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2002/3/4(月) - 2002/3/8(金)
5日め

テーマ会社員の限界、感じる?

今日のポイント

組織の中の自分と個人である自分。力をつけるために……!

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凡例
キャスター
川嵜昌子
川嵜昌子 オンラインマガジン編集長

いろいろな制約や限界というのは、ある意味で、常にあると思うのです。たとえば、不老不死はありえない。ほとんどの人が100年も生きられないし、過去にも戻れない。鳥のように飛べないし、チーターのように速く走……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

力をつけるのは今!(きょうん・京都・既婚・31歳)

トップの好き嫌いで人事を行なっているわが社に限界を感じる社員たちが、今年ついに動き始め、全体で20名ほどの半数が、今月会社を去ることが決まっています。そして、わたしもそのうちの一人です。社員は30〜40代の女性が中心ですが、40代の方たちをそばで見ていて、わたしの10年後にはこの人たちのように、トップの顔色をうかがいながらストレスを感じて、仕事をしたくない! といつも感じていました。40代になって、雇われる立場にはわたしはなりたくない! と痛感し、会社を辞めた後4月からは今の仕事を活かしつつ、さらに専門技術を身につけるべく勉強を開始しようと決めています。わたしにとって、力をつけるのは今だ! と思っています。

自分の将来に向かって(琴祐・千葉・未婚・30歳)

会社員としてのメリットを考えた時に、たしかにそれは絶対あるのですが、デメリットの方が大きくなったと感じる入社6年目。給料は何年も据え置かれ、ストレスを感じる瞬間が増えました。今のプロジェクトが一段落したら、社長と直接交渉すべく作戦開始です。編集という仕事をさせてもらえたおかげで、クライアントや外部スタッフ、同業他社の人たちには恵まれ(もちろん、それがストレスとなるようなこともたくさんありましたが)、その人脈を生かしながら、自分が納得のいくように仕事をしたいと思い始めました。とくに、女性はわたししかいない職場なので(クライアントや協力会社も男性中心の旧態然とした会社が多い)、つい事務雑務はわたしに回ってくるし、それが給料や職場環境に反映されていればいいけど、どんどんつけあがられた感じです。年下のフリーライター(男性)に使われるようになって、ものすごいストレスを感じる毎日です。フリーの厳しさを覚悟の上で、自分が将来どんな生活や仕事をしていたいかのイメージを持ってやっていきたいと思います。うちの会社を気持ちよく辞めていった人は一人もいません。従業員5人の小さな組織ながらも、やっぱり組織としてのしがらみ、使われることへのストレスは、ずっとついてきますね。

社内政治は苦手(rio・東京・未婚・30歳)

紳士同盟?に入りこめず、権利・責務と評価体制がすっかり設定された後に、受身的に役まわりを振られてしまいがちです。何よりタイミングがつかめません。いつの間にか、肝心の話は陰で進行している様子。わたし自身の問題もあるでしょう。うまくやってのける女性もいます。いろいろ把握したいことや相談事がある場合、同期と先輩では応対が異なってきます。同じ目線でアドバイスや率直な意見を述べてくれ、同志に感じる人もいますが、とくに先輩になると、表面的に誠実な態度の方が多いような印象です。わたしの思考の癖など把握し、言い出しそうな疑問や提案を大まかに見通せたところで、まず話す機会が減り、それから相談にもそっけない応対に変わりがち。まるで「動きは把握できた。とくに影響なし」と処理されている気分。社内政治は苦手です。

組織にのみこまれそう(エピムラ・大阪・未婚・39歳)

組織の一員として、組織全体での合意事項には、内心どう思っていても勤務中は従わなければならない。勤務時間外でも、専門職としての肩書きはついてまわるので、自分を素直に出せる場が持ちにくい。組織内で自分がつけている仮面が、わたし生活を徐々に侵食しているような気がする。だからといって、自分で事業を始めて、24時間365日全力で稼動できるような体力はないので、同僚の後ろ盾は必要。自分の気持ちや考えを、どうすれば所属する組織と対立することなく表現できるのか、自分の忍耐力の限界を感じています。

NO

組織と個人の目的は必ずしも一致しない(まやれい・兵庫・既婚・26歳)

どんな大きな会社、官公庁、イエスマンの組織、NPO、NGOだろうが、全員の意識や目的が完全に一致することなんて、みんな違う人間である以上、ありえないと思います。そこで別の目的や目標を生み出さないと、大きくならないでしょう。限界を作ってしまうと崩壊してしまうような気がします。

求められるものは同じ(mamisan)

フリーであっても会社員であっても、求められる能力や、生き残るために必要な処世術は同じような気がします。逆に、今までの日本的な永久雇用が成り立ってきたのが不思議です。30代ではあまり関係ないかもしれませんが、とくに40代からは自分で利益を生み出せなければ、会社員であろうと、経営者であろうとやっていけないのは同じだと思います。

楽しんでやること(セシル)

これはきっと、会社で全力を尽くした人だけが言える言葉なのでしょうね。わたしは今も、歯車でいることを楽しんでいるので、やれることはまだいっぱいあると思うし、限界は感じません。

わたしが会社を使ってるのよ(bergamot)

