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2001/9/3(月) - 2001/9/7(金)
2日め

テーマ産婦人科には、行きにくい?

今日のポイント

産婦人科への疑問、気になる症状などの悩みにお答えします!

投票結果 現在の投票結果 y84 n16 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
湯原均
湯原均 産婦人科医

今週は、「産婦人科には行きにくい? 」のテーマで、みなさんとのやりとりが始まったわけですが、そもそも婦人科に行きにくいというのは、自然なことだと思いますね。ただ、そこで、行きにくいから、じゃぁ行かない……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

世間体が悪いような……(たかたか・埼玉・未婚)

産婦人科は、内科、歯医者などと違って、ある程度の年齢にならないと行かないから馴染みがないです。それに、妊娠、出産以外のことで行くとなると、世間体が悪いような気がしてしまう。でも、体のことをなんでも相談できるような医院にかかりつけになりたいと思っています。みんなどの程度のことから産婦人科に訪れるのでしょうか。

アメリカの産婦人科のイメージは違う(tsunn・未婚・30歳)

今、アメリカに在住しているわたしは、当たり前のように定期検査に通っています。あまり重いイメージがなく、少しでも異常があれば、気楽に相談、検査に行けます。20歳を過ぎれば誰でも毎年定期検査に行くべきだという風潮もあります。わたしの場合、かかりつけの医師が女性だということもありますが、初めての診察(28歳の時)はとても抵抗がありました。でも、何度も行くうちに慣れてきました。女性だから同じような悩みを分かち合ってくれるというのでしょうか。やはり医師が男性だと今でも抵抗を感じていたと思います。

ベテランの女医さんはデリカシーに欠ける!?(みね)

24歳の時、1ヶ月以上生理が終わらず、知り合いの先生に相談をしました。知り合いの方が恥ずかしいかどうか悩みましたが、信頼できると判断した上で、初診を受けることに。もちろん当日は初めてのことに緊張したし、男の先生で、もちろん看護婦さんもいるけれど気分は複雑。でも女の先生がいいかというと、そうでもなく、女同士で、ベテランの女医さんなんかはデリカシーに欠けるということも。一度門をくぐって相談できる先生を見つけるべきです。

たとえ女性でもぶっきらぼうな人は……(ジョゼフィーヌ)

待合室にはマタニティドレス姿のお母さんたちがズラリ、という産婦人科特有のイメージもさることながら、知っている人などに見られるとキマリが悪い、というのがやっぱり行きにくい理由かな?家のすぐ隣が産婦人科の病院なのですが、そこに行ったことはありません。不正出血や生理不順などで診てもらいたいと思うことは多いんですが……でも、医師が男性か女性かはあんまり気にしたことないです。デリケートな悩みでいくことが多いわけだから、たとえ女性でもぶっきらぼうな人は×。その先生がどこまでこちらの不安に親身に応対してくれるかによりますね。

一度も行ったことがないことが不安(fishgirl・東京・既婚・31歳)

今まで一度も行ったことがないことが、漠然とした不安感になっています。どういう診察をするのか想像しにくいし、よっぽどの不調でない限り、産婦人科に行くこと自体、抵抗があるというのが正直なところ。生理がちょっと不順なくらいで、わざわざ診察してもらいにくいなぁと勝手に判断して、いまだに産婦人科に行ったことがありません。

レディースクリニックという名称なら(はちみつぷ〜☆)

産婦人科というと、ぱっと頭に浮かぶのは、「妊婦さん」ということ。妊娠以外で産婦人科に行くのは抵抗というか、まわりは妊婦さんばっかり?とか、変な目でみられる?とかの思いがありました。ずーっと生理不順と生理痛で悩んでいたけど、なかなか行けませんでした。その後、妊娠してから初めて産婦人科に行き、それからいろいろ見てもらったりしました。やはり初めての時は、女医さんやレディースクリニックという名称ならまだ行きやすいと思います。

はじめは触診に抵抗感(Yasumin・既婚・35歳)

やっぱり、出産経験の有無でずいぶん違うと思いますよ。ものすごく気後れすると思うし、でも、出産経験があったって、乳ガンの検診で病院に行く時までは、「触診」というのに抵抗ありましたもの。実際にかかってみると、お医者さんはあくまでもお医者さんの立場で診察してくれますから、逆に心配しすぎていた自分がバカみたいでした。それにしても、子宮ガン検診の時に、「オリモノは普段から多い方ですか?」と聞かれ、何を基準に多いか少ないかを判断したらいいのかわからずに、困ったことがありました。他人とは比べたことないし……

