

「だから女性は…」と言われないように(sachiyo・奈良県・未婚・33歳)
やはりいくら自分自身がキャリアアップのためにがんばったとしても、これまで周囲の期待を裏切ってきた女性たちがいることで、日本の社会はいつまでたっても男尊女卑の悪しき習慣から脱却できず成熟できないでいるのです。男性社会をいつまでも牛耳る男性諸氏や組織があるのはわかりますが、「だから女性は…」と、こぼされる場面が必ずあったのだと思います。自覚と自立心、責任感をもった女性が、社会が認める環境を早く作りたいものです。
日常生活でも前例を取り上げられて(pomoka・大阪・既婚・47歳)
最近は減ってるかと思いますが、わたしどもの頃は「どうせ腰掛けでしょ」といわれて、話にならないことが多かったです。それから、マンションのローンを銀行に借りにいったら、「子どもさんができたら、女性は仕事できないでしょう」と決め付けられてびっくりです…。

前例あったほうが仕事がしやすい場合も(りょりょこ・相模原市・既婚・38歳)
わたしは、内装会社の技術系として初めてその会社に入ったので、良くも悪くも前例がありませんでした。そのためわたしを含め同期の1〜2年下の女性技術者は、自分がどこまで現場に入っていって良いのかわからず、うろうろしました。悪くてもいいから前例、欲しかったですね。まあ、やりすぎて体を壊した後輩や、まったく現場に行かず顰蹙を買っていた同期、大工さんの言いなりになっていたわたしなどが今、悪しき前例になっているのでしょうか。

他人のせいにせず、自分の考えで(bergamot・未婚・27歳)
嫌味を言われても褒められても、自分の基準に置き換えて冷静に考えるようにしています。自分が男だったら回避できたか?とか、過大評価されてないか?とか。一つの意見として拝聴させて頂く。他人の責任にしたって進歩しないもの。それより自分が後輩の悪しき前例にならないようにしなくっちゃ。
トラウマで後輩に同じようなことを…(sherry・横浜・未婚・29歳)
入社してから間もなくの職場は、新卒で何もわからない状態のわたしが先輩にいろいろ尋ねても、教えてくれるどころか、無視されて、ずいぶんつらかった。現在、わたしはできる限り、後輩達にはわかりやすく丁寧に指示をしているつもりですが、無意識のうちに先輩のやり方を踏襲し、ある局面では多くを語らない自分がいたりします。それが時々ジレンマとなり、親切によく気付いて後輩に指示する同僚を見ると、うらやましく思います。
良い前例にふりまわされることも(laila・既婚・30歳)
わたしは工学部出身で、開学以来女性で2番目にその学科に入った者です。たった一人の女性の先輩は、成績優秀で人望も厚く「良すぎる前例」でした。だから自分が「悪しき前例第一号」にならぬよう、常に努力しなければならない、また、「成績行動ともに優秀な女性」を演じつづけなければならず、気が抜けませんでした。スピンクス先生は工学部で教鞭をとられていらっしゃるとのことですが、先生の学校では、女性はどのように見られていますか?
悪しき前例、わたし?(yucco)
前例は、わたしそのものかもしれません。すねてしまう性分がいけないとは知っていますが、大人になれない自分がもどかしいです。すらすらと仕事もでき、周りにも気配りができる同僚たちを横目に、いつまでもくすぶっています。
お手本などない。新たな道をつくろう(TENKO・大阪府・39歳)
前例にこだわっているのは、OJISAN上司だけでなく自分自身かも…と考えるようになってから、違う方向から説明をするように切り替えました。100%のお手本なんてどこにもありませんし、今はBESTと思っても、1年後には 悪しき前例に変わっているかもしれません。新しい道をいつも考えなければ…ね。エネルギー要るけど。

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