

自分の将来に向かって(琴祐・千葉・未婚・30歳)
会社員としてのメリットを考えた時に、たしかにそれは絶対あるのですが、デメリットの方が大きくなったと感じる入社6年目。給料は何年も据え置かれ、ストレスを感じる瞬間が増えました。今のプロジェクトが一段落したら、社長と直接交渉すべく作戦開始です。編集という仕事をさせてもらえたおかげで、クライアントや外部スタッフ、同業他社の人たちには恵まれ(もちろん、それがストレスとなるようなこともたくさんありましたが)、その人脈を生かしながら、自分が納得のいくように仕事をしたいと思い始めました。とくに、女性はわたししかいない職場なので(クライアントや協力会社も男性中心の旧態然とした会社が多い)、つい事務雑務はわたしに回ってくるし、それが給料や職場環境に反映されていればいいけど、どんどんつけあがられた感じです。年下のフリーライター(男性)に使われるようになって、ものすごいストレスを感じる毎日です。フリーの厳しさを覚悟の上で、自分が将来どんな生活や仕事をしていたいかのイメージを持ってやっていきたいと思います。うちの会社を気持ちよく辞めていった人は一人もいません。従業員5人の小さな組織ながらも、やっぱり組織としてのしがらみ、使われることへのストレスは、ずっとついてきますね。
組織を見限る決心!(SUZ)
日本独特の大企業ゆえの楽さ、これに甘えている人ばかり。自分じゃなくても大勢代わりがいるわけで、当然みんな責任感も希薄になる。こんなんじゃダメ、変えなくちゃ! と思って一生懸命動いていたわたしは、いつのまにか会社での異端児になってしまいました。こんな組織もう見捨てた! 努力の分はちゃんと返ってくる仕事をします。専門技術を身につけるため、転職する決心が最近つきました。今までと違って大変になるけど、がんばる!
結婚や出産のこと(いまきみ・愛媛・既婚・36歳)
結婚後も仕事を続けており、同居の姑が食事の支度をしてくれるので心おきなくやってきました。しかし年齢も36歳を迎え、そろそろ子どもが欲しくて産婦人科を訪ねたところ、不妊治療が必要となりました。これが、根気もお金も必要で、しかし会社に言うのはカミングアウトになるのが現状です。経済的なこともあり、仕事は続けたいのですが、こう不景気が続き会社の業績も悪いと、仕事はきつくなるし、会社には言いにくいし……。部下も抱え、自分のことだけではすみません。女性が組織で働くとなると、結婚や出産はあきらめた方がいいのかなあ、と悩んでしまいます。
親会社と子会社の関係(miyabi・兵庫・未婚・27歳)
一概に、会社員みんなが悪いとは思いませんが、大企業と言われている会社の子会社的存在である、とりわけわたしの会社のようなものに勤めている場合、道が明るいとは思えません。出世はともかく、最終的な決定権は親会社が持っています。しかも、それは表だってではなく、闇で。親会社から来た社長がやろうと言ったことは、当然すんなり行われるのに、個々の社員が同じことを言ってもなかなか聞き入れられません。そういう節々に行き詰まりを感じますね。さらに、考えが保守的で、常に同業他社に追随する、けっして最初に踏み出すことがないので、社員としてもいまいち魅力を感じません。これって典型的な日本の会社のように思えるのですが。

会社が求める人間になることはない(エコ・神奈川・既婚・32歳)
大きな会社ではないので「歯車」と感じたことは一度もありません。また、今目の前にあることと、自分がやりたいと思っていることを実践していくことに夢中で「会社員に限界がある」なんて感じる余裕すらありません。「会社員の限界」って「自分の限界」なんじゃないでしょうか。自分のやる気や力の限界を認めてしまったことのように思います。会社員だって、自分に何ができるかとか、自分が何をしたいのかということを考えるべきです。会社が求める人間になることはないんだから。

組織の壁(CATmama・埼玉・未婚)
改めて、組織の壁の厚さを実感しています。やっと自分の仕事を身に付け、前向きに取り組んできた矢先の人事異動。どうやら、上層部での派閥争いとやらで、尊敬する上司も異動になりました。やる気も一気に無くなりました。男社会バリバリのわが社。配属先は唯一の女性。その職場で、一からまた目標を見つけなければなりません。社会人の宿命でしょうか? こうなったら自分との戦いですね。絶対に負けません!
それでもだめなら力を貯えて(miway)
組織でないとできない大きな仕事も多いし、でも、組織だからされる不平等なことや、不運なことも世の中にはたくさん。その中でどうにかなろう、しようと思ったら、きめの細かい社内営業をしなければならず、そんなことを本業そっちのけでやっている人をみると、賢い女性たちはとたんに冷めてしまったり。やっぱり、解決策は「それでも納得できる仕事を探して、こつこつやっていくこと」と、それでどうにもこうにもだめなら、自分で独立できるよう力と人脈を貯えておく、ということでしょうか。そうやってがんばって、今の「男性たちの理想郷」の住民が悔しがるような「女性たちの理想郷」を作れるといいなと思います。若い男の子をとっかえひっかえ、つまんない仕事Onlyでつかったりして。ああ、それじゃ、歴史はくり返すだけで意味ないですね……。
最終的には自分自身を育てるしかない(miechan・東京・未婚・32歳)
「男社会」ありますよ。当分、無くならないでしょうね。いい意味での個人主義で仕事ができない組織のことを「男社会」と最近認識しました。だからこそ、自分の力を上手く使えるようにスキルアップしていくしかないですよね。運良く、去年わがセクションのリーダーとなられた方(男性)は、そういった「男社会」へは批判的ですが、周囲の方たちは彼の思考を理解できない人が多く、変革は難航中です。「このセクションの30歳以上の男性がリストラにあって、すぐに同じようなポジションでの仕事は見つからないでしょう。だって、会社にばかりいて勉強してないから。せめて、語学だけでもきちんと勉強し続けなさい」と、面談中にクールに言われた時は、一瞬明るい未来を夢見ましたが、時間はかかりそうです。

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