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2002/9/2(月) - 2002/9/6(金)
5日め

テーマ人工受精で彼との子どもが欲しいですか

今日のポイント

子どもは未来

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凡例
キャスター
丹下一
丹下一 俳優

たくさんの投稿を本当にありがとうございました。みなさんの投稿を読ませていただきながら、人工授精・体外受精について話すことの大切さを改めて感じています。そして、もっと知りたい、知っておかなければいけない……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

夫婦間の顕微受精までは自然だと思っています(どる・既婚・30代)

「わからないことによる偏見」。そのとおりだと思います。顕微受精は「卵子を出す」「卵子に精子を入れる」というところが、人工です。しかし、それが受精するかどうかは、自然の営み。人の手は介在できません。また、「体に受精卵を戻す」のは人工ですが、「着床」は自然の営み。医療の手はかりるけど、生命を作り出すことは出来ません。わたしは、成功率が20%ほどしかない顕微受精は、夫婦間で望むものであれば、その他の技術に比べてずっと自然なことでないかと感じています。世の中には、輸血、人工呼吸器、人工心肺装置、人工の皮膚、筋肉、血管……いろんな医療技術があります。これも生命に関わる人工的なことです。また、レーザー手術で視力をよくしたり、プチ整形したり、自然の姿を変える技術も進んでいます。その技術をどこまでを自然と思うか、または自然でなくても幸せと思うかは、個々人の価値観や、時代の流れで異なるものだと思います。耳に穴をあけるピアスは昔はとんでもないことでしたもんね。

手段よりも育児に対する心構え(kaho・既婚・35歳)

夫婦間で子どもを望むのであれば、人工授精でも構わないのではないでしょうか?長い育児期間、子どもを望む意志の強さがあれば育児に関する問題は必ず乗り越えられます。望まない妊娠で出産してしまう安易さのほうがよっぽど問題です。「自然」という言葉から言えば逆らっているかもしれません。しかし今、何より考えなければならないことは、何も知らずにこの世に生を受けた命が、不幸な環境に置かれないことだと思います。妊娠・出産に至る経緯よりも、成人するまでの、その後のほうがずっと長いのですから。虐待や育児放棄の不幸を失くすためにも、子孫繁栄に関しては「自然」に逆い、現代医療の手を借りてもいいのではないか、と思います。心から強く望む女性にこそ、未来を担う子どもを育ててもらいたいです。

周りは暖かく見守ってほしい(ashi・神奈川・40歳)

わたしは人工授精経験者です。約3年の間に25回挑戦しました。わたしの子宮口にポリープがあることが問題だったので、人工授精にすがる感じでした。良い結果が得られず、身も心もボロボロになりました。体外は神の領域と思い、治療開始から考えていませんでした。病院で知り合った友だちは人工授精を行なっています。どこまで進めるかは本人次第で、どんな方法で産まれた子でも、偏見を持たずに見守ります。

当人でないとわからない苦しみもあります(ふぉるく・東京・既婚・29歳)

わたしは今、「不育症」の治療をしています。読んで字のごとく、受精卵が育ちにくくすぐに流産してしまう体です。神の領域、自然に任せて……そうおっしゃる方のほとんどは、妊娠の経験がないか、とくに問題なく出産に至った方だと思います。手術で一命をとりとめた人を「人工的に助けられた」と白い目で見る人はいませんよね。不妊治療だって同じだとわたしは思っています。そして、現代医療において、生殖の部分だけが神聖化されすぎている気がします。不妊治療にも健康保険を適用するなど、不妊を病気として捉えることはできないのでしょうか。

そこまで思われる子どもは幸せ(LUNA)

そこまで親が望んで産まれてくる子どもは、幸せだと思います。連日のように虐待で幼い命を奪われる子どものニュースを聞くと、切にそう思います。まだ子どもはいませんが、もしわたし自身が不妊だったら、親に泣きついてでもその道を選ぶでしょう(滅多なことでは親を頼りにすることはありませんけど)。家族が増えることは苦労も多い分、大きな幸せでもあります。世の中には、産まれたくても産んでもらえない子どもがたくさんいる。そう考えると、「子どもを欲しい」と思う気持ちは偉大だと思います。

当事者でさえ複雑です(まきっち)

体外受精により娘を授かりました。薬の副作用があったため、受精卵を一度冷凍し、体の回復を待ってから子宮に戻す方法で。夫と何度も話し合い「一度だけなら……」という決断の結果です。余剰胚(必要以上にできた受精卵)は破棄しました。どうしても神の領域を侵したという気持ちを払拭することができなかったからです。でも、子どものいとおしさは何ものにも代えられません。この世の中にこんな幸せがあったのかと感じています。だから、結果的には「YES」。ただし、自分が不妊の辛さを体験する前ならば、明らかに「NO」でした。

