

セクハラ注意報(polly)
近年、セクハラという言葉はあまり耳にしていなかったのですが、最近会社で「忘年会シーズンに向けてセクハラに注意」というちょっと笑える回覧を見て、ああ、これは無くならない問題だなと思ったものです。
悪気がないセクハラが一番やっかい(ジョゼフィーヌ)
身近で感じることはさすがに少なくなったけれど、何気ない会話の端々に、根深い「セクハラ意識」を感じることは未だに多いです。セクハラという言葉が一般的になって、あからさまな女性蔑視ができなくなっただけで、幼い頃から、社会に刷り込まれてきた意識や価値観は、そう簡単には変わらないというのが実感です。たとえば、「女は若いほどいい」とかいうのが、その最たるものかな? 男性だけでなく、女性たち自身もそういう価値観を内面化してしまっているし。悪意のあるセクハラは論外だけど、言っている本人たちにはまったく悪気がないセクハラ、これが一番やっかいなのでは? もっと日本の文化が成熟して、そういう価値観が過去のものとならない限り、セクハラは無くならない。
どこからがセクハラ?あいまいな場合多し(taz)
たしかに、日本では流行っていたような言葉。でも、きっとどこからがセクハラなのか、とってもあいまいな場合が多いので、それを口にするのが大変なんだと思います。場合によってはその人の勘違いということもあるし。でも、アメリカでは未だに大きな問題です。この前は、同僚の男の人に肩をたたかれたとか、「もっと女らしくしたほうがいい」と言われたとかで、問題になっていました。これも結構やりすぎかなぁとは思うけど。
誰にされるかによって反応は違う!?(いまいくん・埼玉・既婚・38歳)
セクハラに対する対応の難しさは、本来「何をされたか」が問題となるべきはずなのに、「誰にされたか」が問題になるケースがあることだと思う。つまり、相手があこがれの木村君(仮名)だったら、朝、ポンと肩をたたかれて「おはよう」って言われたら、その日「いいことありそう」なんて思っても、それがオヤジの課長だったら……。そこらへんに、解決を難しくしている一番の原因があるのでは?
子どもの人数に対するセクハラ(ななこ)
つい先日子ども連れでいたわたしに「兄弟は?」「一人っ子なんです」と答えると、子どもに向かって「一人じゃ寂しくない? お母さんに、弟か妹が欲しいって言ったら」と、ある人から言われました。その方は女性なんですが、これってセクハラだなとわたし的には思いました。まぁ、わたしは何を言われようと構わないんですが、子どもに対しては、ちょっと許せないものがありました。
相手の人格や、感情を思う想像力の欠如が問題(くうき・北海道・既婚・38歳)
セクハラは、性のダブルスタンダードから生まれているけど、本当の問題は、相手の人格や、感情を思う想像力の欠如。それは男性のみの性質ではないのだから、全世界で差別を無くすに等しいほど難しいと思う。
女性に向いてる仕事は女性差別?(JASMINE・東京・未婚・30代)
ヘンなこと言ったりしたりの、いわゆる「セクハラ」とは違いますが、仕事上の女性差別ならいくらでもありますよ。「雑用も大事な仕事なんだよ」と言いくるめられて、業務外のお茶汲み、コピー取り、電話取次ぎをさせられてる女性はいっぱいいますから。あ、でもそれを女性に向いてる仕事、と勘違いしている(一部の)女性側にも問題ありますけどね。
日本って、なぁなぁで押し切ってしまう(ururu)
本当は、田嶋陽子さんみたいにいちいち指摘しないとこういう問題は解決しない。日本って、なぁなぁで押し切ってしまうから。でも、そういうことするやつって、しょせんその程度のレベルの奴が多いんですよね。わたしは、最初の職場で胸を触られ、むりやり飲み代がチャラになったというのがあるんだけど、触ったやつはやっぱ出世できてなかったもん。本当にできる人、いい人はそういうこと絶対しないものです。

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