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今週のテーマ会議番号:3026
夫が高収入なら、働くより専業主婦のほうがいい?
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3日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2010年07月05日より
2010年07月09日まで
円卓会議とは

田澤由利
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
田澤由利 ワイズスタッフ代表取締役
円卓会議議長一覧
昨日は、あなたの「働く」ことに対する考え方に影響を与えた出来事は何ですか? 人は誰ですか? という投げ……
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2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 結局は自己満足 (NNNNN・神奈川県・パートナー有・27歳)
入社1、2年目で仕事で行き詰ったとき、会社の先輩に相談した時、「仕事は結局は自己満が大事なんだよ」と言われました。当時は、なんて適当な答えなの!と思いましたが、入社5年目になった今、先輩の答えはすごく的を射ていたと思います。結局、自分が満足することができれば、何の仕事をしていても、満足した人生が送れるのだと思います。

yes 自分と子どもの病気 (歌バカ・北海道・パートナー有・45歳)
23年前に就職する時、定年まで働き続けられる制度の整った職場を選びました。子どもが生まれてもずっと働くつもりで。ですが2年ほど前、私、子どもと立て続けに病気になり、その時に仕事も育児も中途半端な状態が続いたのが原因で、どっちつかずの今の状態に疑問を持つようになってしまいました。働き続けるには自分はもちろん家族の健康が必須。退職後健康じゃなかったら、いつ楽しい時間を送れるんだろう。きっと、今充実感が得られていないのが後ろ向きの考えになっている原因だと思います。

yes 子どもが生まれて考えが変化 (栗原詩子・福岡県・パートナー無・37歳)
今の職種・勤め先ともに、自分にとって文字通り「最高!」と思える環境ですので、この仕事を辞めるオプションなど無いと思い込んでいましたが、長女が生まれ、育児休暇を半年いただいている間に、徐々に考えが変わりつつあります。私の場合、母の介護にかなりお金がかかるので、共働きを続けることそのものは、変わらないのですが、でも、この育児休暇終了後、娘を保育園に預けて働きにでるのが、ほんとうに辛く、その意味で、もしも夫が高収入ならば退職すると思います。

no 母です (ゆっころん・東京都・パートナー有・31歳)
専業主婦の母から自分自身で稼いだお金があることの素晴しさ、専業主婦の社会的地位の低さ、個として自分を認めてくれる(○○のお母さん・奥さんではなく)場所の貴重さを小さい頃から聞かされており、少なからずそれが自分の仕事観に大きな影響を与えていると思います。母の言っていた2点は、配偶者の収入の額に影響されない、妻が働くことの利点なのではないかと思います。雇用形態や仕事内容に関わらず、私はずっと働き続けたいと思っています。

no 奨学金 (おれんじ78・神奈川県・パートナー有・32歳)
高校・大学と有利・無利子含め複数の奨学金をもらいながら卒業しました。卒業して以来現在も返済中ですが、この返済は少なくとも自分の稼いだお金で返済したい。できれば、奨学金以上のメリットを社会に還元したい。働く理由・メリットはほかにも感じていますが、これが達成できないかぎり、家事育児との両立に悩みながらも私自身が仕事を続けなければいけないと思っています。

no 就職氷河期世代です (yonesuke・愛知県・パートナー有・32歳)
就職氷河期世代。母親はパート勤めをしていました。小さい頃から「女は結婚したら終わり。学問は必要ない」「結婚する相手によって女の幸せは決まる」などと母に言われてきました。一方で、学校の先生やメディアからは、女性の時代という情報が入る。これはきっと、母の言うことが間違っている。私は絶対に働き続けると小学生の頃から決意してました。自分の能力のなさ、就職氷河期に翻弄され、いわゆる「いい就職」はできていませんが、とにかく働き続けています。これからもそうです。

no 先達の女性たち (ninacco・北海道・パートナー有・35歳)
祖母(93歳)は高等小学校を出て女学校に憧れたけど行けず、それでも農家の女の子で小学校に行かせてくれただけでも自分の母を尊敬していました。その曾祖母は、字は書けなかったけれども国語の教科書は子ども達が毎年読むのを諳んじていて読み間違えると指摘されたぐらい教育熱心だったそうです。私が働きながら大学院を出たことに一番喜んだのも祖母でした。先達の女性たちが勝ち得てきた自由とか権利のようなものを考えるととても家でのんびりしていられないのが私の働く根本です。

