

自分に甘い彼を変えられなかった(ひらり)
離婚が成立して1年が経ちます。私たちの場合、子どもがいませんでしたので、お互い話し合いで決めました。びっくりするかもしれませんが、ごく一般的な時間帯での共働きをしながらの約4年間の結婚生活の中で、朝起きて、一緒に朝食を食べたことは、ほとんどありませんでした。むりやり起こすと、5分でも多く寝ていたいとのこと。私は彼を起こした後に出勤し、彼は身支度を10分ですませ出社。毎日が彼の妻ではなく、母親のようでした。改善を試みましたが、自分に甘い彼を変えることは、私にはできませんでした。でも、彼と結婚したのも離婚を決断したのも後悔はしていません。いろいろ苦労したぶん、自分の器が大きくなったような気がします。これからの人生にきっとプラスになるはず、お互いに。

イキイキできる環境を自分で作る工夫を(Misao)
結婚という束縛から開放されたい……と何度か離婚を考えたことはあります。でも、そんな時、子どもに対する責任など、いろいろ考えて、今日にいたっています。たしかに、結婚によって、ある程度の自由はなくなると思います。でも、学ぶことも多いと思うし、人間として成長する機会でもあると考えます。今の私の生活は、たぶんイキイキしてると思う。やりたい仕事をし、やりたい習いごとをし、友だちと食事などにも出かけ...。結婚という枠にとらわれて、自分を縛りつけている人が多いのではと思います。でも、自分の人生は自分のもの。イキイキするかは自分次第。家事と両立して、やりたいことをするのは、きついけど、夫が文句を言わずに、私を外に出してくれる環境を自分で作って生活することもできると思いますよ。
安易な見方をする風潮はきらいです(まーどんな・東京・既婚・47歳)
きつい言い方かもしれませんが、離婚して輝いている人というのは、裏を返せば、結婚を決意した時の相手の見極め、自分自身の心構えがどこかしら足りなかった人、と言えるのではないでしょうか?私はすべての観点から、この人しかいない!判断した連れ合いと、二十数年間、問題もなく暮らしています。結婚生活に行き詰まったらやめればいい、なんていう安易な見方をする昨今の風潮がきらいです。
自分たちのルールを作って幸せになりたい(mmasae)
結婚もしていないので、離婚といわれても……という気はしますが、私は離婚をしたからイキイキできるとは思いません。ケンカはたくさんするかもしれないけれど、できるだけ、初めのうちにたくさんケンカをして、お互いのルールをきちんと作っていきたい。また環境の変化でルールを変えなくてはならない時が来ると思うので、憲法だって変えるんだから、変更して、ずっと仲良くやっていきたいです。
離婚届の向こう側にあるもの(akemimi・佐賀・既婚・31歳)
仕事がら、毎日離婚届を目にします。熟年の方から、20歳そこそこの人までさまざまです。離婚届を提出する人の様子もまた、さまざまですが、疲れた様子の方も多く、離婚が成立するまでの時間の重みを感じます。そんな様子を見ていると、私は離婚するまい・・・と逆に思ってしまいます。
離婚を乗り越えていくこと、それが私らしい生き方(とみりん・東京・既婚・43歳)
主人との結婚生活はもうすぐ20年になります。これまでに、離婚の危機は何度かありました。私が仕事に熱中し始めたころ、家庭に主婦としていて欲しいという夫の価値観との違いでぶつかりました。でも、今は何とかそれぞれの独立した個人としての生き方を認めあいながら、暮らしていくことができるようになりました。今は私が夫を扶養していますが、別に不満はありません。彼にとって、新しい人生のための充電期間なのだと思っています。私は自立していますので、離婚しても一人で生活することに不安はありません。自由とは、結婚しているかいないではなく、それぞれ個人が、どういうふうに人と関係し、どういうふうに自分の個人としてのアイデンティティーを大切にしていくかの問題だと思っています。離婚しても自分の自立ができないままでは、本当の自由は得られないという気がします。危機はこれからもあるでしょう。でも、それらを避けないで生きていくことが、私にとっては、自分らしい生き方の選択です。