NO

恥ずかしいことだとは思わない(yuhka)

自分の体のことを把握するのは、大人としての責任だと思うから、行きにくいとか考えたこともありませんでした。特に婦人科は生殖、性病に深く関わる科だから、セックスでパートナーに病気を移してしまうなんてことがないように気をつけるのも責任。歯医者や耳鼻科と同じ感覚でかかっています。個人的な相性は別として、性的に抵抗を感じるような医師にはめぐり合ったことはない。医師もプロ。きちんと病院にかかることが恥ずかしいことだとは思わないので、抵抗はありません。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

今週は、「産婦人科には行きにくい? 」のテーマで、みなさんとのやりとりが始まったわけですが、そもそも婦人科に行きにくいというのは、自然なことだと思いますね。ただ、そこで、行きにくいから、じゃぁ行かないということになると困りますので、産婦人科医の立場から、いろいろお話していきたいと思っています。

どうして行きにくいのかといえば、みなさんが挙げているように、いくつかの理由がありますが、やはり、「検診」ということになると、今は特に痛くもかゆくもない、「なんとなく心配……」という状態で受ける場合が多いので、尻込みしてしまう。これがもし、病状が悪化していて、自覚症状がはっきりしていたら、いくら恥ずかしくても行きたくなくても、たいていの人は病院にかけこんで診察を受けるでしょう。せっぱつまっているわけですから。「どの程度の症状で、産婦人科に行けばいいのかわからない」という意見がありましたが、少しでも「あれ? 」と思ったら、それを確かめるために病院というものがあるのです。

やっぱり、実際に行ってみないことにはわからない。実は、「自己判断」というのが最も危険なことなのです。勇気をだして行ってみれば、症状によっては、処置をほどこさなくて済むことだってあるんです。でも、行かなければ、永遠にわからない。わからないから、不安ばかりが大きくなる。行くのは嫌だけど、行かないでほったらかしておくリスクは大きいことがあります。「ガンはものを言わない」という言葉があります。子宮というのは、外に開いている臓器なので、そこから細胞を切り取ることができますが、内部の卵巣はそうはいきません。一般的には、腫れているか腫れていないかで判断をします。やはり、「早期発見」「早期治療」が大切なのです。

今日の書きこみを読むと、みなさん、産婦人科は行きにくいけれど、少なくとも、行ったほうがいいと思っているという意識があることがわかります。自分の身体を大切にするということが基本精神とするなら、検診を受けるかどうか、最終的に決めるのは自分自身です。誰も変わりには受けてくれない。今ここで行くか、半年後に行くか。どうせ行くなら、とりあえず行ってみるというのはどうでしょうか。

さて、病院についてですが……。実質的な内容は同じでも、「レディースクリニック」などの名前のほうが、抵抗感がないと感じている人が多いようですね。医師が無神経だったという経験をされた人も多いようです。今、医療の現場では、産婦人科に限らず、サービス業としての本質が問われています。患者を「様づけ」で呼んだり、外来の待ち時間を減らす努力などなど。確かに、誰でもぶっきらぼうな医者よりは、ていねいで感じのよい応対の医者のほうがいいとは思いますが、それも、一歩はきちがえると、果たして本当に患者のためにいいのかどうか疑問です。

たとえば、時々、若い看護実習生が、患者の着替えにもつきっきりという光景を目にします。内診では服を脱ぐことが多いので、看護生は良かれと思って、脱衣所にいたりするのですが、よっぽど身体が不自由で着替えが難しいということでもない限り、患者さんの気持ちはどうでしょう。デパートで、服を見ていると、店員がわらわら寄ってきて、「ちょっとほっといてくれ」という気持ちになるものに似ています。特に、こういうことは、治療以前の問題の、デリケートな部分で、患者全員に満足のいく対応というものを理想としてはいるものの、人対人でもあるし、100人が100人満足するということはなかなか難しいと思います。

しかし、医療においての本質は、やはり、ちゃんとした医療行為が受けられるというところにあるのではないでしょうか。とにかく1度検診を受けてみて、嫌だったら病院を替えればいいのだし、でも、もし漠然とでも、納得できたとか、来た甲斐があったという感想を持てたなら、医師、そして病院とのコミュニケーション、信頼関係が築けているのだと思いますよ。明日からは、みなさんの産婦人科に対する疑問や、気になる症状についてアドバイスしていきたいと思います。たくさんの声をお待ちしています。
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湯原均

湯原均

産婦人科医

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