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サーベイ

2003/3/3(月) - 2003/3/7(金)
3日め

テーマ社内に女性推進の制度ありますか?

今日のポイント

整備された制度、しかし周りの目がそれを制限していませんか?

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凡例
キャスター
尾花紀子
尾花紀子 日本IBM

2日目の投稿コメントはどれもずっしりと重く、いろいろな経験をしてきたわたしは過ぎ去った日々をあれこれ思い出していました。

「上司の頭の中まで整備されていない」というぐーすかさんの言葉、まさに的を射て……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

上司の頭の中は整備されていない(ぐーすか)

育児休暇も1歳以降の4月1日までですし、育児のための時間短縮制度も整備されています。ですが、上司(男性しかいない)の頭の中まで整備されていないので、形だけになっているのが実情です。残業の多い部署で育児休暇を取ると、「同じ職場では体も大変だし」「子どもだってかわいそうだし」などと言って、何時間も説得され続け、他の部署に転属させられた先輩も多数います。

みんな「会社で仕事を続けられるだけマシ」といって異動していきます。制度がまったくないより、はるかに恵まれていると思いますが、そもそも残業を減らそうという努力が皆無な職場では、無言の圧力があって、むしろ怖さを感じます。ちなみに子どもがいる女性で課長職になった方はいません。キャリアアップの研修は男性と同じだけ受けられるし、機会は平等であるという社の姿勢に対し、返せる言葉がないのが現実です。

産後の憂うつ(みぽりん)

産前産後休暇、育児休暇、フレックス(コアタイム)など最低限のものはありますが、育児のための早退制度や在宅勤務制度など本当に必要なものはありません。乳幼児を持つ働く女性にとって、有給休暇が他の人たちと同じ数しかないというのも非現実的だと思います。今妊娠中ですが、肩身の狭い思いをして働き続けなければいけないのかと思うと、今から産後が憂うつです。

妊娠したら辞めてほしいという雰囲気(はるちゃん・東京・既婚・30代)

現在育休中の会社員です。わたしの会社は一応、産休・育休制度、そして復帰後の時短勤務制度がありますが、実際はあまり利用している人はいません。いても育休は半年後ぐらいに復帰、時短勤務は皆無です。会社自体の雰囲気も、妊娠したら辞めてほしいという感じです。男性が大多数で女性は独身が多いということもあるかもしれませんが。

第2期が担う改革(じゃらふ)

産休・育休・育児短時間……まあまあの制度は揃っていると思います。しかし、現時点で偉くなっている女性って、彼女たちが育児していたときには制度がなく、かなり苦労して両立したり、家庭はあきらめたりしてきていると思います。だから、こういう制度ができても管理職は女性も含めて利用者に対して厳しい目で見ているように感じます。制度のうえにあぐらをかいている方もいるので、厳しい目も理解できますが……。こういった周りの目を変えていくのが、われわれの担っている第2期の改革なのかな?と思います。

状況が読めていない管理職が多い(miechan)

ようやく総合職と一般職ができました。ようやく将来的に、女性管理職も推進しますといった、会社側のポーズとしか思えませんが。特に、仕事内容は大差がありません。男性にも一般職になったほうがいいんじゃありませんか?と言いたい方もいますよ。男性だけ、どんなにキャリアがなくとも、総合職から始めることができるのがいまだに不満です。性差なく、個人での評価ができる管理職を育成するのが、まずは第一歩と考えます。特にわが社には、大きく不足した部分です。女性総合職には、社長と専務が押し切って制度化してしまったようなもので、まだ、状況が読めていない管理職が多いのが実情です。

NO

意見すら言えない(mmariko)

残念ですが、ありません。女子社員が意見を言うことそのものさえ、受け入れられてない現状です。何か言うと「女子社員は男性社員の言われたことだけをすればいい」と言わんばかりの返事が返ってきます。なので、女性の活躍促進どころか、本当に悲しくなるような状況です。

比較対象がいないままできたが(kaori128)

そんなありがたい制度はありません。しかも小さい会社で中途採用が多い会社なので、対等に比べる相手がなくて、わたし自身が悪いのか、制度が不公平なのかわからないままでした。でも、わたしの評価も2年連続プラスだし、今日入社したたまたま同卒年の社員(男の子)はわたしより上の位。これで4月にわたしが昇進しなかったら差別以外考えられない。負けるもんか。

やっと手に入れた理想的な勤務体制(aueda)

わたしは医師ですが、医師の世界は本当に封建的で、男性の5倍くらいがんばってやっと同等に扱われるといった感じです。現在わたしは6カ月の次男がいて、週2日の勤務という理想的な勤務体制(それほど負担ではなく、仕事を忘れることもない)なのですが、それもかなりの戦いの末やっと手に入れたものです。1人目の時は生後6週から1日10時間以上働いていました。企業や公務員の方々は法律に守られたり、育児支援の制度があったりして本当にうらやましく思っています。

転職を考えています(せり・未婚・27歳)

地方政令市の市立文化施設で専門職として働いています。市の正規の職員は異動があるため、腰を据えて働く人材をと、嘱託職です。嘱託のため、一切の社会的保証はゼロ。先輩は出産の時でさえ、一旦退職するという形をとらざるを得ませんでした。復職した今も育休・フレックス制度などありません。正規の職員は、男性の育休はもちろん、育児中の女性は残業のない職場への異動といった厚遇(?)なのに。何度もかけ合いましたが、最低限の待遇改善もないとの、上からの言葉でした。この仕事は大好きなので残念ですが、自分自身の今後の人生も考え、20代のうちに転職をせねばと考えています。もちろん女性として長く働ける職場に。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

「出る杭は打たれる」?

2日目の投稿コメントはどれもずっしりと重く、いろいろな経験をしてきたわたしは過ぎ去った日々をあれこれ思い出していました。

「上司の頭の中まで整備されていない」というぐーすかさんの言葉、まさに的を射ていますね。男性ばかりの職場だけではなく、これは女性の上司の場合でも同様の結果となったりします。

不思議に思いますか? 所属長が女性の場合、女性スタッフを制度で守ろうとすると、男性スタッフから「同性だから手厚くしている」と見られがち。そのため、「あなただけ特別扱いするわけにはいかないのよ」となるわけです。幾度言われたセリフか! (苦笑)

経費削減、リストラ、男性社員でも不安を抱えたくなる現実がある中、女性推進ムードを「逆セクハラだ! 」と訴える男性もいます。休職なんかしている人の席を経費かけて保持するなんて……というところでしょうか。わたしが会社の制度の恩恵を思いっきり利用できたのも、バブル全盛の時代だったからかもしれませんね。

「男の三倍働いて一人前」と表現されることもなきにしもあらず、な、男尊女卑的見方がまだまだ多い日本。意識改革は一筋縄ではいきそうにもありません。たとえ立派な業績を上げたとしても、「出る杭は打たれる」経験をした女性もいるでしょう。

決めごとだけでは、人の心はなかなか動きません。制度を軽んじる人に対するマイナス査定をするような制度を、さらに作らなければなりません。そう考えると、制度改革よりも意識改革のほうが先かもしれませんね。本当に女性推進制度を実践したいなら、経営者たちが率先して意識改革を訴えていくことが必要だと思いますが、みなさんはどう。

一つひとつコメントしたくなるような内容ばかりの投稿、どうもありがとうございました。女性であることにより特をした体験、制度を活かしてこんなことを実践中、などもありましたら、どしどしお寄せください。

尾花紀子

尾花紀子

日本IBM

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