

わたしのセクハラ防止策(tutty・東京・既婚・30歳)
セクハラには多分に主観的な要素が含まれているので、世の中に男と女のいる限り、完全になくなることはないと思います。もっと厳しい罰則を用意すれば、多少は減るのではないかとも思いますが、怖くて社内恋愛もできなくなるかも……。セクハラ防止には、最初にきっぱり嫌だという態度をとれば、意外とその後は大丈夫かも。その際はキツイ言葉ではなく「そんなこと言う人じゃないと思っていたのに、残念です」と悲しそうに言うと、かなり効果があります。
枝葉末節な話ばかりだから一時的な現象になる(てつ・東京・既婚・31歳)
昔、会社が、男性社員向けにセクハラ防止講座をやってましたけれど、部署の女性を「うちの女のコ」と呼んではいけないとか、服装を見て「今日はデート??」って聞いてはいけないとか、そんな枝葉末節な話ばかり取り上げていて、くだらないなっていう感想を持ちました。こういうやり方をしてるから、一時的な現象みたいになっちゃうんだろうなーって思います。
最初に言われた言葉「彼氏いるの?」(シアン)
20歳で最初に就職した会社の出社一日目に、部長から初めて声をかけられたのがこの一言でした。きっとセクハラなんでしょうね。でも、こういう風にしか若い女性と話もできないおじさんが多いんです。さすがにびっくりしたけど、「いますよ〜」って素直に答えておきました。H話やヌードカレンダー系もあまり気にならないし、話に参加することも度々。そんなわたしが毎日のように気になるのが、ニュースやワイドショー。何か事件があると、男性は55歳の会社員、または男性というくくりなのに、女性は「主婦」というのが加わりますよね。仕事を持っていても主婦と言ったりする時もあって、主婦の定義ってわかりませんけど、何で「48歳の女性」ではいけないんでしょうかね?どうも腑に落ちないです。
女から女へのセクハラ(ふらんそわ〜ず)
女から女へのセクハラって多いと思います。わたしは不妊で長い間苦しんでいたのですが、「子どもを生んでこそ女として一人前」みたいな発言は、女性にこそ多かったです。相手に対する思いやりや想像力が欠如している人が、セクハラにつながるのだと思います。
悪気がないセクハラが一番やっかい(ジョゼフィーヌ)
身近で感じることはさすがに少なくなったけれど、何気ない会話の端々に、根深い「セクハラ意識」を感じることは未だに多いです。セクハラという言葉が一般的になって、あからさまな女性蔑視ができなくなっただけで、幼い頃から、社会に刷り込まれてきた意識や価値観は、そう簡単には変わらないというのが実感です。たとえば、「女は若いほどいい」とかいうのが、その最たるものかな?男性だけでなく、女性たち自身もそういう価値観を内面化してしまっているし。悪意のあるセクハラは論外だけど、言っている本人たちにはまったく悪気がないセクハラ、これが一番やっかいなのでは?もっと日本の文化が成熟して、そういう価値観が過去のものとならない限り、セクハラは無くならない。
誰にされるかによって反応は違う!?(いまいくん・埼玉・既婚・38歳)
セクハラに対する対応の難しさは、本来「何をされたか」が問題となるべきはずなのに、「誰にされたか」が問題になるケースがあることだと思う。つまり、相手があこがれの木村君(仮名)だったら、朝、ポンと肩をたたかれて「おはよう」って言われたら、その日「いいことありそう」なんて思っても、それがオヤジの課長だったら……。そこらへんに、解決を難しくしている一番の原因があるのでは?
程度の問題……(フレーバーママ)
「ちょっとおねえちゃん」という言葉までセクハラ?多分、本当に許せないようなセクハラは、ここには書かれないでしょうね。土建会社の営業先も呼んだ宴会で、ストリップまがいのことをされることなど。
言葉のセクハラやめて!(イクラ・東京・未婚・39歳)
仕事柄、周りはほとんどが男性で、何か行動に出られたことはないけど、やはり言葉でありますね。でも、それって普段から意思疎通があれば気にならないし、相手も言わないと思うんですよ。コミュニケーションがないのに、無理に話を弾ませようとして、お手軽な話題として話しかけるオジサマが多くて、もう最低! 事務所に二人きりの時なんて、言語道断です。こっちは仕事が絡むから、気まずくならないように気を使って我慢してるのに……。相手のことを考えれば、その手の話が相応しくないのがわかるはずなんですけどね。
相手の人格や、感情を思う想像力の欠如が問題(くうき・北海道・既婚・38歳)
セクハラは、性のダブルスタンダードから生まれているけど、本当の問題は、相手の人格や、感情を思う想像力の欠如。それは男性のみの性質ではないのだから、全世界で差別を無くすに等しいほど難しいと思う。

美しく賢く生きたいけれど(ほね・神奈川・既婚・41歳)
恵まれた職場にいるせいか、近年はあまり被害に遭いません。年のせいか! ?やられても、言われても、すぐに反論・反撃する、人にもがんがん言いふらす、行政の相談室にだって行くぞ! そういうことをわたしはやるぞ! というバリアを作っているのかもしれません。反面、いじわる〜に、人相悪〜くなっているのかもしれませんが、自分を守ることとのトレードオフなのかも。美しく賢く生きたいけれど。

異常に気を使っている男性もいる(れいな)
最近、セクハラや痴漢に、周囲の男の人が異常に気を使っているように感じます。たとえば、ある友人なんかは「痴漢の濡れ衣着せられたらたまらないから」と言って、つり革に両手を添えるか、本を読んだりしています。上司も「ついでに僕にもお願い」と、コーヒーを頼むことも少なくなりました。ここまでくると、なんか男の人が少しかわいそうに感じます。「コーヒーぐらい入れてあげますよ」と言ってあげたいぐらいです。
これってセクハラ?(saji・30歳)
男性からの言葉や行動に対して、自分自身が「それってセクハラ」と思うことは少なくなりました。この年齢になって、慣れたというのもあるでしょうが(笑)。最近は、自分が後輩の男性社員などに対して「オトコのくせに」などと思うことがあり、これは言葉にしてしまったらセクハラになるのかなと考えてしまいます。気をつけないと、自分がセクハラをする側に回ることだってあるかもしれません。

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