お歳暮にこだわらないあいさつ

こんにちは。今週はお歳暮について1週間考えていきたいと思います。さっそく投稿をありがとうございました。今のところ、Yes12票、No72票と、圧倒的に「お歳暮は贈らない」という方たちが多いようですね。お歳暮に関する調査で実績のあるAGFの「2002年主婦のお歳暮意識調査」ではまったく反対の結果が出ていて、イー・ウーマンのみなさんの意識の違いを大変興味深く見ています。

AGFの調査は、東京及び大阪に居住する60歳未満の主婦を対象に行われたものですが、なんと30・40代の98.9%が「贈る予定」と答えているのです。この調査は20年前の1983年から行われていて、調査開始当初では80％だった贈答意向が、86年以降90％台をキープ、とくに昨年2001年には96.3%と最高になっていて、お歳暮が年中行事として定着したと分析しています。わたしは、年々若い層を中心にお歳暮の習慣は衰えているのだと思っていましたから、この調査結果を見て非常に驚きました。ですから、イー・ウーマンのみなさんの反応に内心ほっとしています（笑）。

わたし自身は、以前は仕事でお世話になった方を中心に、盆暮れのご挨拶をしていましたが、数年前にやめました。主な理由としては、（1）年2回の贈り物は経済的にも物理的（選ぶ手間や時間）にも負担に感じた。（2）人間関係はその時々で変わっていくのに、一度贈り出すとずっと続けなければならない気がして、儀礼的な感じがした。（3）ギフト売り場に並んでいる商品に気にいったものがなく、「お歳暮」自体におしゃれ感がないのがいやだった……というところでしょうか。

贈るのをやめて以降は、その年にとくにお世話になった方に、お歳暮よりもう少し金額を出して、その方に似合いそうなギフトを一つ一つ選び、クリスマスプレゼントのラッピングに（宗教的な意味はないのですが）メッセージ付きで贈ることにしています。イー・ウーマンのみなさんは、お歳暮に対してどのような考えをお持ちなのでしょうか。贈っている方は、どんな相手に、いくらくらいの予算で、何件くらい贈るのか、贈らないという方は、なぜ贈らないのか、そしてその代わりに何か別な手段で、お世話になった気持ちを表現しているのかといったことを具体的にお聞かせください。