてくれる先生がもう一人いたら、、とよく思うことがあります。また親からの意見、問い合わせは電話ではなく連絡帳でのやり取りなので違和感をおぼえます。
ショックです! (さくこ・パートナー無・38歳)
日本のパソコン環境がそんなに低いとは……知りませんでした。私はパソコンなら日本製の優秀な商品が大好きですし、現代の子ども達は、学校のサイトや個人のプロフを通してコミュニケーションをとる等使いこなしているイメージがあり、なんとなく、進んでいるものと思っていました。子どもは外で遊ぶのも大事、パソコンにへばりついては実体験を奪う機会にもなると思っていますが、最新の環境を体験させる事も重要だとも思います。
最終目的が見えていない (雪の小町・米国・パートナー有・40歳)
先日日本のある旅行会社から東京都が海外へ教員研修をするためにプログラムを作りたいという打診を受けました。東京都は教員に1年間MBAのクラスを取らせたいと言うのです。教員がMBAでファイナンスや財務を学ぶ意味はなんだ?と聞くと言葉に窮していました。結局は子ども手当にしろ何にしろ、最終的に何をAchieveしたいのか?という目的がはっきりしていないのだと思います。
現金援助で学校教育は向上する? (レスペクト・神奈川県・パートナー無・45歳)
陰山先生の質問、自分たちは学校のことはわかっているかについて、私は正直わかりません。しかし、子ども手当の充当という金銭的援助より、学校教育そのものをマネジメント的に見直す必要がある、と感じています。現金より、まず生徒、先生、親の教育への姿勢を変える必要があるのではないか、と思うのです。子どもへ平等に教育機会を与える上で課題が親と学校であるならば、子ども手当を現金以外のクーポンなど教育費以外には使えない仕組みを作った上で配布する、ということであればいかがでしょうか?
不信の理由 (happylime・東京都・パートナー有・38歳)
親が生活費に使う家庭が多いことはわかりました。私の場合、教師が公務員であることが、不信の主因。安定した地位に長く居座っている人は、保身の技術が身に付くのか、尊敬できる人がいない。学校での具体的な実体験がなくとも、どんな組織で人がどう育つかはわかるつもり。前提として教育制度改革は必須。もし教育機会の平等を唱えるなら、放課後も希望者には教育の機会(習い事やスポーツ、補講、進学対策等)を与える等、教育現場で相当のことをしなければ、機会を与えたとはいえないと思う。
4日目の円卓会議の議論は...
私のかつてない焦り
金銭の支援よりマネージメントをという意見がありますが、私もそう思います。ただ、現実には、子育てのために子ども手当はもう確実に始まります。同時に、日本の財政は、もう破綻間近の危機的状況にあります。先日、親しい財務省の方に会って話すことがあったのですが、かつての強気が消え、財政に対する深刻さを語っていました。
特にアジア各国と日本との大きな違いは、アジアの諸外国では教育に対して、いろいろな問題があっても、真剣に
教育を国家プロジェクトとして
とらえていて、
批判だけに終わらず、それがたくましい発展の原動力になっている
こと。
事実をデータで見ると、日本の子どものテレビの視聴時間は世界一、家庭での学習時間は世界最低、教育費はOECD各国で最低、唯一日本が世界水準に達しているのは教師の給与です。
その一方、教育内容が新しい指導要領で多少増えたとはいえ、30年前に比べれば、まだそこまで戻っていません。そもそも、教育課程を10年ごとにしか変えないというのんびりした国は日本だけです。
そうしたなか、
国内の相互批判の中から、正しい改革の流れは出てくるはずがない
というのが、私の思いです。他者への批判から自己の反省へ、理屈から実践へ。
私には、今の子ども手当は、相互不信の中から抜け出せずにいることから来る「対症療法」にしか見えないのです。今回の円卓会議のテーマは、私のシンガポールのショックの前に決まっていました。しかし、ここまでのコメントでの冷静さを失わせるほど日本の遅れは深刻で、
もう日本はアジアのトップグループに抜き去られたという感覚が、かつてない焦りにつながっている
のです。子ども手当を、教育援助金にするのは、「転換のシンボル」にしたいという思いなのです。
大阪の橋下知事が、よく言っているのですが、
このままでは、まもなく日本において、外国人上司のもとで日本の若者が非正規雇用者として働くという構造が現実化するのではないか、そう思います。みなさんは、こんな私の気持ち、理解してもらえるでしょうか。
陰山英男
立命館大学教授、立命館小学校副校長
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