

相談にのる側になるときには、注意を(シアン)
好きになったこと、ありますよ、何度も。結局どれも上手くいかなかったですけど。後になって考えてみると、わたしの場合は相談した人を好きになったというよりも、好意があったから近づく口実として相談事を持ちかけたという方が正しいです。わざと悩みを作ったりして。だから当然のめり込みますよね。夫はそういう関係でなかったから上手くいったのかな?
逆に、のめり込まれたこともあります。
教師をしている時。医者と患者の関係と同じで、生徒側は親身な先生の態度を勘違いすることがあるんです。ストーキングにまで発展し、とんでもないことになりました。周囲の先生に協力してもらって何とか解決しました。相談に乗る側になったときには注意してください。
知らず知らずのうちに恋心(きょうん・京都・31歳)
わたしのよき相談相手から恋人となったのは、まさに今の主人です。主人と知り合った頃、別の男性と結婚が決まっていたんですが、当時の彼に何か疑問を感じていたわたしに、他のみんなは「よくあるマリッジブルーだよ! 」と言って、真剣に取り合ってくれませんでした。でも主人だけは、異性感情抜きで、人間としてわたしの原因不明な憂うつさを一緒に考えてくれました。次第に、わたしは主人の方へと絶大な信頼感情が芽生え、どんどん男性として惹かれてゆきました。彼も同じように、わたしに恋愛感情をもつようになりました。……結局、当時の彼とは別れ、主人と結婚することになったのです。主人への気持ちは結婚する前も今も全く変わりません。人間として尊敬しています。
相談相手が今の彼(taz)
友人関係でとっても困っていた時に、毎日のように助けてくれたのが今の彼です。絶対に好きにならない、ただの友だちと思っていたのに、話をしていくうちに、彼の心の奥にある優しい部分と、少しでもわたしを尊敬してくれるところに惹かれたんだと思います。人って話してみないと本当にわからないものです。実感しました。
相談されてその気になったら……(クレア・独身・36歳)
いつも肩で風を切っている年下の男性が、何かと相談をしてくれ、時に弱音すら吐いてきました。眼差しから「わたしに気があるのか! ?」と思ったものでした。でも、わたしがその気になった途端、いっぺんに相手がひいてしまった……。彼には、若くて可愛い彼女が職場にいたんです。要するに、彼にとってわたしは単なる頼りになるおねえさん、ってところだったんですね。もうだまされないぞ!
一時の気の迷い?(みぃちゃん3)
つい最近の話なのですが、彼といろいろ問題があって別れることになったのです。その時に異性の友だちに相談していました。気持ちがおさまるまでずっと親身にしてくれてました。いつしかその友だちに恋愛感情を抱くようになっていたのですが、それは本当の恋愛感情なのか?……と、また悩みました。ただ、わたしに優しくしてくれるのでその人にすがりたいって気持ちだけだったのかもしれません。
相談相手への独占欲が……(makudona・東京・未婚・25歳)
彼のことを相談している同期の異性がいるのですが、たしかにお互いに秘密を持っていると、親密な感じになりますね。相手に悩みを打ち明けるということは、やはりわたし自身が好意を持っているわけです。他の人よりは近い関係ですので、恋人に似た感覚も覚えます。時々、その相談相手に嫉妬を覚えそうになることがあります。わたしは、彼が他の人に言わない秘密を知っています。彼にも恋人がいますが、わたしに好意(どういう好意かは敢えて聞かないようにしていますが)を持っていてくれていることも感じています。そういう関係の中で、彼が他の女の子と仲良さそうにしていると、かすかな嫉妬を感じてしまうのです。独占欲が出ないように気をつけなくちゃと、思い始めていたところです。

本気で相談したいなら(nanako・既婚・41歳)
本気で相談したいなら、経験豊富な、自分より年上の女性がベストな気がします。というのも、いくらこちらにその気がなくても、相談相手が男性の場合は相談相手としてふさわしくない確立がグッと上がる気がするのです。相手が男性の場合、下心やらなんやらで、必要以上にやさしかったり、熱心に相談に乗りすぎる傾向が強いからです。一見キツイせりふも、計算済みだったりするから、若い女性はよくよく注意が必要。甘やかされないためにも、親身になってくれる点においても、相談相手は同性を選ぶべきじゃないでしょうか。不倫が目的の人も中にはいるので、誤解されたくなかったら、既婚者への相談はとくにやめるべし。好きになる以前の問題として、自分のための選択を。
相談相手に甘えすぎるのはダメ(Maja)
相談したり相談されたりの関係には、信頼と共感が求められます。わかってほしいという気持ちは、恋愛にかなり近い感情で、自分が行き詰まっているときに的確なアドバイスがあると、ほっとして、つい頼りにしてしまいます。が、あくまでも決断は自分自身であり、相手の負担にならずに自立していないと、同じことを繰り返してしまいます。相談相手にべったりと甘えて頼りすぎ、依存関係がうまれて離れがたくなると、ますます不安になり、次の相談者を探さなければなりません。相談相手は一人ではなく、「言いにくいこと」もはっきり言ってくれるクールな関係が理想的です。あくまでも、自立支援のための相談です。
相談相手はまったく恋愛感情がわかないヒト(NONTA・東京・既婚・30歳)
今までを振り返っても、男友だちは男友だちであり、相談相手であって、恋愛に発展することは100%なかったです。自分の中で「もしかしたら……恋心が芽生える?」っていう図式が浮かばない人だからこそ、相談相手になってもらっていたような気がします。考えて見ると頼もしく楽しく信頼できる男性であり、二人でいても安全で優しい友だちを選んでいましたね。男性の場合は、恋愛のことを相談されることにより、逆に恋愛感情が沸くこともあるようですが、わたしの場合は、流されるとか同情とかいう気持ちで恋愛をすることはなかったです。
それは大きな勘違い。(big5・東京・既婚・29歳)
でも、利用したことはあります相談相手を好きになるのは「好きになった気がする」だけだと思います。他人に相談しなければいられないような精神状態で、他人と関係を結ぼうというのが、そもそもの間違い。患者が精神科医や看護婦、カウンセラーを好きになるのと同じだと思います。ただ、それを利用して好きな人が落ち込んでいる時に親身に相談に乗って、交際が始まったことはあります。
好きな人に相談されて……(にーん)
わたし自身は、今のところありません。というか、異姓に相談したことがないですね。とくに恋愛に関しては。でも、好意を持っている異性には、いつも相談されてしまいます。ちょうど相談されたばかりで、タイムリーな話題です。相談された男性の彼女が、いつも男性に相談しては、その人とけっきょく付き合うタイプの女性で、わたしとは違うんだなあと思い、そういう人は、また次に相談する人ともそうなるのではないかと思ってしまっています。相談するっていう時点で、相談相手を信頼し、自分の嫌な部分を見せても理解してくれると思っているってことですもんね。でもなあ……。
別れてしまった彼と(ぴょん)
昔むかしの事。付き合っていたけど別れてしまった人との、その後の付き合いがまさに「相談相手」でした。わたしはまだ心残りがあったけど、彼にとってわたしは「相談相手」だったようです。そういった関係を望んだのもわたしだったし、それでいいとも思っていたけど……。割り切れない思いを、その頃は抱いていました。まだ若かったんだなあと、ほほえましい気持ちになります、われながら。

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