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今週のテーマ会議番号:2065
消費税の引き上げは必要だと思いますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2007年01月08日より
2007年01月12日まで
円卓会議とは

森信茂樹
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
森信茂樹 中央大学法科大学院教授、東京財団上席研究員
円卓会議議長一覧
一週間にわたって、消費税の議論をしてきました。消費税の引き上げには、まだまだ皆さんの理解が得られない……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 優劣は付けれらませんが。 (Indigo・埼玉・パートナー有・29歳)
社会の現状を見て、消費税の増税は避けがたいと思います。ただし、使用目的は福祉に限ってほしいです。優劣はともかく、公平さで比較するなら、消費税の方がフェアだと思います。とはいえ、居食住に関しては所得に関係なくみな生きるために必要なわけですから、課税対象外品目を作るなどの対応は必須だと思います。

yes みんなが理解できる政策を! (ももさくら1215・三重・パートナー有・37歳)
やはり、今後は所得税でまかなうのは無理があるし、諸外国との競争を考えると法人税も軽減する方向に進めるべきだと考えます。そうなると誰もが公平に負担する消費税の増税はやむを得ず、逆進性を補うための、社会保障制度の充実や所得税の見直しはとてもいいことだと思います。みんなが理解できるよう、斬新で思い切った政策を打ち出してほしいです。

yes 消費税だけでは不足でしょう (hk・パートナー有・52歳)
これまで積み上げられた財政赤字や、これからの福祉にかかる費用を考えたら、消費税を上げるだけではとても不足だと思います。消費税ばかりが上がれば消費は落ち込み、またも不景気な世の中になることは避けられません。所得税の累進課税を以前のようにもう少し上げるとか、企業減税はやめるなど、もっと総合的に税収を上げることを考えるべきだと思います。累進課税をゆるくしたために、格差社会が到来したのではないかと考えています。総中流でもよかったのではないでしょうか。

yes だれしも応分の負担は必要では? (がるる・岡山・パートナー有・49歳)
現状では、税や社会保険料を負担しないまま行政サービスを受けている人は意外に多いです。例えば専業主婦とワーキングウーマンの年金保険料の負担の差は、客観的に見ても不公平です。消費税を年金・福祉目的税化し、消費能力に応じた負担をするということは、誰にとってもわかりやすい方法であると思います。弱者に対しては、社会福祉など別の方法で補助で考えればよいのではないでしょうか。

no お年寄りには厳しい引き上げ (Coco Bennie・広島・パートナー無・38歳)
社会保障を充実させるため、税収を上げることは必要だとは思います。しかし、消費税を引き上げることは、年金収入しかないお年寄りからも徴収するのですから、それは、高齢者の生活を不安にさせると思います。年金制度がもっと安定確立されたうえでの消費税引き上げならまだしも、現状での引き上げは社会的弱者には苦しいです。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「税制の投票権はあなたにある」
一週間にわたって、消費税の議論をしてきました。消費税の引き上げには、まだまだ皆さんの理解が得られないということがよくわかりました。そのことは現在の安倍政権が最も承知しているところです。だから参議院選挙までは、消費税の議論をしたくないのですね。その間に経済が好転したり、徹底的な歳出削減が行われ、消費税引き上げの必要がなくなればいいのですが、そんなにうまく行くとは限りません。

政治家はあらゆる可能性を勘案して、施策を考えるべきで、選挙までは都合の悪いことは議論しないという態度こそ問題だと思いますが……いずれにしても、この問題は極めて政治そのものの問題となっていますので、いくらわれわれが意見を言ってもしかたがないのかもしれません。

さて、私は、いろいろなところでさまざまな税制を提言しています。たとえば『論座』2007年2月号(朝日新聞社)の、「あるべき税制の提言」では、少子化対策としての税制として、給付つき税額控除を提言していますので、ぜひ読んでください。また、これまでの私の税制に関する提言をまとめた、『日本が生まれ変わる税制改革』(中央公論新社・ラクレ)もあわせ読んでいただけると、税制に関する理解が多少なりとも深まると思います。

最後に、私の好きな米国経済学者の言葉を記します。

「みんな今年のアカデミー賞は誰が受賞するかについては大変大きな興味を持っているが、あなたにアカデミー賞を選ぶ投票権が与えられているわけではない。しかし、税制については、われわれに、税制を選ぶ1票が与えられているのである。」(J.スレムロッド)

森信茂樹
中央大学法科大学院教授、東京財団上席研究員
森信茂樹


関連参考情報
■ 「税金の使い方に一言いいたい?」
当事者意識が大切。だから一言の前に……
■ 「消費税率アップには、賛成できない?」
2003年5月のサーベイではこうでした
■ 「「総額表示」で買い物がしやすくなりましたか?」
その正体は……消費税アップ、そして公的年金の問題
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