夫婦二人の希望であるなら「Yes」(みかげ)

わたしは不妊症を経て現在、妊娠中です。自然妊娠しましたが、人工授精も子どもを授かる方法の一つとして視野に入れていました。最初は自然の摂理に逆らっていることへの畏怖や嫌悪感もありました。しかし、医学の進歩で治癒が可能になった病気も多いのだから、生殖技術も同じではないかと思うようになったのです(当事者であるからこその感情の変化で、一般的には特殊な感情であることは理解しています)。ただ、基本的に子どもは夫婦(または恋人)の二人で待ち望むものだと思うで、どちらかに技術の不自然さへのわだかまりがあるのであれば、やめたほうがよいと思います。親が生理的に子どもを気持ち悪いと思ってしまうのはとても悲しいです。いずれにしても、子どもを持つ、持たないで偏見を持ったり、子どもを授かる方法でその子自身が差別されない社会になっていくことを望んでいます。

遺伝子を残したいと思うのは本能(りゅっぴー・既婚・35歳)

人は遺伝子の乗り物だと思うから、自分と愛する人の遺伝子を後世に残したいと思うのは本能だと思うのです。まして、それが現代の医学で可能ならばチャレンジしたいと思うでしょうし、それを責めることはできないと思います。わたしは子どもを二人産んで、やっとほっとした部分がある気がしますから。

欲しいという気持ちは切実だと思う(katuttin)

わたしは経験はないのですが、子どもを欲しいという気持ちはとても切実だと思う。今でも、子どもの産めない女は「女じゃない」っていう偏見を持ってる人もいるようですし、いつの時代も偏見を持つ人っていると思うんです。人工授精、体外受精で生まれてきた子どもだって、親の真剣な思いをもって話せばきっと理解してくれるはずだと思うのですが。

希望を叶えるために開発された技術だから(usausarabbit)

「自分の子どもが欲しい」という希望は、本人にとっては切実なものではないでしょうか?その気持ちは、とうてい他人にはわからないものだと思います。そもそも、人工授精や体外受精、代理母による出産も、「子どもを産みたい」という希望をかなえるために開発された技術だと思います。

NO

自然の生物として考えたら「NO」(琥珀・東京・未婚・33歳)

周囲にも不妊治療をしても子どもを授かれなかった人がいて、その辛さも人間としてはわかるとは思っていますが、やはり反対の気持ちのほうが強いです。健康な個体、強い種が生き残って進化してきた自然の人類としては、生まれないはずのものが生まれるということは、わたしは、やはりあってはならないことだという気がします。だから、自分も愛する彼との間に子どもができなかったとしても、それはあきらめたいと思います。

OTHERS

他の選択肢は?(kazukazu)

現在、子育て中の1児の母です。自然妊娠で子どもを持てない時の気持ちは、そうなった人にしかわからないと思いますが、今のわたしとしては、自然に任せる方を選択したいと思います。子どもの可愛さは何ものにも変えがたいですが、それが自分の遺伝子を受け継ぐものでいてほしいというのはやっぱり人間の心情なんでしょうか。子育てをしていて「産みの親より育ての親」という言葉を実感しています。親を持たない子どもがいて、子どもが持てない人がいる社会で、人工的な手段によって親子となるのではなく、養子という手段によって親子となることがもっと自然にできる社会になればいいなと思います。不妊治療はかなり辛いと聞きますし、どこまでが自然の領域かは非常に判断が難しいです。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

子どもたちを暖かく見守るために

たくさんの投稿を本当にありがとうございました。みなさんの投稿を読ませていただきながら、人工授精・体外受精について話すことの大切さを改めて感じています。そして、もっと知りたい、知っておかなければいけない、という気持ちになっています。人工授精・体外受精は、妊娠するための一つの選択肢として明らかに存在しています。行政は、この技術に対し「不妊治療は健康保険の適用外」という立場をとっています。僕には、とりあえずほったらかしておく、というスタンスにしか見えません。

日本は、世界でピル(経口避妊薬)を認可した最後の国です(最後から二番目は北朝鮮でした)。そして、臓器移植と同様、人々は次々と国境を越えて行動していきます。何をどう進めていくのか、どう規制するのか、科学者、行政、そしてわたしたち市民の3者が話し合う場が必要なのではないでしょうか。それは、現代社会=わたしたちにとって「家族」とは何か? という問いにもつながっていくはずです。「もっと知る」ことで偏見がなくなり、ashiさんのおっしゃるように「すべての子どもたちを暖かく見守る」ことができればと思います。だって、Kahoさんのおっしゃるとおり、子どもは未来そのものですから。

丹下一

丹下一

俳優

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