自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談


ホーム > サーベイリポートデータベース

ewomanサーベイリポートデータベース

サーベイ

2005/3/7(月) - 2005/3/11(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
5日め

テーマライブドアによるニッポン放送の株取得、賛成ですか?

投票結果 現在の投票結果 y76 n24 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
高成田 享
高成田 享 朝日新聞論説委員

今回のサーベイで興味深かったのは、「○」のひとも「×」のひとも、それぞれが指摘する問題点について、たぶんお互いが認めあうのではないかということです。要約すると、堀江氏のやっていることは問題も多いけれど……

コメントの全文を読む

これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

社会的効果(snowfestival・東京・パートナー有・25歳)

今、政治も社会も経済も「誰もが手をつけられない、所与のものとして認識されている部分」が広がってきているように思います。インターネットビジネスのように、資本もあまり使わず比較的自由に参入できるものもあれば、金融業界やマスコミ業界、または政治の世界など既存の権益に守られた世界は、総理大臣をもってしても社長になっても変革の難しい領域だと思います。その点では、その中の体質に切り込む形で「マスコミといえども常に市場リスクにさらされていることを示す」「旧体制に風穴をあける」ことは非常に意義が大きくて、資金的・立場的土壌のできた人にしかできないことだと思います。1人がやることによる社会的効果の大きさは、何ものにも変え難いと感じています。

既存メディアとネット(suhama・パートナー有・44歳)

情報をネット上で共有し関連付けていくと、自分の所から出た小さな流れ=情報が、段々水を集めて大きくなっていきます。情報には人の個性(個人の考え方)も付いてくるので、自分の意見が世間的に受け入れられているのか否かは、かなり早い段階で目に見えるものになっていきます。ネットだと異端の意見、社会的にこれは悪い影響を及ぼしそうというものも受け入れられて異様にもてはやされる、と思われるかもしれませんが、社会的に悪い、と思われるものには意外にも社会的善の意見がだんだん増えて抑えていきます。その流れ、理論付けは見ていて感動するほどです。世の中でネットに接しない人がいる以上、既存のマスメディアで対応し、その意見を拾い上げネットの世界に紹介して、新しい良い流れを作る手段をもつのはある意味、これからの時代には必要なものなのではないでしょうか。

変化にチャレンジ(popo・東京・パートナー無・39歳)

ぜひ、新たな新規参入に後押しする力がほしいですね。確かに伝統や形式を重んじることはありますので、それなりの戦略プレゼンは必要かと思いますが、変化することにもどんどんチャレンジしていただきたいと思います。堀江さんのような存在がどんどん出で来ること、それを応援する人の波が出てくることに期待しています。

こじ開けるのではなく(Crystal・海外・パートナー有)

株取得自体はルールの隙間をついたにしろ、違法でなければ全く問題ないし、賛成です。ただし、企業というのは「ヒト」「カネ」「モノ」のバランスも大事。「金さえあれば何でもできる」と言って、わざわざ反感を買うのはあまり賛成できません。長いものに巻かれない姿勢は、素晴らしいです。しかし今の堀江氏は、「北風と太陽」の北風。ドアの向こうの人たちも、実は堀江氏の出現を待っていたかもしれません。でも、そのドアをこじ開けようとしたのでは思わず抵抗してしまうでしょう。堀江氏には今後もどんどん新しいドアを開けてほしい、古いものを変えてほしい、その期待があるからこそ、一連の乱暴とも思える言動が少し残念です。そこが変われば、ドアは中から開いて堀江氏を迎え入れると思います。

活発な意見の交換(カヅキ・千葉・パートナー有・34歳)

両者ともに、やり方には多々疑問もありますが、今回のライブドアの行動によって、メディアのあり方、株取引の方法などにみんなが疑問を持ち、活発に意見を交わす機会が生まれたのはとてもよいことだと思いますので、ライブドアにもう少し頑張ってほしいですね。

NO

熱意を持っているか(Quetsuko・東京・パートナー有・40歳)

