

自分にもあるのかな?(はちみつぷ〜☆)
先日、父方の祖父が亡くなり、家系図を見せられた時には考えさせられました。一応、「本家だから養子をもらわないと……」と親戚には言われていたものの、他にも親族で同じ姓の男性がいるだろう、とタカをくくっていましたが、実際にはわたしたちの代がいない! 別に名前を残す云々……ではないけれど、お墓がある以上、ほっとけない。たしかにわたしの子どもくらいまでは大丈夫だろうけど、そのあと無縁仏になるのもちょっと。そう考えると、やっぱり「イエ」へのしがらみが、自分でも強いのかなと思ってしまいます。
何事も実家のいいなり(ねばこ・既婚・38歳)
結婚は当人同士のもの。家と結婚するわけではない、と信じて結婚したのはもう16年前。やはり当人だけのものではないとわかってきました。主人の実家は九州の離島。しきたりや慣習を重んじる家なので、結婚式をどうするかというところからぶつかり合って大変でした。今でこそ「自分たちらしい結婚式」をプロデュースしたいと考える人たちが多いと思いますが、わたしたちも豪華な結婚式よりも、自分たちらしい温かみのある結婚式を望んでいました。が、結果は実家がすべて仕切っていました。わたしたちが口をはさむ余裕などありません。そんな調子でスタートして、何事も夫の実家のいいなりに進めるしかない状態になっています。正直言って夫が亡くなったら、離籍を考えています。同じお墓なんて絶対入りたくない!
姑曰く、死んだら後始末が必要(マダムW・岩手・既婚・42歳)
姑と同居しています。親族とうまくつきあうことを強要されています。一番の理由は、人は必ず死ぬ→その時誰かのお世話にならなければならない→子どもや配偶者がいれば看取ってもらえる→昨今結婚しない人や、気ままな一人暮らしの人が増えているようだが、死んだ時どうするのか?→結局直系親族以外の誰かに、面倒看てもらうことになるだろう→だから結婚して子どもを産んで親族とも付き合うべきだ。と暗にわたしは言われています。たしかにその通りだと思うけど、話を聞いていると、「そのためだけに結婚したりするのか」と思うわたしはひねくれ者でしょうか?ちなみ育児を手伝ってもらったし、もし彼女が死んだ時は看取ろうと思っているけど、この手の話を聞くと気分が重いです。
おばあちゃんの言葉が今になって(mopet)
うちはおばあちゃんがよく「家同士の釣り合いのとれない人や、国籍や肌の色の違う人との縁はうまくいかないので、絶対結んじゃ駄目! 」ってよく言っていたのを覚えています。ドラマのように、愛さえあれば何だって乗り越えられる! 自分の幸せは自分でつかむ! と思う反面、自分が当事者になった場合どうするでしょうね?やっぱりおばあちゃんの言葉の意味を改めて思い返しています。
次男と結婚したはずが(しし丸・大阪・既婚・31歳)
「主人が次男だ」と友人に話すと必ず、「よかったねー」と言われるのですが、ところがドッコイ、長男は未婚&社交性に欠ける性格だからと、ことあるごとにわたしたち夫婦が仕切るハメになり、冠婚葬祭や集まりごとがあるたびに駆り出され、その交通費も正直大きな負担だし、忙しさゆえ体調も崩します。お付き合いも大切ですが、自分たちの安定した生活には代えられないと、結婚した当初より意識して距離を置くようになりました。
介護は当然嫁の仕事!?(ミュウミュウ)
結婚してすぐに夫の両親と同居しましたが、うまくいかず2年間だけの約束で別居しました。5年が過ぎましたが、正直コリゴリしたので二度と同居するつもりはありません。じつは義両親には内緒でマンションを購入し、来年引っ越す予定です。そこで問題になってくるのが、義両親の介護の問題です。姑もわたしたちと同じく、結婚後すぐに同居でうまくいかず別居しましたが、介護には通ったそうです。ですからわたしも介護するのが当たり前、と思っているようです。わたしは事業主で毎日が忙しく、通うのは無理だと思っています。しかし、「今後のことを考えると、事業を大きくするのはどうかと思う」と言われました。また、わたしも夫も一人っ子ですが、わたしの両親のことはまったく考えていないようで、「嫁が夫の両親を看るのが当たり前」だと思っています。わたしたち夫婦はうまくいっていたのですが、最近この介護のことでうまくいかなくなりつつあります。夫の両親のために離婚だなんて馬鹿げていますが、介護のことが現実になったら、離婚も考えなくてはいけないでしょう。
長男と結婚してしまったことに後悔(ルビイ)
まだまだ古い体質、残っていると思います。とくに地方にある夫の実家へ行った時に強く感じますね。そこへ行けば、事業主であるわたしであっても、そのイエの「ヨメ」であることを当たり前のように要求されます。墓前に行った時に「わが家のご長男様が帰ってきましたよ」と報告された時は、さすがにギョッとしました。結婚してもうすぐ丸5年が経とうとしており、子どもも2人いますが、こんな不景気でも相変わらず実家へ早く帰ってきて、このイエを継いでほしいと思っているようで、その旨を夫にではなく、わたしに言ってきます。日常生活で、夫は帰りが遅く、子どもの送迎から家事、育児のほとんどをしながら仕事を続けていますが、長期休暇は夫の実家へ行ってヨメをするため、わたしには休暇はありません。つくづく「イエ」に縛られていることを感じると同時に、長男と結婚してしまったことに後悔をしています。
分籍を反対されて(みわ)
わたしは本籍が父の実家となっていて、すごく遠いのです。戸籍謄本が欲しい時など、父の実家(本家、ちなみに父は長男だが実家を出た)に依頼したり、役所に直接問い合わせたりするのですが、社会人になり、一人で生計を立てるようになり、また、諸手続きがしやすい環境が欲しいと思ったので、分籍しようと思ったんです。しかし、親に叱られて断念しました。父は実家を出たなりにイエを非常に気にしていて、家族丸ごと戸籍を移動させることもできないと言います。ここに書ききれないさまざまなお家事情があるのですが、とにかく戸籍を実家に置いておくことで、長男としての最低限の責任を果たしていると思っているようです。わたしにはよくわからない感覚でしたが、これがイエなのかなぁと思い、反抗できないと思ったわたしも、やはりイエを無意識のうちに意識しているのかと思いました。
「名前の繋がりより心の絆が大切」(でろんでろん・既婚)
両親の実家がそれぞれ田舎……。両親はいまどき「イエを継げ」だの「名前を残せ」だの言いませんが、田舎がいろいろ言ってきます。幼い頃から親戚の大人同士の嫌な面を見てきたわたしとしては、形にこだわっているようで納得がいきませんでした。でも両親は「名前の繋がりより心の絆が大切」だと言って、すんなり好きな人と結婚させてもらえました。とっても感謝しています。何も言わなかったけど、きっと親戚間で苦労したであろう母とそれを支えた父、名前は変わっても一生支えようと思っています。子どもって、いろいろ言わなくても親の姿勢を見て育つものだと思いました(わたしもそういう親になりたいものですが)。
最後の問題はやはりお墓(miway)
この問題に関しては、たとえば家は古くなれば壊す、土地はどうにもならなくなれば売る、家系はなんとかいとこの子どもでも、男の子を見つけて気分的にでもつないでいく、または夫婦別姓が認められた際に対応するなどの方法があるような気がしますが(ここまでもとんでもない! という家もたくさんあると思いますが)、やはり最後は「○○家」として建っているお墓でしょう。これを誰が守るのか、誰も見てくれないのか、という問題を考えた時、ご先祖様や可愛がってくれた祖父母を思うとどうにもこうにも。なんとかならないものかしら。

