

ゴーン社長が象徴的 (binko)
社長次第と思わせる有名な人に、日産のゴーン社長がいます。あの人は、何億の赤字経営であった会社をわずか2年で黒字にもっていきました。日産は、会社のために尽くした人を派閥のためにそのころの社長が排除したことで全部駄目にしたから、赤字になったのです(これはアメリカでのことだが)。バブルがはじけて、不況になっている現在、いまだに借金なしで、地道にがんばっている企業もたくさんあります。その一つに、銭高組がある。この企業は、社長自身の方針として、必ず現金で、借金をしないさせないことをモットーにしているらしい。そのおかげで、バブルがはじけても、社員にも迷惑させないで今に至る。このように会社は社長次第だと思う。
わたし物化、っていうかわたし物(SAKUSHA・大阪・41歳)
株式会社という形式だとしても、小さい会社のオーナー社長にとって会社の金庫にあるお金=自分の財布のお金なんですよ。もう4年以上も社員の昇給、ボーナスいずれもゼロなのに社長のわたし的な飲み食い(高級クラブ等含む)、わたし的なゴルフ代等々が「接待交際費」として計上されています。それがなければ会社の赤字の半分以上は減るでしょうに……。そういう意味でも経営責任は社長にあり! です。
仕事への情熱(琴祐・千葉・未婚・30歳)
わたしは小さな会社(従業員5人前後)でしか働いたことがありませんので、その経験からしか言えないのですが、小さな組織であればあるほど、「この社長のために」とか「社長の理念に賛成できるから」っていう社員個人の感情があるかないかで、会社の業績や雰囲気って決定してしまうと思います。自分で言うのもなんですが、わたしがそういう気持ちでいた時は、厳しいながらも会社は上を向いていました。現在、社長の人事に対するいい加減さや、他社との付き合いに対しての一貫性のなさにわたしが疑問を持ち始めてから、雰囲気はどんどん悪くなっています。社長がどれだけ仕事への情熱を失わないでいるかで、会社って決まってしまうと思います。社員がいくら情熱を持ったとしても、それは変わりません。仕事に対して熱い思いを持った社長のいるところへ転職したいと思い、ただ今求人情報をチェックしているところです。やっぱり人間だから、チームワークがスムーズに発揮できる所で働きたいです。
自分の資産を分配した社長(巽・大阪・未婚・41歳)
社員が何千人という大きな会社に勤めたことは一回しかないので、あとの中小零細企業での経験でいうとYesです。これまで観察してきた限り、倒産する会社というのは1.経費の支出にいい加減で社員に立替させてなかなか清算しない2.思いつきの段階では燃えて、チラシなど盛大に作るがそれで達成感を得てしまい配らない(そらアカンわ)3.社長が、具体案を語るべき時に延々理念を語って止むことを知らない4.上と現場の連絡が不徹底で社長が取引先に受け合った値引きなどを部下に伝えずいらざるトラブルの元になる、などです。社員がいくらがんばっても、社長一人でそれを灰燼に帰すことができるわけです。社長を叱れる人はいないのですから。友人に会社経営をやっていた30代の人がいますが、運営が難しくなって(経営難ではない)会社をたたむことになった時、すべてを清算して残ったお金を失業する社員に分配したそうです。自分の資産だけは隠して守ろうとする経営者が多いのに……。
いつまでもつことやら……(kakorine)
社員が一丸となって一生懸命働く環境に身を置きたいと思い、一年半前に知人に誘われ、大企業からベンチャーに転職しました。社長も一般的なベンチャー企業の社長同様、どの社員よりも仕事をして、がんがんトップセールスして、そして何より夢に向かってキラキラしてると思いました。しかし実態は、春夏秋冬それぞれ2〜4週間の休みはとるは、営業は一切しないは、家族旅行の旅費まで会社に負担させるは(オーナーでもないのに! )。わたしが出会った中で一番仕事をしない人でした。入社前に会った時に見抜けなかった自分も甘いのかもしれませんが、転職続きになるのも根気がないようなので今のところは何とか続けていますが……。いつまでもつことやら……。とほほ。

零細企業の場合はYES(principessa)
社長自身が現場の仕事に携わっているのであれば、当然社長次第で会社の業績は左右されると思います。ところが、雇用者数十人となってくる中小企業、ましてや大企業では社長がもっぱら管理・経営に携わるのみで現場のことがわからないでしょう。そうなってくると、それぞれのチームないしは部署のリーダーの管理能力やリーダーシップ等の能力いかんによって変わると思います。またそれらの組織の統制をとる管理職の方々の方針も、影響ありだと思います。もちろん起業した経営者は、いくら組織が巨大化しても、現場に携わっていたいという気持ちを持ち続ける方が多いでしょうから、そういった場合はもちろん社長の影響力は「大」でしょう。一方で雇われ社長が配属される企業も、世の中には数多くあるのも事実だと思いますね。
会社は本当に社長次第なのか?(Natalie)
今まで就職した会社の全体像を第三者としてあらためて見てみると、当たり前だがそれぞれに個性もあり、良い点も悪い点も持っているけれど、大企業であれ、中小企業であれ、会社は一つの組織、つまりピラミッドなのだ。上の頂点にいくに従って、それぞれのポジションも構成されていく。会社が社長次第だというのも、独裁者という意味ではなく、やはり社長がその会社の理念、方向性、ビジネスビジョンを決定するからその人のカラーが現れるのだろう。知っているある会社の社長は太っ腹で、ビジネスビジョンもなかなか、新しいことや考えにもオープンなのだが、ある意味で性格が大雑把すぎるのがどうも尾を引いているのだ。つまりあっちこっちいろいろ手をつけ、新企画を取り入れ会社も大きくしてきているが、中身はパッチワーク状態というか、収拾がつきにくい状態。社長はピラミッドの頂点であり、指針やビジョンの如何でどうにでもなるということ。そして社長と社長の右腕となるべき人物も大切な存在であろう。
社長も育つ(himetaro)
家族でやってるような小さな会社なので、当然のように社長はワンマンです。なので、何回辞めようと思ったかしれません。しかし、この2、3年、パートさんが増えて風向きが変わってきました。古株のわたしは社長からすれば、目の上のたんこぶだったと思うんですけど、外部からさまざまな価値観をもち、年齢層も幅広い人が増えて、社長のワンマンさも少し角がとれてきたようです。社長を育てるのも社員(従業員)の仕事かもしれないと感じています。

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