

リスクの問題?(ASTROLOG)
起業にあたっては、もちろん、女性とか男性とかというよりも、その人の持つ能力が一番の要素になってくると思います。だけど、いわゆるセーフティーネットと言うんでしょうか、日本の起業率の低さって、失敗を経験として評価しないことや、物理的な援助も少ないっていうとこにあると思います。まだまだ、起業はリスキーなんですよね。能力のあるなしの前に。じゃあ、日本で男と女のどちらがリスクがとれるかってことになると、それは女性なのではないかと思います。まだまだ、組織の中で能力を男性と同様に評価されていないですし、それならいっそ自分でやったほうが得じゃん、みたいな……。こういう男女間の格差が、案外女性にとって有利に働くのではと思います。
男は甲斐性、女は度胸(月の満ち欠け)
女性のほうが企業に向いていると思います。起業に必要なものって、その業界や業種によっても違ってくるとは思いますが、なんといっても度胸でしょう! そこへいくと女性のほうが度胸は据わっていると思います。リストラに怯えて萎縮するのが男、開き直るのが女だと思いませんか?
どちらかといえば女性かな?(ruuka1)
未婚・性別で判断するのはどうかなぁと思います。男性・女性ともに、成功している人はいるわけだし。起業で成功できるのはやはり、リーダーシップが取れるかどうかや、先見性・忍耐力・メンタル面の強さじゃないでしょうか。必ず一度の失敗はあると思うので、そこで諦めずにがんばり続けることで道が開かれていくんじゃないかな?多くの成功者は一度は大失敗をし、借金を背負っても、もう一度やり直してる人が多いように思うんです。夢を諦めない。やってみせるんだという頑固ともいえる思い込みが勝つ、成功へ導いてくれるんだと思います。

まだまだ見方は厳しいかも?(mitsuba・福岡・既婚・42歳)
本人よりも周囲の人たちの見方に性別による偏見(?)もあるかもしれないと思います。気楽に起業できる要素があるかもしれませんが、その後、継続・発展させる時にも性別の壁を感じることもあるかも?たとえば、金融機関に融資を受けようとする時、まだまだ女性に対する見方は厳しいかも?

