

「口語の履歴書」なるものを用意(peach1・既婚・29歳)
会社を辞めてフリーになるときに、複数の上司に「わたしと仕事上のパートナーになればこのような利点がある」ということをなるべく詳しく説明しました。かなり慰留されたのですが、最後には理解してくれ、仕事上のつながりも保つことができました。やはり、「自分の提供できるもの」を明言できるように、日ごろから「口語の履歴書」とでも言うべきものを用意しておくことが必要かと思います。もちろん、それを裏打ちする日々の研さんがより重要ですが。また、上司以外にも関係のありそうなところには、もれなく連絡をしておきました。忘れたころにやってくる仕事もあるものです。
異業種の方と面識ができたことがよかった(Eru)
今まさに会社設立中で、もうじき登記が完了します。起業を意識してから、商工会議所が主催する「創業塾」などに参加していました。事業計画の甘さや、事業の実現性、企業後の財務などに関することまで、いろいろためになりました。そこで、異業種の方との面識ができたことは、とてもよかったと思います。「いずれは……」と思っていらっしゃる方にはオススメです。
世間一般の常識と会社勤めで学んだこと(sohomama・神奈川・41歳)
独立前の準備というのは何よりも会社勤めの経験だと思います。そのころは独立するとかしないとか、とくに考えてはいませんでしたが、いざ「独立するぞ! 」と思った時に必要なのは世間一般の常識です。独立してからはとくに痛切に感じます。技術ももちろん必要ですが会社勤めのころに培った、上司との付き合い方、お付き合いのある会社やお客さまに対する礼儀などは何よりも経験だと思います。
ネットワークでの人脈作り(MARNI・神奈川・20代)
最近、長年の夢であった自分のお店を出したのですが、結果的にとても役に立ったのは、起業前に起業を目指す人たちのネットワークに参加し、講師からアドバイスをいただいたり、人脈を作ったりしたことです。お話のあったハード面では特にその人脈が役に立ちました。ネットワークで知り合った人を通じて物件を決めたり、空間コーディネーターと出会ったり、従業員を紹介してもらったり。結果的には一人の起業ですが、一人だけの力ではぜったいにできなかったことがたくさんあります。
出不精大敵! 積極性が大事(buster)
フリーのライター兼エディターをしています。出版社で勤務していたころから、何を、どういった方法で形にしてPRしていくのかを常に求められていたので、フリーになってもアンテナを張りめぐらして、自分磨きを怠らないようにしています。そういった意味でも、昔の仲間からお誘いがあれば可能な限り顔を出してみたり、また、取材を通して紹介された勉強会やセミナーなどには積極的に参加するよう心がけています。こういった心がけ次第で、すぐには仕事に直結しなくても将来のクライアント予備軍のような人たちに結びついていったことは多々あります。小さいことですが、日ごろからの心がけが大切だと思います。そのためにも、出不精はいけませんね。
人脈作りの場に出るにも努力が必要(エディター)
人脈作りを意識して行うときは、異業種交流会やレストランやカフェのオープニングパーティなどに足を運ぶようにしています。とはいえ、そのような集まりに参加するには、開催情報を知り、参加する権利を得なければなりませんので、日ごろからこまめに友人や知人に探りをいれています。ただ待っているだけでは何も始まらないと思っています。いずれにしても、できるだけ違う業界の人たちと知り合うように努め、その後は、「自分がどれだけその人の役に立てるのか」と考えて接していきます。自分がその相手と付き合っていきたいと思うのならば、まず自分の持っているものを提供することから始めなければならないのだと思っています。「『ギブすること』が大切」というひとこと、「ほんとうにそうだ! 」と強く思います。
前にいた会社の仲間と助け合って(いつこ・九州・既婚・40代)
夫の独立は急に決まりました。それもバブルが弾けてすぐのころで事務所も自宅、お金も生活費さえない状態でした。その中で唯一役に立ったのは、前の会社の仲間とのつながりです。会社員だったときから、他の営業所の仲間とは仲が良かったようで、今も同業種で個々に独立していますが、共同で仕事をしてお互い助け合っています。それがまた次の仕事とお客さまへの信頼につながっているようです。それが役立ったことです。

先輩起業家から学ぶ(marc)
まだ独立はしていないので、準備中といったところですが、一番勉強になると思うのは、先輩起業家の働きぶりを見たり、体験談を聞いたり、収益モデルを研究したりする時間です。幸いそのような経験を持つ方が周囲にたくさんいらっしゃるので、毎日毎日学ぶことがあります。ただ、実際に独立するときにはパートナーが欲しいのですが、人を雇う、人を見極める、という能力に自信がないし、人脈もありません。起業ネットワークでは同業を志す人がいるかわからないし、悩みどころです。
出会いを大事にしていてよかった(アタランテ)
会社を作ったわけではなく、オフィス兼自宅でフリーランスの仕事を始めて約1年になります。そのため、ハード面では、新たに買い揃えるものはありませんでした。仕事の内容に関しても、それまでやってきたことの延長線上にありましたので、特別何かを身に付けるということもありませんでした。もちろん、日々勉強だと思っているので、どんなことに対しても学ぶ姿勢というのは持っているのですが……。ただ、独立前だからといって準備したわけではないのですが、今思うと「普段からやっておいてよかった」ということが一つあります。それは、人との出会いを大切にする、ということでした。そのおかげで、思いがけず仕事をいただくこともあります。周囲の方々にとても感謝するとともに、人間関係の大切さをあらためて実感しました。

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