放送のソフトウェアを作る者としては、ライブドアがどれだけソフトを作ることに熱意を持っているか、ということがわかりません。新しい技術は取り入れていかなくてはならないし、もちろんインターネットもコンテンツが大事であることには間違いないのですが、経営力や新しい技術だけではメディアは成り立たないと思います。今のメディアが新しいものを受け入れない体質ということではないのですが、メディア自体も旧体質から抜け出さなくてはならない課題も抱えていることも事実です。メディア王を目指すのならば、株式取得でメディア王になるというのはちょっと違うと思います。それなら放送局を作ってしまえば良いのに。マネーゲーム、買収劇を繰り広げるのは違う目的があるのでは、と読んでしまいます。

「ヒト」を無視している(fishgirl・神奈川・パートナー有・35歳)

旧態依然とした企業にメスを入れる可能性には少し期待が持てるのですが、彼のM&Aは「ヒト」という資産を完全に無視しているように見えます。企業活動は利益がでなければ存在意義を問われると思いますし、儲かることをやるのは当然ですが、社会人の一人として「儲かることだけをやる」という姿勢にはどうしても共感できません。また、個人的な視点からは、自分が社員だったらと考えてみたときに、感情的にどうしても賛成できません。

段階を踏む必要(俊ちゃん・東京・パートナー無・25歳)

株のことは詳しく知りませんが、何度聞いても、堀江さんの本当の目的が何なのかわかりません。本当に業務提携なのであれば資本参加しなくてもできるのに、なぜ株の取得を先に、しかも、今回のような方法で取得したのかが理解できません。株の取得自体が合法でも、仕事ってコンピュータ相手にしているゲームとは違うので、きちんと段階を踏むべきだったと思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

今後の経過により

今回のサーベイで興味深かったのは、「○」のひとも「×」のひとも、それぞれが指摘する問題点について、たぶんお互いが認めあうのではないかということです。要約すると、堀江氏のやっていることは問題も多いけれど、既成秩序に一泡ふかした点は評価できる、として「○」にするのか、既成秩序に一泡ふかした点は評価できるが、堀江氏のやっていることは問題も多い、として「×」をつけるか、の違いのように思います。

私は、これまで、「○」の部分と「×」の部分を指摘してきました。最終的には、どちらかの「信仰告白」をする前に、ひとつだけ私が抱いている最後の危惧を書いておきたいと思います。それは、堀江氏がリーマンブラザーズなり、村上ファンドなりの資本が操るピエロではないか、という疑問です。私なりに調べてみましたが、確たる証拠はありません。したがって、推測というか「下衆の勘ぐり」のたぐいなのですが、私がリーマンなら、堀江氏に800億円も投資する気にはならないということです。堀江氏の「インターネットと放送との融合」物語に、800億円を出すことはありえない、ということです。それでも現実には、投資しているということは、ライブドアによるニッポン放送の取得、さらには経営権の取得によって、資金の出し手であるリーマンが、長期的な利益を得ようとしているのではなく、1年程度で、ニッポン放送株をたとえばフジテレビに売却し、そこで利益が得られるという自信があった、としか思えないのです。ニッポン放送株をライブドアの取得以前から大量に持っている村上ファンドの動きも不可解です。堀江氏が市場で買いました株のかなりの部分は、村上ファンドが売却したものだといわれています。もし、事実なら、ずっと安値で仕入れた村上ファンドは、すでに大きな利益をあげたはずです。しかし、ライブドア側がいまだにニッポン放送の過半数を買えていないのは、村上ファンドが全部を売っていないためで、過半数になるかならないかのきわどい部分は、最後まで残しているのではないかと想像してしまいます。

今回の騒動で、もし堀江氏以外の人物、たとえばソフトバンクの孫正義氏とか、楽天の三木谷浩史氏が買い手だったら、世間の反応は、「買い占め」とか「乗っ取り」とかのイメージで、買い手を非難したのではないかと思います。堀江氏だから4分の3のサーベイが堀江氏に「○」をつけていると私は思います。彼のすがすがしい印象こそ、「資本」がほしかったものではないでしょうか。

ということで、私の疑問を提起したうえで、私がニッポン放送の株主なら、私は堀江氏の提案に「○」を投じます。ただし、私の疑問が当たっていた場合には、「○」を付けた不明を恥じたうえで、「×」に転向します。

1週間お付き合いいただき、ありがとうございます。まだ途中経過の問題、また続編をやりたいですね。

高成田 享

高成田 享

朝日新聞論説委員

e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりのブログ 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english