
お小遣い帳をつけさせている
(mamarin)
現在10歳の長男には週100円、8歳の長女には週50円のお小遣いを、主人から毎週決まった日に渡してもらっています。その日までのお小遣い帳をつけておいて、見せてから「お小遣いください」「ありがとう」をきちんと言うようにさせています。長女はほとんど何も使わず貯まりっぱなしですが、長男はいろいろ使っているようです。
子どもたちがお友だちの家で電話を借りることを禁じていますが、使った場合には10円をお小遣いからその家のお母さんに支払うようにと決めています。厳しくしているつもりでもお金の教育は難しいです。自分もそれほど厳しくお金の管理をしていませんし、子どもたちにも時々何かを買ってあげてしまうこともあるので、混乱しているかもしれません。ただ、主な稼ぎ主であるお父さんからお小遣いをあげるのは、今後も続けていこうと思っています。
お金の教育は重要
(capital-one・埼玉・31歳)
お金の教育というのは大変に重要です。先進国となりながら一番お金の教育が遅れているのが、日本ではないでしょうか。未成年では財(金)の学習が、成人では金融の教育が是が非でも必要だと思います。
たとえば、最近よく言われる不良債権という言葉を理解していない人が多いのではないでしょうか。無条件に悪いというのは簡単ですが、中にはどうにもならない仕方ないものもあります。極端に言えば、個人的に貸したお金を決めた期限で返さなくても不良債権です。国債云々の執筆をよく見かけますが、的を得た意見がないというのも現実です。
みなさんはお金であるお札に書かれた文字の理由を考えたことあるでしょうか。日本であれば「日本銀行券」、北米では「Federal Reserve Note」です。ちゃんと根拠があるのです。こういったことを教える必要があります。
一カ月の小遣いを渡してやり繰りさせている(nanachann・既婚)
一カ月の小遣いを渡して、その中でやり繰りをさせています。衣料(下着類も含む)分も年間で渡し、その中で考えてやり繰りをさせようかな、と検討中です。子どもは高校生、中学生です。
段階的にお金の教育をしていきたい(MANAMI・東京・既婚・39歳)
5歳の息子がいます。今はまだ、機会を見つけて「お金は大切に使うべきものであること」「一生懸命働いて手にできるものであること」を教えている程度です。でも、中学生くらいまでには、お小遣いの管理をきちんとできるようにさせたいですし、高校生くらいになったら金利についても理解させたいと思っています。
うまく使えば、いろいろなことを楽しみ、生活を豊かにする手段となりますが、一歩間違えば身の破滅の原因ともなるものですから、きちんと教えていきたいと思っています。
限りあるお金の使い方を考えさせる訓練を(ありる)
子どもが4歳になったばかりのころのことです。「お買い物ごっこしたよ!」と言って、かばんから取り出した紙に書いてあったのは、「やさい」「くだもの」「えほん」「おもちゃ」そして……なんと「セ●ンカード」! 「お金は?」と聞いたら、「お金がなくても、これでお買い物できるんだよ」と。正直、怖くなりました。
まだ子どもだからと言わず、しっかり教育していかなければこれはえらいことになる、と。今はまだ「お金(と食べ物)はおもちゃにするな!」と言い聞かせること、それと月一回お買い物時に30円を持たせ、「どう使うか自分で考えなさい」ということをしている(4歳なりに、使ったり、ためたり、いろいろ考えていますね)程度ですが、小学校に入ったら完全に月ぎめお小遣い制にして、限りあるお金の使い方を考えさせる訓練を、と思っています。
お手伝いポイント票をつくった(binko)
子どもが小学校の時、ミニ四駆がはやりました。パーツを集めたり、ミニ四駆を走らせたりするのはいいのですが、そのパーツの値段が子どものお小遣いでは買えない値段でした。これに付き合っては、お金がいくらあっても間に合わないと思い、お手伝いポイント票をつくり、10ポイント300円で働いた分だけお金をあげることにしていきました。