わたしの会社は(巽・大阪・未婚・41歳)
わたしが現在勤めている会社では、出資者は経理をやっている専務で、女性です。社長は別にいて、その息子も同じ会社にいます。専務がなぜ社長にならなかったかというと、起業の際、看板が男のほうが取引先も納得する。女性である専務や年若い息子のほうだと、仕事のできに関わりなく重しがきかないというのです。自分で出資しておらず取引先も前の会社の顧客を引き継いでいるだけ(専務談)の社長でも、相応の年齢で男であれば社長でいられる、というのは因習深い業界だからでしょうけど、アホらしくて面白いです。業界全体がコンセンサスを持ってればアホらしいことでも立派に通用するのです。
きっかけと成功は別(binko)
環境も要因だと思う。わたしの母の話になりますが、わたしが生まれた頃、父が失業して、さらに、いろいろなことがあって、家族が食べていけなくなってきた時、母は裁縫などできないのに、隣のおばさんに洋服を作ってあげると言って、がんばって洋服を作り、それをきっかけに、洋裁屋をやりだしました。これではあまり割のいい仕事ではないと、既製服を売っていくようになって今に至ります。母の場合、起業をするきっかけは、父が甲斐性がなかったので、明日のパンのためにやりだしたのです。もし、母はこのような環境でなく、甲斐性のあるパートナーがいたなら、良き主婦で趣味をたくさんやって風雅な母の姿があったと思う。また、母を見て思うのは、起業はある程度がんばればできるが、それを維持して何年も続ける方が大変です。母は、何遍も悔しい思いをしてきたが、何とか根性と負けず嫌い、そして明日のパンのためにブティックを維持している。したがって、環境はそのきっかけを作るが、その後は、その人の根性と努力と経済的機敏性(その時々の情勢に応じた判断力)で、起業が成功するかしないかである。そういう点、男も女もないと思う。
それぞれの長所を生かした起業(はんな・ロスアンゼルス・既婚・27歳)
アメリカでは、女性の起業家のほうが男性の起業家より多いそうです。アメリカでは起業がすごく簡単にできるので、わたしの周りの人たちには起業をしたい人が男女に限らずたくさんいます。どちらが起業に向いているとは言えないのですが、彼らを見てわたしが思うことは、女性と男性の商売の仕方が違うということです。女性は、日々の生活に基づき、こんなのがあったら便利だなという観点で、比較的資本のかからないもので商売を考えます。男性は、もっと大きな規模で起業を考え、計画的です。女性のほうが自分たちの日々の生活からのアイデアなのでヒットしやすく、資本をあまりかけないから失敗してもあまり損害がありません。だから、資本を必要とする男性より気軽に商売が始められると思います。男性のほうは、計画的に調査をし骨組みのしっかりした会社を作る傾向にあると思います。
だって男社会なんだもの(miway)
おっしゃる通り、女性のほうが向いているというよりは、現状の会社組織が「男社会」向けになりすぎていると思います。子どもを持って仕事なんてしているとまるでハンディを抱えているよう。たとえば夜7時からやるミーティングを朝9時からにすれば良いかなと思いますし、「できる」女性にもどうしてもコピーとりをやらせたがるのではなく、どんどん重要な仕事をさせてみればいい。同期で入社しても年収にするとすごく差がついちゃうんですもの。そういうのを良しとしない場合は「戦う」か、「外で自分の都合の良いスタイルで起業」というかしこい選択をすることになるのではないでしょうか。あと一つ、現実として「女性で無職(専業主婦)」はよくあるけど「男性で無職(専業主夫)」はまだまだ少ないので、現実的に金銭面でダブル収入の片方がばくちに出る形のほうがリスクを少なくできる。もしくはばくちに出て失敗しても、その後無職でもOKというのもあるかもしれませんが。意識の中で。
試されているうちは(サラス・東京・既婚・35歳)
夫婦で輸出入をやっている関係で、その商品の一部を独立してネットで販売したいと考えるようになりました。主人にその旨を話し協力を求めると、商品はまず国内の業者から取り寄せ、実績を作ってから商品を回す、と言うのです。国内から卸したら割高になるのにー。実はむかし、ある商品が大流行した折、主人に頼んでその商品を入れてもらったのですが、わたしはすべてを売りさばくことができず、主人がなんとか在庫をゼロにしたことがあったのです。商売の才能がないと思われているようで……。時々、依存気味の自分がいやになることもあります。
性別に依存しない(あせおは)
「女性のほうが向いている」というのは、「女には向いていない」というのと根は同じ。向き・不向きは性別に依存しないでしょう。
主婦ならば(himetaro)
マスコミが女性起業家をもてはやすのは、過去ログを引っ張り出してるだけなのでは?実際に15年ほど前にも女性起業家がもてはやされました。たぶん、その頃を知らない若い編集者たちが話題を求めて繰り返してるにすぎないと思います。当時の起業とあまり内容に差がないし、悪く言えば、マスコミ慣れした分だけ自分たちをPRする術、つまりプレスリリースの書き方がうまくなった(それをウリにしてる女性起業家もたくさんいる)だけのこと。マスコミも自分の足で探さず、そうした安易なPRに飛びついているだけのことでしょう。女性が起業するにはいろんなパターンがあるでしょうけど、やはり主婦ならば生活費の心配がないので、もし失敗しても「勉強になった」で済み、起業する環境としては、やりやすいでしょうね。でも、女性起業家の裏にオトコありって聞いてますから、志高くてもなかなか男社会で対等にというのは難しいのが現実かも。
性別ではなく性格(たみたみ)
向き・不向きは性別ではなく、性格で決まるものだと思います。自分を上手く活かして起業できる人とそうでない人。性別に違いはないと思うけどなあ?
お金でつまずきました(クレア・未婚・36歳)
起業にフリーランスを含むとしたら、わたしは挫折したと言えましょう。情熱だけはあったものの、わたしは人付き合いが苦手。人脈がないから、自分で名刺を配って仕事を獲得するしかありませんでした。仕事の発注を受けて金額を聞くと、ずいぶんと嫌がられた記憶があります。「お金の話ばっかしちゃって」と。足元を見ているんでしょう。いつしか自分がやっている仕事の金額を聞けないままになりました。これがどれほどストレスが溜まったか。ギャラの不払いまで発生して、あれほどやりたかった仕事が徹底的に嫌になりました。

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