no 仕事と意義ある人生 (ecrubeige・東京都・パートナー無・37歳)
初めて就職について考えた頃は、ちょっと上の先輩の世代で総合職で働く女性が出てきた時でした。映画のワーキングウーマンにも刺激を受け、高校卒業後の進路は国際関係の学校でした。仕事をすることは、常に人生の意義と結びついていました。その後就職とバイトを繰り返すのですが、いわゆるニートと呼ばれるものも、ある面では自分自身のこととして共感できます。まだ私は納得する形で自分の仕事をこの手に入れ、それと共に歩んでいません。現在もライフワークを形にと、努力と模索の毎日です。

no 周囲の女の子扱い (qyf07416・東京都・パートナー有・42歳)
母が専業主婦で、親戚などにも働く女性はなく、ロールモデルがなかった。中高が女子校で、世間の男女差別にさえ思い至らず、将来自分がどうしたいのか、どうなるのかの展望も持っていなかった。大学に入ってから、「女の子」扱いされることが多くなって違和感を抱くようになり、就職してからは女の子扱いされないように頑張っているうち、気がついたら、仕事を辞めるという選択肢は消えてしまっていた。

no 女系家族の影響 (concerto・東京都・パートナー無・47歳)
働くことや伴侶とのかかわり方は、身近な女性の生き方から影響を受けているようです。戦中戦後は当然だったでしょうが、夫を助けつつ、強く優しく逞しく生き抜け、愉快にそれを振り返っては思い出話を聞かせてくれた祖母。家業サポートと優雅な趣味を両立させつつ、娘の進歩や成長を殊の外喜んでくれた母。他方、夫に先立たれた後、富裕な生まれのプライドもあったのか、働かず周囲に助けられて生きた別の祖母など。幼い頃より長期間見聞きし、感覚や判断基準の深部に残っているようです。

no 両親や娘、働く女性達 (レスペクト・神奈川県・パートナー無・46歳)
私の父は何かにつけ、養ってやっていると母や子どもに言う人で、中学から専業主婦の立場にリスクと卑下感を持っていました。稼ぎがないということで女性の立場が下がるものなのか?と悔しい思いで速く仕事に付ける短大を選んだくらいです。米大留学やキャリアを積むことで企業の女性役員や増えてきたワーキングマザーの存在で浄化された、というか自分の働くことへの価値観が自己表現や自分以外の人への貢献と変わってきました。娘にも働くことで人に役立つ楽しさを味わってほしい、と思います。

no アウトプットへの報酬がほしい (ROSARY・東京都・パートナー有・49歳)
約3年ほど専業主婦状態だったことがあります。その時インプットばかりでアウトプットがない状態が辛かったし、たとえ趣味等でアウトプットを出しても、それに対する報酬がないとモチベーションをもって続けるのが難しいだろうなと感じました。何よりも自分の衣料品などを買いたいときに夫からお金をもらうというのが嫌でした。私自身は経済的に自立していないと、人間としても誰かに従属しているような気がします。今後、専業主婦になっても家事労働に対して報酬がほしいと思います。

no 夫の高収入が条件でしょうか? (crotchet・神奈川県・パートナー無・48歳)
ほんとうにやりたいことが何か?が条件なのではないでしょうか。もし、夫が高収入でも、自分のやりたいことが仕事の場にあるのなら、仕事を続けるでしょう。今、私は夫は高収入ではありませんが、仕事を辞めて、ボランティアや地域の活動をしています。それがしたかったからです。周りの仲間も、仕事をしていなくても、皆さん、専業主婦、とはちょっと違います。考えてみたら専業主婦って、どういう人のことを言うんでしょうね。
3日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「収入」「会社」「自分」「家族」「社会」何のために働くか。今一度考えてみましょう
昨日は、あなたの「働く」ことに対する考え方に影響を与えた出来事は何ですか? 人は誰ですか? という投げかけをさせていただきました。とても読みがいのある、素晴らしいメッセージをたくさんいただきました。