関係は深いが、しがらみとは感じない(ぶどうパン・既婚・30歳)
一人っ子と結婚して4年目ですが両親に恵まれ、いい意味で深い関係をもっています。わたしのキャリアを理解して、「若い時は一度しかないのだから、しっかりがんばりなさい」と、嫁としては不良嫁のわたしを、本当に大事に思ってくれています。義父のリタイア後は二人で幸せそうに生活していますし、訪ねるのも楽しみです。わたしの両親とも仲が良く、4人でうちとけあって楽しんでいるようです。義母は姑で散々苦労した人ですが、「あんたたちは苦労しなくていい! 」とはっきり信念を持っていて、「あんたたち二人が仲良く幸せでいてくれたらいい」と言ってくれます。結婚して家族が増えることは、一概にしがらみと言えないのではないかと思います。
しがらみを嫌がる父のおかげで(みな・埼玉・既婚・32歳)
父はそういうしがらみが嫌で田舎から出てきた人でした。わたしは男兄弟のない長女ですがお嫁に出してくれ、あこがれの好きな人の名前になることが叶えられました。それでも父の人柄か、時節の挨拶や冠婚葬祭等の付き合い等、いい部分はちゃんとあるので、父に感謝しています。

大好きな人を育てた人を悪く思えない(紫苑・既婚・39歳)
イエと思うと気が重くなる。たしかに親戚づきあいというのは大変でしょう。でも、好きで結婚した旦那さまをみんなどう思ってるのかなあ。こんなに良い人に育ててくれたのはその親なんだから、尊重して生きていけないの?いい旦那さまだったら、その親もいい人だと思うよ。悪く思うとキリがない。血のつながった人だって付き合うのは難しいんだから、他人だった人たちとやっていくのは、お互い歩み寄ることも必要だと思う。あちらさまもそう思ってやってくれてると思います。

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