離婚=バラ色の世界は間違いです(Sayuri)
3年ほど結婚生活をしていましたが、相手とうまくいかないことだらけでストレスの毎日。しまいには、家に帰るのが怖くなって、このままでは、自分がだめになってしまう...と真剣に考え、離婚しました。相手はたぶん、なぜ離婚にいたったのか、わかっていないと思います。離婚して一年半、今は気持ちがずいぶん開放されて楽になりました。現在は、一人で暮らしていますが、この方がよかったと思います。でも、自由とは少しちがいます。金銭的にはしんどいことがいっぱいあるし、やはり一人では不安なこともあるし、いろいろな面で自由がきかないことはあります。だから、離婚したら自由になってバラ色の世界が開けるというのはまちがい。自分で考え、行動していける自立した人間になれて、初めてイキイキできるのではないか思います。「父にたのんで離婚...」と思っている人、まず、自分で闘ってみることが必要ではないでしょうか。
離婚できない理由があるのです(アズミぷー・福岡・既婚・43歳)
このご時世、だんなのリストラや、賃金カット、いろんなことで家庭の中がメチャクチャになっている友人がたくさんいます。私もその一人。共働きで家のローンを払い、子どもを育て、両方の実家の親の看病をし、結婚してから、本当に自分の時間がどのくらいあったのかと、最近考えることがよくあります。だんなが、子育ての手伝いをしてくれるわけでもなく、家事をするわけでもなく、忙しいときに頼んでも知らん顔。自分が選んだ相手と今は、あきらめてます。いろんなことを、相談したくても、すべて私が悪いの一言で、何の解決にもなりません。だんなの親も同じです。こんなとき、離婚しなくてもいい人や、離婚ができる人は、いいなーと思います。何をするにも先立つお金がないために、離婚ができません。離婚をしたくても、いろんな事情で離婚できない人がいることをわかってください。
積み重なることの恐ろしさ(チョコレートケーキ・神奈川・既婚・32歳)
やはり、結婚生活5年で短いですが、何回言ってもタンスの引き出しをきちんと閉めない、赤ちゃんが泣いていても、知らん顔でテレビを見ていたり、脱いだら脱ぎっぱなしなのを目の当たりにすると、腹が立って「こんなんと結婚するんじゃなかった」と思って、子どもが大きくなったら離婚するかと考える。こんな小さいことも、積み重なると恐いんやということが男にはわからないようだ。
平凡に生きることのむずかしさ(ATOKO・長崎・既婚・41歳)
夫と離婚の話し合いをしてから、半年が過ぎようとしています。いろいろなことを考えて、現在は、子どもを育てるということを主にして、生活を続けることになりました。子どもにとっては「良い父親」なんです。私は10年後にもう一度、自分の人生を選択できるように、それまで一生懸命に、自分のために生きようと決めました。10年後に、この10年を後悔しない難しさを、つくづく思い知らされています。
夫が突然、暴力をふるうようになって(yomatsu)
私の場合、夫に不満があったとかいうことではなくて、忙しい仕事のストレスから、うつ病がひどくなった夫が、ある日、突然暴れて子どもにも暴力をふるう状態になってしまったため、子どもを守るために、別れることになったのです。でも、世の中、何が起こるかわからない、というのが本当の気持ちです。万一、何かが起こっても、一人で生きていけるように、子どもを守れるように、精神的にも、経済的にも、夫に頼りすぎず、自立する部分を大切にしておかれるよう、みなさんに忠告したいと思いました。
離婚後の私は……(ladySHERRY・埼玉・未婚・36歳)
約3年前に離婚して以来、エステの会員になり、英会話スクールに通い、旧交を温め、年に二回は海外旅行に行き、毎月最低一回は、映画館に足を運ぶ日々です。はたからみても、自分で振り返っても、たしかに充実しているし、お給料も時間も、基本的には自分のためだけに使えるようになりました。でも、それでもやっぱり、離婚なんかしたくなかった。お風呂で一人泣く毎日だろうと、自分の稼ぎがすべて生活費で消えていこうと、できることならば、彼とずっと一緒にいたかった。今でも、心の奥ではそう思ってます。

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