多くの方が、母や祖母、あるいは女性の先輩の働く姿や考え方、アドバイスに、少なからず影響を受けているように思います。また、働き始めた時の社会状況も重要のようですね。

私は「男女雇用機会均等法」の第一世代です。1985年に就職、女性の総合職はほとんどいない職場で、自分たちが立ち位置を切り開いていく立場でした。その一世代前、男女差別が当たり前の社会で働き抜いてきた女性たち(現在50歳代以上)に比べたら、法に保護され、かなり恵まれた状況だったと思います。

さらに、「バブル景気」。会社の業績など気にしたことはなく、毎年お給料が上がること、育児休暇がとれること、働き続けられることを、当たり前だと思っていました。それでも、結婚を機に退職していく同期の女性は少なくありませんでした。終身雇用と定額昇給で、夫の収入は確実に増えるので、無理をして働く必要は無かったのかもしれません。私自身は、夫の収入に関係なく「働きたい」という思いが強く、夫の転勤で会社を辞めても、子どもを産んでも、地方に行っても、「仕事」を求め続けました。「俺が稼いでいるのに、どうして働くのか?」と夫と言い合いになったこともありました。……おっと、長くなりそうです。詳しくは「第121回佐々木かをりのwin-win対談」をご覧ください。

私の感覚でしかありませんが、男女雇用機会均等法からバブル時代にかけて、働き始めた女性たち(40代)は、働く環境が整いはじめても、働き続けなくてはいけない状況ではなかったことから、結婚や子育てで退職した人も少なくなかったのではないでしょうか。また、qyf07416さんがおっしゃるように、母親が専業主婦世代でロールモデルが無かったことも影響しているかもしれません。一方で、それでも働き続けた女性は、「自分以外の人への貢献と変わってきた」というレスペクトさんのように、お金ではなく、生きがいや社会的意義を大切にしているように思います。

これに対し、バブル崩壊後、就職氷河期を経験した働く女性たち(30代)は、働くことにより真剣であり、より切実であり、「自分」や「家族」を大切にするために働き続けなくてはいけない、と考えている方が多い印象があります。「仕事は自己満足が大事」というNNNNNさんの先輩の言葉もの先輩の言葉もその現れなのかもしれません。またyonesukeさんやecrubeigeさんのように、メディアや総合職で働く先輩の影響も大きかったかもしれません。

そして、バブル崩壊から立ち直りかけた中のリーマン・ショック。リストラ、派遣切り、就職難などの雇用不安の中で、働いている女性たち(20代)は、未来に何を見て、何を思い、何を考えるのでしょうか。確実に言えることは、彼女たちも、その時代背景、そして、上の世代の女性の影響を受けているということです。

今、社会全体は「女性の労働力を活かす」方向に向かっています。もちろん「働き続けたい」という女性の思いもありますが、その「思い」が、経済的な理由であれば、社会状況によって、また変化する可能性があります。

また、仕事と育児の両立の大変さから「家族の健康が大切」と考えるようになった歌バカさんや、子どもが生まれて考えが変化した栗原詩子さんのように、それまでの価値観が変わることもあります。

国は今「少子化対策」で保育園を増やしていますが、経済が好転し夫の収入が安定したら「専業主婦」が増え、増やした施設が余るという事態だって、あり得るかもしれません。

さて、働くことへの意識がどこから来ているのか再確認したので、今一度、何のために働いているのか、考えてみましょう。

ここで、お願いがあります。「あなたは、何のために働いていますか?」という投げかけに対し、「収入」「会社」「自分」「家族」「社会」など、自分にとっての働く目的と思われる要素を挙げて、順位をつけてみていただけますか?

私の場合は、「会社」>「収入」>「家族」>「自分」>「社会」でしょうか。
一応社長ですので、まずは会社を経営していくこと。しっかり稼いで、家族を幸せにすること。もちろん、自分も幸せになりたい。そして、できれば「働きやすい社会」づくりに貢献したいと思いつつ、毎日必死に働いています。

田澤由利
ワイズスタッフ代表取締役
田澤由利


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