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今週のテーマ会議番号:2401
それでもクジラを食べたいですか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2008年03月17日より
2008年03月21日まで
円卓会議とは

藤田正美
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
円卓会議議長一覧
ちょっと挑発的に「それでも」とお聞きしたために、感情的な反発を多くいただきました。申しわけありません……
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1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes なぜ、食べてはいけないの? (タマ吉・神奈川・パートナー無・45歳)
私自身、鯨を食べる回数は、年1回あるかないかです。でも、なぜ、鯨を食べてはいけないのか? 鯨の数は現在増えつつあり、日本の漁場の魚が食べられてしまっている、という話も聞く。よく言われる牛、豚は家畜だから食べても良いが、鯨は家畜ではない…… というのも納得できない。魚も家畜ではないけれど、皆、食べることに抵抗はない。自分達の文化で食べることがないものを食べる文化を持つ人達を非難し、自分達を正当化しようというのは、視野が狭いと思います。

yes 食文化と海の生態系を守りたい (erigeneia・東京・パートナー有・29歳)
母方の実家にいくと、鯨を使った郷土料理を食べさせてくれます。私の舌には合いますし、日本の食文化として残っているのは確かだと思います。また、私がYESにしたのは文化的要因だけでなく、鯨が食物連鎖の頂点であるため、増えすぎると生態系が崩れる可能性がある、という説に興味を持っているからです。環境保護のシンボルや政治的な立場の話としてではなく、海の生態系を守る意味で捕鯨の是非を問うていきたいと思います。

yes 食文化への冒涜では? (コアントロー・兵庫・パートナー有・43歳)
私は小学生のとき、給食で鯨を食べた年代です。大好きなメニューでした。確かに乱獲は生態系を乱すので、よくないと思いますが、きちんと調査してからの捕鯨がなぜだめなのでしょうか? 捕鯨に反対する国々の言い分は、「かわいそうだから」というもの。それでは彼らが食べてきた食肉はどうなのでしょうか? それぞれの国には、その国独自の食文化があります。それを他国に反対されたからと、どんどん変えていくべきなのでしょうか。生態系を守った上で、食文化との共存を考えられないでしょうか。

yes もう、絶滅はしない状態になった (artgate・千葉・パートナー有・33歳)
小学生の時代の給食メニュー「くじらのたつた揚げ」は一番好きなメニューでした。なので、食べたいです。保護しすぎてくじらが増えると魚が少なくなってしまうと思います。魚の消費量が増えていて魚の漁獲量が減っている現在、多くの魚を食べるくじらだけ特別扱いするのはそろそろ止めにしてよろしいのではないでしょうか。

no 実にタイムリー (いまいくん・東京・44歳)
実は先週の土曜日に鯨の刺身とベーコンを買って食べました。特別に鯨が好きと言うことではなく、単に珍しかったから買っただけです。で、食べてみた率直な感想は…… 「そんなに美味いもんじゃない」でした。となると、なぜ頑なに捕鯨を続ける必要があるのか? それはたぶん、ここで政府が妥協してしまうと、鯨の次は鮪、そしてその次は…… とどんどんエスカレートしていくことを恐れているからなのではないでしょうか? どうもそんな気がします。

no 反対! (KRJ・カナダ・パートナー有・31歳)
調査捕鯨と言いながらクジラの肉が市場に出回っているのは絶対におかしいと思います。現在カナダ在住ですが、この捕鯨活動が世界中を敵に回しているというのを実感しています。日本人としてこの捕鯨活動をどう思うのかと聞かれる事も多く、この事に限って言えば日本人が野蛮人だという人も中にはいます。本当に捕鯨活動の報道を目にすると肩身の狭い思いをしています。日本人の食文化、日本の捕鯨活動の正当性を唱えても、世界には納得できる形になっていないのが実情です。

no 食べるものはほかにたくさんある (Jerryb・東京・パートナー有・41歳)
時代は変わり、クジラ以外にタンパク質をとれる食物はたくさんあるのに、なぜ税金を投入して広告してまでクジラを食べさせるのでしょうか。鯨食が日本固有の食文化だという意識も特にはありませんが、昔から沿岸で鯨漁をしていた漁村が観光や地域振興で行うならまだわかりますし、嗜好する人が消費する程度の捕獲しかしないでしょう。遠洋に出かけて行ってクジラを捕り、鯨肉が余っているからと価格調整をするのはおかしいと思います。天下り行政法人を維持するためとしか思えません。

no 捕鯨には賛成です (ニューヨーク・海外・パートナー有・34歳)
計画性を持った捕鯨には賛成ですし、捕鯨に反対する国の論理はまったく理解できませんが、私自身が食べたいかというと、そうでもありません。ただしこれは他の人が食べることを非難するものではありませんし、不条理な理論に屈せず、食の伝統を守るためにもむしろ捕鯨は続けていってほしいと思っています。

no 調査結果は? (ホロロン・東京・パートナー有・53歳)
たまに魚屋さんにならんでいますが、全然食べたいと思わないですね。それにしても、調査の目的は何で、その結果はどこにだれが保管しているんでしょう? こんなにシー・シェパードのことで騒がしくなっているのですから、この際大きく公表してほしいですね。結果だけでなく、肉そのものも。この調査の監督官庁って、どこかしら?

