
賛成というより反対の理由がみつからない(なかなか@なかなか・大阪・パートナー有・36歳)
上場株式なので、所有者を意図的に制限するのはおかしいと思います。ただライブドアが所有することで、フジテレビの企業価値が飛躍的に増大するとは現状では思えません。経営に積極的に参画していく意思と情熱が、伝わってこないからです。投資としての行動であれば、わかりやすいです。賛成というより反対する理由がみあたらないというのが、正確だと思います。むしろ現在の経営陣によるフジテレビの経営姿勢、企業統治、経営ビジョンと行動力に問題があるような気がしますが、堀江氏個人に賞賛、バッシングが集中する構造が気になります。
お互いの意見を明確に(まゆちゃん・長野・パートナー有・35歳)
今の時代、企業買収も当然の経済活動であるため、ライブドアの株式取得には何の反対もありません。フジテレビの反発は、既得権を脅かされることに対する恐怖から、ただ新しいものの参入を拒んでいるとしか思えません。経済活動は勝負事ですから、真っ向から仕事の中身で勝負していけばいいのではないでしょうか。「ライブドアがやりたいことは何なのか」それに対して、「ニッポン放送側、フジテレビ側は何を守りたいのか、何を改革していきたいのか」ということを、しっかり当事者同士が話し合えばいい、ということではないでしょうか。
新しいことを提供できる良い機会(トム君のママ・大阪・パートナー有・58歳)
一般の人もネットにはまり、今60代近い自分でさえネットを使って何か小さなビジネスを始めたいと思い始めていることを感じると、形はどうあれネットとテレビが融合する時代もそう遠くはないのかなと思っています。そういう意味ではライブドアの堀江社長が本当にテレビとネットを使って新しいことを始めたり、ラジオ局と組むことによって、もっと視聴者やリスナーに面白いことが提供できるさきがけなのに、株の問題だけがクローズアップされて惜しいなと思っています。フジテレビやニッポン放送は会社が乗っ取られないかということに必死なのでしょう。まず顧客が何を求めているのかと、時代が何を求め始めたか、を感じて経営に生かしてくれる企業が伸びていくと思っています。陣地取り合戦ではない会社経営を両者に求めます。新しい時代のさきがけの話題を提供しネットで出来る何かを考案していける会社ならば、ライブドアのほうにも頑張って欲しいですね。
新しい風となる(のりたろう・福井・パートナー無・31歳)
ライブドアのやり方には少々疑問をもちますが、現在メディアも変わる時代に来ていると思います。同系列だけでなくライブドアが加わることにより新しい風が吹くことを期待したいです。
両社にプレゼンテーションを(ヒロカ・千葉・パートナー無・31歳)
私はライブドアの株取得に賛成です。なぜなら、放送業界の人間ではないからこそ、いろいろな改革にも取り組むことができ、今後のインターネットとの融合にも取り組める人材が、ライブドアにはいるのでは?と、思えるからです。株主に対してコンペを開くべきです。双方に、@取得、保持の目的(メディア再編や、放送デジタル化、インターネットとの融合後の可能性なども含む) A社会、公共への放送者の責任(例えば今のように、数字をあおるシステムで良いのか?)B経営のあり方(民放だと、スポンサーが第一で、視聴者はニの次。この状態で放送事業を継続していくべきなのか?)C最終目標(誰のために、誰に対して、どんなメディアを作るのか?)を、それぞれ各社の代表が3時間以内でプレゼンテーションして欲しいです。その上で決めるなら良いのではないでしょうか? フジのやってることのほうがフェアじゃないです。単なる株取引に、どうして政治家まで出てくるんでしょうか?

今までの歩み(wakano・岡山・パートナー有・35歳)
確かに堀江氏は違反行為はしていないし、反感を持って取り合わない日本の旧態依然さには嫌な印象を持ちました。しかし,
守る側の気持ちも分かります。変わることは力のいる事です。今までの歩みを数十年背負って来た者にとって,
ライブドアの動きは脅威以外の何ものでも無いのだと想像します。それ程の威圧感を持って行動されているという事は、それだけ嫌われる可能性も含んでいる事だと堀江氏も自覚し、どうしたら無理なく協調できるのかを探った方が良いと思います。
必要なものまで(まめまめ)
ライブドアの社長インタビューを拝見したところ、「新聞やテレビを殺していく」などとおっしゃっているようですね。私も新聞はとっていませんが、必要であると思っています。人気のない記事は「ごみ」だとも。恐ろしいです。
社員の気持ち(Kylin・大阪・パートナー有・45歳)
今の状況を見る限り、賛成出来ません。今回の別の方のサーベイ・テーマにあるように、会社を継続する鍵が人材にあるとするならば、ニッポン放送の社員は、ほとんどが堀江社長にいいイメージを持っていないでしょう。仮にM&Aが成功したとして、人心の求心力が新会社に向くとは思えません。