

実際は頼っていないけれど……(kanayann)
わたしは、今一人暮しをしてます。仕事は総合職で働いてるので、贅沢をしなければ生活に困ることもありません。だから、実際に親のお金に頼ってるわけではありません。しかし、先日自分のお金でマンションも購入しましたが、この思い切ったマンション購入は、はっきり言って、親をどこかで頼ってるからこそできたものと思ってます。わたしの実家は、かなり金持ちの部類に入ります。マンション購入をできたのも、歳の割に貯金がないのも、すべてどこかで親のお金を頼ってるからだと思います。できる限り頼らないようにしようとがんばってますが、精神的な支えがあるということのありがたみはつくづく感じますね。
お互い頼る存在がベストかな(ふう子・埼玉)
わたしの実家は田舎なので、隣組の集まりや法事など都会では考えられないようなイベントがあり、そのたびに手伝いに帰ります。最近では、祖母の家の草刈りや台所の仕事があり、母からアルバイト代を貰いました。「いいよ」とは言うのですが、「将来寝たきりになった時にでも返してくれ」と言って、渡してくれます。わたしもけっして裕福な稼ぎではないのでありがたくいただきます。親も娘だからいろいろ頼めるし、わたしも将来はどうしても面倒をみなければならないし、お互い必要な時、頼れる存在がベストなのかな……、と考えています。親だって子どもにお金に限らず頼ったり依存してることは、たくさんあると思います。
親に借りれば無利息、無期限(asmic777)
親とは離れて住んでいるので、自分では金銭的には自立していると思っていますが、大きなお金が必要な時には親に頼ってしまっているかも……。「出世払いで」なんて調子がいいことを言って、まだ返していないお金もあります。親に借りれば無利息、無期限ですからね。こういう考えを持っているのが「パラサイト・シングル」かも、と思ってしまいます。

子どもから学ぶこと(miwanami)
わたしの両親は「18歳になったら自活するのが当然」という考えだったので、高校卒業して大学に入り一人暮らしを始めてからは、奨学金・アルバイトで可能な限りは自分のお金でまかなっていました。就職してからは完全に独立しています。それが当然と思っていたのですが、親をあてにしきっている人や、そういうことをむしろ「お嬢様ぽい」とか家のステータスの証のように標榜している人がいて、カルチャーショックを受けたことがあります。わたしには今、1歳の子どもがいて、ただ泣くことしかできなかったか弱い赤ん坊が、はいはいし、立てるようになったり、自分で食べ物をつかんで食らいついたり、自分の要求を言葉にできるようになるのをみると、人間(というか動物)はだんだん独立できるようにできているものなんだな、と思い知らされます。人によって価値観はさまざまですし、親に頼っている人を非難するつもりはないのですが、成長して身体能力が自立するのと同じように、精神的にも社会的にも自立するのは、ごくごく自然な当たり前のことではないのでしょうか。
頼る気はありません(ひとかげ)
先日実母が、「今度満期になるので○○万円あなたにあげるからね」と言ってくれたのを、つい「いらないよ」と言ってしまい、ちょっと母は傷ついたようです。わたしとしては、母のお金なのだから自分で何か買ったりして使ってほしいのですが、子どもにあげたいと思うものなのかもしれませんね。母は弟夫婦と同居してるので、もし財産相続などがあっても、とくにわたしは欲しいと思いません。弟に任せているのですから全部渡してもいいかなあ、と思っています。反対に義理の両親とはいずれ同居をするつもりですが、将来財産相続を受けてもそれは夫のお金。そして義姉には権利分がきちんと渡されることを望みます。親のお金は親のお金。自分たちで使う分は自分たちで稼げばいいと思っています。
信じられない(miyaco)
裕福な家でもなかったし、18歳からは自立しろという親の方針もあり、大学の学費も下宿費も奨学金やアルバイトでほとんどをまかないました。結婚の時も一切援助なしです。両親の「収入が少ないから、できるだけ自分たちの老後のために保険や貯金にまわす」という意識に納得しています。逆に子どもを援助しつづける親の意識がよくわかりません(老後に経済的な不安がまったくないくらい裕福なら、援助する気持ちも理解できる気がしますけど)。
親を超えるのが子どもの役割(のりピー)
わたしの母は仕事、家事、育児がすべて嫌いで今までに一度も結婚せず、非常に裕福なわたしの父を愛人にもち、自分名義の自宅と生活費を毎月必要なだけもらい、住み込みのお手伝いさんに家事、育児をまかせ、毎日ショッピングに専念(?)していました。わたしは愛はあるがお金のない夫と22歳で結婚し、実家を遠く離れ17年になります。子どもは二人とも中学、高校に通い、わたしはフルタイムで仕事をしています。母がイヤラシイ手段で得たおカネなどまったく触れたくもありません。親が一生懸命稼いで、一生懸命貯めたお金を、大人になった子どもがあてにするのはかなりカッコ悪い行為だと思います。それとも使ってあげたほうが親も喜ぶ、とお思いならわたしは何も言いません。地球も太陽もアナタのためにあるのです……。
自分が一番アテになる生き方(ぴょんたさん・既婚・36歳)
わたしの周りには同居の独身者だけでなく、既婚者でも目先の金銭援助のみならず、親の土地や資産をいずれは……とアテにしている人も多いです。わたしは資産家の実家をもつ両親を反面教師にしているので、自分の手で稼いだお金や資格や経験を含む自己資産だけをもとに人生設計するようにしています。もちろん旦那とも、協力はあっても依存はしたくないです。幸い、同じような価値観の人と結婚したので、ウチは夫婦とも親のお金はアテにしていません。そうしているからこそ、親たちも子どもの家庭に必要以上に干渉もせず、お互いが好むライフスタイルを実現しているように思います。ホンモノの大人とは、自分が一番アテになるということが幸福の近道だと実感している人だと思うのです。そして老いるということは他人を頼る勇気をもつことだと思います。その勇気は精神的に自立した人だけが獲得できるのではないでしょうか。いずれわたしも老人になるし、自分の親にもそういう老人であってほしいと思ってます。
親子でもおんぶに抱っこではない関係を(おしゃまなうさぎ・未婚・25歳)
去年実家にいた時は、家に月々お金をいれていたものの、それは微々たるもので、結局はパラサイトだとずっと感じて心苦しかったものです。友だちが上手にやりくりをしながら一人暮らしをしているのをみて、「やっぱり自立しなきゃ! 」と思い、転職も重なって、一人暮らしをはじめました。金銭的には苦しいけれど、やっと自分だけの力で暮らしているのだという充実感と一人の個人として自分の責任のもと、自由を得た満足感があります。今までのことをとても親に感謝できるようになったし、いくら親子でもおんぶに抱っこではない関係を今から築くことができるのは、これからの将来結婚するかしないかにかかわらず、いいことだと思います。

