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サーベイ

2002/11/4(月) - 2002/11/8(金)
5日め

テーマ今どきSOHOでは稼げない

今日のポイント

SOHO同士が連携して仕事をするために必要なことは何?

投票結果 現在の投票結果 y76 n24 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
田澤由利
田澤由利 ワイズスタッフ代表取締役

とうとう、このテーマも最終日となりました。8割近くの方が「SOHOでは稼げない」と考えている事実を認識しつつも、では「SOHOで稼ぐにはどうすればいいか? 」という問題に直面できたような気がします。
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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

自己評価と市場評価のアンバランス(ぼよん)

何がなんでも仕事が欲しい。だから、自己評価を下げてまで仕事をとる。そして、単価を下げる……。SOHOで働くためには、自己評価と市場評価のアンバランスに耐える力が必要。会社にいる時は時間単価が何千円でも、SOHOになった途端に何百円。これが現実。

元同僚が……(レインマン)

3年前に独立し、Webデザイナーに。当時は競合も少なく、景気も今ほどひどくはなく、収入もわずかですが独立前より増えました。このまま行くと、3年もすれば起業も夢ではないと思った、その3年目が今年。しかし、仕事は忙しくなったものの、収入は当時よりも減り……。そんな中、元同僚が会社でそれなりのポジションに就いたという話がチラホラ。そうなると、どうしても焦ってしまいます。会社に残っていたほうが良かったのかなんて。人と比べられるのが嫌で、SOHOになったのに、自分で人と比べてしまっている近ごろです。

スペシャリストというよりも、ゼネラリスト(アカペラ)

SOHOはスペシャリストというよりも、ゼネラリストに近い。技術が売りだからといっても、自分で営業ができなくては、その技術を活かすこともできません。わたしは、ゼネラリストタイプなので自分に合っているのかなと思いますが、周りにいる飛び抜けたスペシャリティーを持った人たちを見ると、企業の中で生きていったほうが儲かるのにな、と感じます。まぁ、儲かる儲からないだけで、彼女たちがSOHOをしているわけではないのでしょうが……。

NO

法人化で仕事と生活の質をグレードアップ(mithuyo・兵庫・既婚・38歳)

宝塚でSOHOとしてWEBの制作およびシステム開発の会社をしております。わたしが在宅ワークを始めた3年ほど前、女性学の研究をしている友人から、「在宅ワークの平均時給って知ってるの?せいぜい時給300円の世界よ! 」と忠告されたことがあります。確かに個人で請け負っていた際は、制作コストをたたかれ、不愉快な思いをいたしました。しかし、一緒に仕事をしていたSOHOワーカーと資金を出し合い、法人化してからは、「会社として納品には責任を持つ」という姿勢に安心感があるからか、大きな仕事をお任せいただき、着実に収入は上がっております。パートの方の労働環境も「銀行パートより良い待遇」を目標に、年末はボーナスも出す予定です。もちろん、5人の社員は全員既婚で子持ちの在宅勤務ですが、社外の教育機関への派遣研修や社内でのスキルアップ教育、自学自習のための書籍購入費の助成など、特にスキルアップのための費用は惜しまないようにしております。大企業と同じ制作物で競合した場合に、明らかにコストの面でわたしどものほうが有利になり、受注を勝ち取れるということが多々ありました。たとえ半分のコストで受注したとしても、大きな本社ビルを持たない弊社には十分利益が発生するのです。また、仕事の納品さえ守れば働き方は自由なため、子どもの行事への参加、自分の趣味の観劇なども楽しむことができております。ひとりでやっている間はこのようなことは考えられませんでしたが、組織化・法人化することで、仕事の質、生活の質をグレードアップできると思います。

自分自身をブランドにする(kanemai・神奈川・未婚・27歳)

企業にいるときは、企業のブランド力に支えられて、ある程度の仕事を受注することができると思いますが、個人になるとそうはいきません。しかし、今はやりの、「ブランド」を個人でつくっていくことができれば、SOHOでも十分やっていけると思います。つまり、自分自身が会社であると腹をくくって、開拓していく精神が重要だと思います。

相手にとって手放せない存在になる(さわ)

SOHOでテクニカルイラストの作成と翻訳マニュアルDTPをしています。時給は2,000〜6,000円、収入・やりがい共に満足しています。営業もマネジメントも苦手なわたしがここまでやってこれたのは、やはりクライアントとの信頼関係が一番大きいと思っています。深夜・休日関係なしに、小さな短納期の仕事も快く引き受け、迅速・丁寧に仕上げてきた姿勢が評価されたのだと思っています。誰もができる(やりたがる)仕事をするのではなく、自分にしかこなせない仕事を確立し、相手にとって手放したくない存在になること。そこに大きな意義があるのではないでしょうか。

OTHERS

SOHO同士の連係は難しい(darilk)

