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2001/7/30(月) - 2001/8/3(金)
5日め

テーマ「お帰り」が言える母になりたい?

今日のポイント

「お帰り神話」をめぐる白熱の議論が展開!

投票結果 現在の投票結果 y73 n27 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
田澤由利
田澤由利 ワイズスタッフ代表取締役

一週間、たくさんのご意見ありがとうございました。「起業・SOHO・フリーランス」というジャンルなので、当初は「子どものために、家で仕事がしたいか」といった展開を考えていたのですが、みなさんからの生の意……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

お帰りなさいと言える幸せ(ぽんしい・41歳)

ある講演会でこんな話を聞きました。「学校から帰ってきた子どもが、ちょっとした嫌なことや、悲しかったことがあったとき、お母さんが家にいて『お帰りなさい』といってくれるだけで80パーセントは癒される。どうしたのと言って抱きしめてあげれは、100パーセント近く心が気持ちよくなるんですよ」と。子育てのために会社を辞めた後もいつかは働こうとは思ってきましたが、親としての責任を考えると、他人に子育てをまかせてはおけないという気持ちになりました。幸い、夫の収入で食べさせてもらいながら社会復帰のための足かがりとして在宅の仕事を選ぶことができました。今日もまとわりつく子どもたちといろんな話をしながら仕事をしています。「お帰りなさい」と言える幸せは続きます。

辛かった時すぐに話せなかった(さくら129・沖縄・未婚・33歳)

小学生の頃、辛い事があって、泣きながら帰ってきた。母は仕事でいなくて、待っている間に涙は枯れたが、結局話す事は無くなってしまった。

「ただいま!」「お帰り!」から生まれる会話(テディベア・38歳)

今年の3月末まで子どもを保育園に預けて働いていましたが、小学校に入学とともに会社を退職し、今は専業ママをしています。なぜなら子どもが帰って来たときに「お帰り! 」と言って迎えてあげたかったからです。で、思った事は「ただいま! 」「お帰り! 」からなんと大きな会話が生まれていくのかという事。保育園に預けていた時はこんなにゆっくり話を聞いてあげる事が無かったなと反省。これからも、言い続けてあげたいです。

自分のキャリアも大切だけど……(katuttin・兵庫・既婚・40代)

自分も、疲れて帰ってきたとき、笑顔で「お帰り。」って言われるとこの年でもうれしいもの……。だから、わたしは大きな声で「お帰り」って言ってあげたい。

自分がさみしかったんで(utena・福岡・未婚・33歳)

わたしの母は、仕事をすることもそれによって子どもと過ごす時間が制限されることも当然と思っていた節がありました。わたしは小児病棟での仕事が長く子ども目線というのがあるからかもしれませんが、お母さんの喜ぶ顔が見られるなら「仕事で遅くなっても大丈夫?」の質問に子どもは平気で「うん」と嘘もつけます。笑顔までつけて。本人には嘘をついてる気はさらさらありません。もちろんそんな親子関係にならなければいいですし、そういう親子関係と「お帰りなさい」に因果関係があるとは思いませんが、大人もそれぞれなように、子どもも欲しい愛情の量も深さも時間もタイミングも違うと思うので、それが判るまでは、「お帰りなさい」という時間を持ちたいと思います。

子育ての理想も追いたい(ヒーロ・埼玉・既婚・42歳)

わたしは「お帰り」と言えるように、子どもが自分の仕事場に来られる仕事を探してます。PC関係の在宅ワークや企画書のお手伝い等々。子どもを持ったら自分の子育ての理想も追いたいもん! 

NO

母性神話を押し付けるのはやめて(KURO・大阪・既婚・38歳)

「三歳児神話」の次は、「お帰りなさい神話」ですか?「母性神話」を女だけに押しつけるのは、いいかげんにやめてください! と世間に向かって叫びたくなりました。わたしは、子どもが1歳のとき職場復帰して、ずっとフルタイムで働いています。「お帰りなさい」を言えないよりは、言えるほうが良いかもしれませんが、そのためにわたしが仕事を辞めるというのは本末転倒もいいところ。親子ともに充実した毎日を送り、互いの尊厳を尊重し、互いの人格を認めあう関係を、「子どものために仕事を辞めた母親とその子ども」の間で築くことは不可能に近いと思う。自分のことを大切にできない親が、子どもに「人間の命の大切さ」を教えるなんて無理だと思う。

母親の「ただいま」では何故いけないの?(しど・大阪・既婚・34歳)

わたしは「ただいま! 」と帰ってきた母を「お帰り! 」と迎えることで癒されていました。母を待ちながら、帰ってきたら何から聞いてもらおうか、と考えることが楽しみでした。母の家事を手伝いながら、その日あったことを喋りまくるわたしの話を、楽しそうに(時には心配そうに)聞いてくれるだけで、どんなに嬉しかったか。母は時間が短くても濃密なコミュニケーションを常に心掛けてくれた人なので、お互いの信頼関係には強いものがありました(今もそうです)。田澤さんは、「女性の特権」とおっしゃいますが、何か違和感を感じずにはいられません。じゃあ、父子家庭の家はどうなの?と思います。それに、わたしの母は「特権」を放棄していたとは思えません。わたしは帰宅する母にたくさん話を聞いて貰える特権を持った子どもだったと思います。