初めはせっせと頑張っていきましたが、次第に頑張らなくなり、パーツも欲しがらなくなっていきました。その後、はやりには飛びつかなくなり、今は高校3年生になりました。あの当時、ミニ四駆の後カード集めもはやったが、うちの子は一つも欲しがらなかったので、どうしてか聞いたところ、メーカーに踊らされるのがアホらしくなったとのこと。
働かなければ多くのお金がもらえない制度にしてよかったと思うこのごろ。親に言われなくても子ども自ら悟った形になりました。今は、そのお手伝いポイント票は自然消滅しました。でも、お小遣い帳の記入の管理はわたしがやっています。
家の経済状況を知ることも大切(purpleroseshiz)
わたしはまだ学生で子どもの立場ですが、投稿します。小学生のときから、うちの家計事情を母親のぐちやぼやきを通して知り、うちの経済状況、母親のやりくり術を学び、経済観念をしっかり身につけました。
子どもは親の年収、家計などを知らなくてもいいという意見もありますが、子どもはいつか大人になっていくし、経済的に自立する前にお小遣いとかで、子どもはお金と接し始めるのです。そのためにも、子どもに経済観念を早めに身につけさせたほうがいいと思います。
今の世の中、二十歳を越えても学生という身分の人が増えていると思います。いつまでも、親のお金が降ってわいてくると思い、お金に対し無頓着な同世代の若者が多いような気がします。
欲しいものを自分のお小遣いで買わせる(コアントロー)
小学校2年生の娘に、毎月お小遣いを渡しています。彼女は欲しくてたまらない「ゲーム機」を自分で買うため、お小遣いをためています。
お小遣いを渡し始めたのは、小学校1年生のときからで、当時は何に使っていいのかもわからず、漠然とためていたようです。2年生になり、お金を使ってみたくなったようで、ガチャポンや欲しい漫画本などを買っていました。
最近ゲーム機が欲しくなったようですが、わたしはあまり与えたくありませんでした。それで「自分のお小遣いで買うのならOK」と言いました。すでに6,000円ほど貯めているようです。時々机の上に小銭をばらまいて、必死に数えています。本当に欲しいものを、自分のお小遣いでためて買えば、お金の価値もわかるし、買ったものも大切にすると思います。
子どもの前で給与袋を開封して仕分けている(aim↑)
月単位のお小遣いはまだ早い年(6歳)かなと思い、買い物に行った時、お菓子をせがまれる前に「これで買えるものを」と200円くらいを渡して、レジに並ばせています。
また給料日には「一カ月お仕事頑張りましたねってくれるのよ」と子どもの前で給与袋を開封して分けています。5歳の時は「うわあ、いっぱい!」と言っていましたが、今は「これはおうちのお金、これはスーパーで買う分……」と用途と限りがあることを理解しているようです。年齢に応じて教育していけたらと思っています。
小遣いの内訳を明確に決定している(annkoro・神奈川・既婚・42歳)
お金の教育は、子どもの自立心を育てるのに有効だと思います。うちでは小遣いの金額は何にいくら必要なのかを明確にして決定しています。
たとえば、高校生には、(散髪1,800円+学食昼食代500円×日数分+本代+アルファ)といった具合です。お年玉やおじいちゃんおばあちゃんからもらうお小遣いは、基本的に子どもたちに管理は任せています。貯金をするという子、すぐに使ってしまう子。友人のところでは、おじいちゃんおばあちゃんからもらったお金は10%を貯めておいて、誕生日や何かお祝いの時に子どもたちからプレゼントを用意するそうです。
ところで、大学生の子どもに対してどのようにするのがいいのかは少し迷っています。18歳にもなって学費も交通費も食費も小遣いも、何もかも親に頼っているようでは心配な気がします。せめて小遣いは自分で工面するように子どもには伝え、アルバイトなどをしてやりくりしているようですが……。小遣いって何歳まで? 独り立ちできるまで? 親が与えるものなんですかね……。