no 投票としてはNoですが (nm271885・神奈川・パートナー有・35歳)
私自身は、さほどクジラ肉が好きなわけではありません。ただ、食の多様性は文化であり、外圧に屈してクジラを食べられずに育った日本人が多くなった事は残念だと思います。外人が感情だけで、何の調査的裏付けも無く、他国の食文化にケチをつけるのは、単なる日本いじめであり、内政干渉以上にタチの悪い事だと思います。

no 鯨にこだわる理由がわかりません (ひつじ子・東京・パートナー有・39歳)
鯨を食べたのは、数十年前の小学生時代の学校給食くらいです。それほど美味しいものとは思いませんでしたが、栄養価が高いという理由で献立に含まれていたのでしょう。鯨に代わる栄養価が高い食材は他にもいろいろあるでしょうから、貴重な鯨を無理して食べる必要はないと感じます。日本が鯨にこだわる理由がよくわかりません。
2日目の円卓会議の議論は...
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クジラは「資源」?
ちょっと挑発的に「それでも」とお聞きしたために、感情的な反発を多くいただきました。申しわけありません。感情的になろうとしたのではなく、できるだけ多くの方の注意を惹こうとして、こうした表現にしました。ご理解いただければ幸いです(何だか石原都知事の答弁みたいですね)。

僕が小学生のころにも、給食で鯨肉、というよりクジラのベーコンが出ました。当時の食生活は決して豊かではなかったのですが、それでも僕の記憶の中ではこのベーコンは美味しいものではありませんでした。というわけで、僕自身は鯨肉に対する「郷愁」はありません。でもerigeneiaさんのように、鯨肉をよく食べる習慣があるところで育った方には、郷愁もそして伝統に対する愛情もあるだろうことは理解できます。

ただ捕鯨に関してはどうもよくわからないところだらけです。まず、世界の圧倒的多数の国が捕鯨に反対するのかがよくわかりません。そして、日本の水産庁が近海の捕鯨を文化として主張するのはわかりますが、それならどうして南氷洋まで出かけていかなければいけないのか、これもよくわかりません。さらに、シー・シェパードのように暴力を振るってまで阻止しようという人々の感覚もよくわかりません。

また調査捕鯨である日本が捕獲するクジラの頭数が、アイスランドやノルウェーのように商業捕鯨をしている国が捕獲する頭数の合計よりも多いというのも理解できません。反対派や賛成派のHPを読んでも、なかなかすっきりと論理が入ってこないというのが、本当のところです。

もう何年も前ですが、オーストラリアの新聞に日本の捕鯨に関するこんな記事が出ていたという記憶があります。「自分たちは南氷洋(南極海)のクジラを絶滅させたが、日本は生息状況を見ながら捕鯨をして、結果的にクジラの頭数は増えている。日本のほうがクジラのことを昔の自分たちよりよく考えているのではないか」。これは記憶なので正確ではないかもしれませんが、「資源」としてクジラを考えるなら、コントロールされた捕獲はあってもいいと思います。

そうするとクジラは「資源」なのか、ということになります。たとえばアフリカの野生動物は「資源」なのでしょうか。毛皮が珍重されれば資源になります。象牙などもその典型です。毛皮のため、象牙のためだけに乱獲されれば絶滅が心配されます。だから禁止されたり、制限されたりします。日本でも二ホンカモシカなどはたしか天然記念物に指定されて捕獲が禁止されていたと思います。

クジラはアフリカ象と同じように、資源として考えるべきではないのかどうか、そこが議論の出発点でしょうか。資源として考える人々も、クジラを絶滅させることがいいとは思わないはずだからです。

どうもクジラに関しては感情論が支配しがちで、その行き着く先が、シー・シェパードの行動だと思えるのです。彼らの行動は、目的が手段を正当化するという言葉の典型例に見えます。乱暴な言い方をすれば、イラクを攻撃したブッシュ大統領と似たり寄ったりであるという気もします。たぶん、この点はあまり皆さんの意見に差はないかと思いますので、別のことをお聞きします。

クジラを「資源」と考えますか、それとも「資源」と考えるべきではないのですか。
皆さんは、どちらの意見に与しますか。そしてその理由は何ですか。たくさんの投稿をお待ちしております。


藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
藤田正美


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