子どもの幸せって何?(おままごとクラブ)

お母さんが家にいようがいまいが、どれだけ子どものことを理解できているかが問題なのではないでしょうか。「お帰り」の一言は大事な事だと思いますが、走って帰ってくるお母さんに笑顔で「お帰り」が言える子どももすばらしい。わたしはこんな子どもになるような子育てがしたい。

母親の特権と決めないでほしい(miyabis・千葉・39歳)

なぜ、女性の特権なのですか?なぜ、母を求めると言い切れるのですか?生き方の形態がさまざまになり、選択肢も増えた今、主夫を選ぶ男性や、コミュニティーを作り暮らす人もでてきています。「お帰りと言えること」をいつまでも、母親の特権と考えていると、女性の能力も、男性の能力も発揮できる場を一つ奪ってしまうのではないでしょうか?まず、その考えを捨てることから生き方を考えたいと思います。

「寂しい」思いをすることってそんなに悪い?(onon・東京・既婚・33歳)

わたしの母は、非常勤の仕事をしてました。小1の頃のわたしは、冬の日に一人で長く家の中にいることはできす、妹が預けられている家へすぐ遊びに行ってしまいました。しかし、小5くらいになると、塾へ行く時間を気にして塾までクルマで送ってくれる母を、仕事へ行ってくれればいいのに……と思ってました。確かに、小さいときは、一人で留守番をしているのを淋しいと思ったこともありますが、「淋しい」思いをすることがそんなに悪いことでしょうか。そうしたいろいろな「思い」を経験しながら成長すれば、他人のさまざまな気持ちを理解できるようになると思ってます。

親の背中を見て育つもの(萌葱)

両親は共働き。祖父母の家に預けられながら育ちました。でも、一生懸命働いている母(そして、父)の姿を目の当たりにし、「心配をかけない人間でいよう」と、考える子どもだった気がします。雨が降ったら傘を届けてもらったり、忘れ物を持ってきてもらえる人を、うらやましいと思ったこともあるけれど、親を恨んだりはしません。わたしが親となる日がきたら仕事は続ける選択をすると思います。子どもに負担がかかるかもしれないけど、ずっと一緒にいることだけが愛情ではないと思います。アルバムを開くと、幼い頃のわたしは母の作った服ばかりを着せてもらっています。できる限りのことをしてくれたこと、たくさん覚えています。何かあったときに自分を信じてくれる人、それは、父と母です。

OTHERS

理想を言えば「なりたい」けれど(Tokuyosiko・新潟・既婚・38歳)

両親が共働きで鍵っ子だったわたし。夕食の時間も近所の家で過ごすという寂しい思いをした幼少時代ですから、「お帰りなさい」と言える家庭を築きたいという思いはあります。けれど、そのためだけに今の仕事を手放すことはしたくありません。それに表題の「特権」という言葉にも抵抗があります。家で子どもを「お帰り」と待つ自分の姿は思い描けませんし、「お帰り」という言葉がなくても子どもとのコミュニケーションは取れると思うのです。要は「お帰り」と迎えられない事情を子どもに正直に話しておく。その代わりのかけがえのないコミュニケーションを取ることの方がわたしは大事だと思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

一週間、たくさんのご意見ありがとうございました。「起業・SOHO・フリーランス」というジャンルなので、当初は「子どものために、家で仕事がしたいか」といった展開を考えていたのですが、みなさんからの生の意見でどんどん流れが変わりました。まさに、イー・ウーマンならではの醍醐味ですね。

「お帰りと言えるのは女性の特権」という言葉に、反発を感じられた方も多かったようです。一方で、子どもに「お帰り」を言うために仕事を辞めた人、SOHOという働き方を選んだ人、「お帰り」は言いたいけど現実には難しいという人……。

いろんな形があっていいと思います。大切なことは、「子どもの気持ち」を素直に受け止めてあげること。子どもが父親を求めるなら、それもいいでしょう。仕事を働く母を誇りに思い、「お帰り」と母を迎えることを求めるなら、何よりすばらしい。でも、子どもの気持ちを無視し、母が仕事をするのは当然のことと納得させたり、たとえ家にいても心無い「お帰り」を言うのでは意味がないのです。

このようなテーマを出しましたが、「お帰り」が言えるよう女性は家にいるべきとは、思ってもいません。実際わたしは、「お帰り」が言える環境を捨て、毎日夜遅くまでオフィスで仕事をする生活を選びました。長女が3年生までは「お帰り」が言えましたが、次女と三女には言えません。
そんな経験を踏まえつつ、母が真剣に仕事をする姿を子どもに見せることができ、かつ、子どもとの時間を大切にできる、SOHOという働き方は、働く人として、子を育てる親として、理想形の一つであると感じています。問題は、SOHOで働きたくても仕事が無い、家でできる職種が少ない、やりがいのある仕事が無いこと……。家でも、自分の能力を行かせる新しい働き方ができれば、「子どもか仕事か」で悩む人が減るはずです。

わたしは今、そんなワークスタイルを実現したくて、「ネット上のオフィス」経営に奮闘しています。まだまだ試行錯誤中ですが、いつか3人の娘たちが、「母が『お帰り』を言えなくなった理由」を理解してくれる日が来ると信じています。

田澤由利

田澤由利

ワイズスタッフ代表取締役

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