おっしゃる通り、一人でSOHOをしていても儲からないので、いま何人かのSOHO仲間と一緒に仕事を計画しています。関係としてはフラットなのですが、仕事をしていく上ではやはり仕切る人が必要。しかし、もともとが仲間同士、しかも会社に縛られるのがイヤだったからSOHOになったという連中ばかり。というわけで、なかなかうまくいっていません。正確に言うと、とてもうまくいくことと、そうでないことの差があり過ぎて、すべての面で一定レベルのクォリティが保てていない。SOHO同士の連係って難しいですよね。

家で待っていても、仕事は回ってこない(himetaro)

昔はよかった……、とため息つくSOHOの方も数知れずだと思います。賃金の値崩れだけでなく、履歴書を送ったのに何の連絡もよこさないといった発注側のモラルの低下、個人情報を載せたメールが本当に安全に処理されているのかといった疑問などなど。この不景気なご時世、先手先手を打っていかないとパタッと仕事が途絶えてしまったなんてことになりかねません。経験上、知り合いから回ってくる仕事のほうが質がよく、報酬も確かだと思います。SOHOだからとネット上で探すだけで、家で待っていても仕事は回ってこないのでは?

稼いでいませんが、儲けています。(UF)

いま、副業として休日にSOHOしています。仕事は、DTPのデザイナー。会社員として収入のめどがあるので、自分が単価や内容に納得できない仕事は引き受けません。その代わり、引き受けた仕事は絶対に妥協することなく仕上げてきました。こうした姿勢でクライアントとの信頼関係も築いてきましたし、仕事も順調に増えてきました。おそらく、これがSOHOだけで食べていかなくてはならない状況だったら、おっしゃる通り単価を下げて……といった悪循環にハマっていたかもしれません。そう考えると、いきなりSOHOを始めるのではなく、仕事とクライアントを確保してから始めるというのが、稼ぐための第一歩なのかもしれませんね。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

YESとNOが逆転する社会を目指して

とうとう、このテーマも最終日となりました。8割近くの方が「SOHOでは稼げない」と考えている事実を認識しつつも、では「SOHOで稼ぐにはどうすればいいか? 」という問題に直面できたような気がします。

今日のみなさんからのコメント「NO派」の意見は、まさにその答えが述べられています。「自分のブランドを創る」「自分の価値を高める」そして、「個人の能力を結集する」。その方法や規模はそれぞれですが、こうやって「成功しているSOHO」がいることは、SOHOで仕事をしたいと思うけど「稼げないから……」とあきらめていた人への、大きな勇気づけになると思います。ただ、大切なのは、「自分で努力すること」「自分で工夫すること」であるのを忘れてはいけません。間違っても「在宅でお仕事しませんか? 」という広告につられて、自分からお金を払うようなことはないように。この厳しい世の中、広告費を出してまでSOHOワーカーを集めている会社には、必ず「裏の意図」があるはずです。

さて、最後にわたしのケースをお話しましょう。昨日も触れた、「どうやって、ネット上に会社を作るの? 」「どうやって、SOHOが協力しあって仕事をするの? 」の答えです。そうそう、「ネットだけで仕事をしていて、トラブルは起こらないの? 」という質問も多いですね。70名を超えるSOHOワーカー(ネットメンバーと呼んでいます)の9割が、50以上も同時進行しているプロジェクトにそれぞれ参加している。しかも、全員全国各地、離れた場所、違う時間に仕事をしている。考えただけでも混乱しそうですね。

ネットでオフィスを運営する秘訣は、「人」「しくみ」「道具」の3つをきっちり用意すること。どれか1つが欠けても、仕事はうまくすすみません。「人」とは、優秀な人材。スキルはもちろんですが、社会性や、仕事に対する意識が大切です。たくさんいるSOHO希望者の中から、そういう「人」見つけることが大切です。次の「しくみ」は、仕事を依頼・遂行・謝礼を渡すまでの流れ。そして、「組織」としての上下関係です。意見が分かれたとき、トラブルが起こったとき、誰が最終判断をくだし、誰が責任を持つか、ということを最初にきっちり決めておくことが大切です。そして、最後は「道具」。具体的には、ネット上で仕事を混乱なく進めるためのソフトです。わたしもこれには苦労して、結局最後は、自分たちのニーズから専用ソフトを開発しました。このおかげで、たくさんのプロジェクトを同時進行させることが可能になったのです。このソフトは来年、一般公開を予定しています。1人で限界を感じているSOHOのみなさんの、よき「道具」となるよう、安い価格で販売したいと思っています。

以上の3つの条件は、2、3人からの小規模グループワークでも同じです。SOHOは、個人の集まりです。個人があきらめずに向上し続け、業界全体が変われば、SOHOに対する意識・イメージも変わるはずです。将来、同じ質問をして、YESとNOが逆転するような社会を目指してがんばりたいですね。1週間、ありがとうございました。

PS. 来週、イー・ウーマンユニバーシティで、「成功するSOHO、失敗するSOHO」の講座を担当させていただきます。メンバーのみなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

田澤由利

田澤由利

ワイズスタッフ代表取締役

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