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ライブドアとニッポン放送のニュースで多くの方が、ベンチャー企業を意識するようになったのではないでしょうか? 今回のニュースで先に立つのは、「ベンチャー企業」と「大企業」との対立、というイメージです。実際、ライブドア派とニッポン放送派のお互いに対する批判は、煎じ詰めていけば、個別の企業への批判というよりは、「若手ベンチャーオーナーのドライな経営への不信感」や「大企業の旧弊な体質への苛立ち」などに関するものが多いのではないでしょうか。
それではベンチャー企業と言えば、すべての企業がライブドアのように「ドライ」なのかというと、実際にはさまざまな企業があります。プロ野球への参入で比較された、楽天。三木谷氏は堀江氏のような方法を取るでしょうか? 「ドライ」な方法を使うベンチャー企業もあれば、経営者が一度大きな組織の中で経験を積み、これまでの方法を重んじるベンチャー企業もあります。
しかし、今回「ドライ」な手法を使ったライブドアのような存在が現れたことにより、フジサンケイグループという大きな組織を揺るがしたことも事実です。3月24日にフジテレビはソフトバンク・インベストメントがフジの議決権の14.67%を握る筆頭株主になったことを発表しました。以前であれば、このようなことは想像すらできなかったことです。
このようなライブドアのニュースで、あなたのベンチャーに対するイメージは変わりましたか? もし変わったのであれば、どのように変わったのか。皆さんぜひご投稿ください。それでは一週間よろしくお願いします。