わたしは今、会社を利用して技術と人脈を身につけているところ。サービス残業は月100時間を越えますが、会社のためにやってるわけではないから苦になりません。会社と利害が一致してる、というところかな。わたしが会社に都合よく使われてるという人もいるけど、それはわたしにとっても都合のいいことだから、どんどん使ってちょうだいってところ。そのかわり、見限ったら捨てちゃう予定。

OTHERS

会社組織に守られた面もあります(hiro2)

10年前、育児休業法の施行とほぼ同じ頃に第一子を出産しました。子どものために、時間の自由がきく仕事を探そうかと、フリーランスを考えたこともありますが「フリーという名の失業者になるリスクをとれるか?」と問いかけられ、自分の実力不足が客観的にも感じられたので仕事を変えませんでした。昇進も昇格も無縁ですが運よく続けられたし、子どもの手が離れる頃には面白い仕事もできそうな見通しが、ほんの少しですがありそうです。それでも限界は感じています。無謀でも10年前に始めていたらもっと鍛えられていたかもしれません。あるいはつぶれていたかもしれません。今は、自分の選択を信じて前に進むだけです。

会社というより、自分の能力を伸ばしたい(朧月夜)

会社員の限界……感じることはあります。会社の方針に沿っていなければ、取り上げられないとか、そういう時に強く感じたことはあります。でも、わたしの就いていた仕事が専門職的な内容だったこともあり、あまり、会社員だからということに縛られず、自分の能力を伸ばす方向に力を使っていました。会社のために……と思い込んで仕事をしてしまっている人は、辛いと思います。

それでもだめなら力を貯えて(miway)

組織でないとできない大きな仕事も多いし、でも、組織だからされる不平等なことや、不運なことも世の中にはたくさん。その中でどうにかなろう、しようと思ったら、きめの細かい社内営業をしなければならず、そんなことを本業そっちのけでやっている人をみると、賢い女性たちはとたんに冷めてしまったり。やっぱり、解決策は「それでも納得できる仕事を探して、こつこつやっていくこと」と、それでどうにもこうにもだめなら、自分で独立できるよう力と人脈を貯えておく、ということでしょうか。そうやってがんばって、今の「男性たちの理想郷」の住民が悔しがるような「女性たちの理想郷」を作れるといいなと思います。若い男の子をとっかえひっかえ、つまんない仕事Onlyでつかったりして。ああ、それじゃ、歴史はくり返すだけで意味ないですね……。

最終的には自分自身を育てるしかない(miechan・東京・未婚・32歳)

「男社会」ありますよ。当分、無くならないでしょうね。いい意味での個人主義で仕事ができない組織のことを「男社会」と最近認識しました。だからこそ、自分の力を上手く使えるようにスキルアップしていくしかないですよね。運良く、去年わがセクションのリーダーとなられた方(男性)は、そういった「男社会」へは批判的ですが、周囲の方たちは彼の思考を理解できない人が多く、変革は難航中です。「このセクションの30歳以上の男性がリストラにあって、すぐに同じようなポジションでの仕事は見つからないでしょう。だって、会社にばかりいて勉強してないから。せめて、語学だけでもきちんと勉強し続けなさい」と、面談中にクールに言われた時は、一瞬明るい未来を夢見ましたが、時間はかかりそうです。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

自分で選べること、変えられる部分に目を向ける

いろいろな制約や限界というのは、ある意味で、常にあると思うのです。たとえば、不老不死はありえない。ほとんどの人が100年も生きられないし、過去にも戻れない。鳥のように飛べないし、チーターのように速く走れない。「努力すればやれないことはない」などと言っても、あなたも私も次のミレニアム(西暦3000年)まで生き延びる可能性はゼロでしょう。

個性や属性で、自分が選べないもの、変えられないものもたくさんあります。よくも悪くも、現代の日本に生まれたこと、性別、両親や祖父母。あなたが苦手でわたしが得意なこともあれば、わたしが持たずあなたが持っているものもあります。誰かと比べると、みんな何かが足りない、できない、制約がある、何らかのハンディを持っています。でも、自分にとって自分がスタンダードなのだから、変えられない部分で人と比較しても仕方がないと思うのです。

あなたや私に制約や限界があるように、会社や組織にも制約や限界はあると思います。独立しても、別の制約や限界があります。でも、自分が選べること、変えられる部分もたくさんあります。生き方や働き方、会社も。

それが本当に変えられない制約や限界なのか、選べること、変えられることなのかよく見極めて、いずれにしても、靴に足を合わせようとせず、自分の足に合う靴を探すなり、作ったほうがいいと思います。

ビジネス社会で女性は結婚や出産というハンディを持っているという人がいますが、そんなのは「妻は夫の世話をする。子どもは女性だけが育てる」という前提(思い込み)での発言だと思います。そういう発想の会社をわざわざ選ぶ必要はなく、むしろ、男女問わず、社員個々人の希望や都合に対応している(しようとしている)会社を選んだほうがいいと思うのです。

女性であることはビジネスの制約ではないし、「仕事と家庭の両立は? 」なんていう男性には、逆に、「あなたはどうですか? 」と言ってやったほうがいいでしょう。出産は予定も立つし、過労でいきなり半年休んでも昇進する外務省の男性もいることだし、この前も書いたように、出産=「ハンディ」「申し訳ない」ととらえていると、日本は確実に滅びますよ。選べること、変えられることは、案外、多いと思います。

川嵜昌子

川嵜昌子

オンラインマガジン編集長

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