パラサイトを楽しんだらいい(のばら・広島・未婚・28歳)
パラサイトできる環境である人は、大いに謳歌したらいいと思う。パラサイトを自立していないと批判する人たちは、内心やっかんでおられるのでは?誰でもまったく一人では生きていけないのだし、一人でなんでもやれていると思っていても、実はお世話になっていることもあるし。一緒に住んで経済的に持ちつ、持たれつであっても家事を家族で協力してやって、精神的に親も子も自立していればそれでよいのでは?
お隣さん(Sydney・シドニー)
こちらに来て、たくさんの韓国の人たちとお友だちになりましたが、韓国は日本よりも家族の絆がとても強いように感じます。親は子どもが30歳、40歳になっても、家や車を買い与えるようです。その分、老後の面倒は子どもにしっかり見てもらうと言っていましたが……。移民してカナダに住んでいても、新車のお金は韓国から送金されていると聞いて、カナダ人との違いにびっくりしました。対照的にカナダ人は、成人すると家を出ることが多いそうです。同居している人のほうが珍しいですよ。金銭的にも独立している人のほうが多いです。
後悔しないように……(mopet)
わたしはできるだけ親の最期を自分で看取りたいと思っています。うちの両親は、気丈な人で今から老人ホームや海外のリゾートなどを自分たちで物色しています。介護が必要になる時になって子どもに頼るなんて思ってないから、今から自分たちでお墓のことや葬式のことなんかも大真面目で仕切っています。でもここ数年両親と同居してわかったのですが、それはわたしに対する「親の愛情」であり、心配や精神的な負担をかけまいとする、まさに「優しさ」なんだと理解しています。親の介護をする段になったら自分がどう対処できるか、正直今は自信ありません。でも後悔しないように、自分なりに精一杯親のためにしたいと思っています。意図的ではないかも知れないけれど、今から「老後は頼んだよ! 」と口が裂けても言わない頑固な親ですが、正直なところ精神的な圧迫から解放してくれる両親の子どもに生まれたことに感謝しています。
金銭的にも精神的にも親を援助できるくらいの力を持ちたい(たみたみ)
姉が遠くに住んでいるにもかかわらず必要な時は母を呼びだすのに、旦那の態度が「金は出せ、口は出すな」的なので、怒って帰ってくることが度々でした。しばらくして母が再婚し、姉と遠く離れて住むようになったのですが、それでも呼びつけられていることがあります。姉の大変さ、孫の可愛さで行ってしまう母ですが、やっぱり帰ると怒っているようです。それを目の当たりにすると同じことだけはすまいと思います。これをパラサイトというのかはわかりませんが、金銭的にも精神的にも親を援助できるくらいの力を持ちたいなと思う今日この頃です。

企業・官公庁がewomanリーダーズの声を求めています。一人ひとりの声をカタチにして、企業・官公庁に伝える。それがイー・ウーマンとewomanリーダーズの活動です。ぜひ登録を!
詳細と登録

現在進行中のテーマはこれ! 今すぐご参加を!