

(sakura・未婚・26歳)
「お母さんは仕事をしているのだから」というセリフ。だから「急ぎなさい」「早くしなさい」「疲れた」しか覚えていません。世の中には仕事をしている母親はたくさんいるのになあと思っていました。それは現在も続いています。社会状況とも関係あるでしょうけれど、子どもを生み育てることをどう考えているのだろうかと思います。
(かっちゃん・既婚・37歳)
今から20数年前、父が足の手術で入院した時、せっかくの日曜日にお見舞いに行きたくないと言ったら、「人でなし」みたいな言い方をされたことは忘れられません。もう少し違う言い方があったのではないかと思います。何度か母の言葉に傷ついたことがあります。あまり相手がどう思うか良く考えないで発言しているようです。
(ほしほし・既婚・33歳)
「子どもは明るく元気」という親の期待に反して、体が弱くてグズグズした子だったので、しょっちゅうイジメられてましたね。熱を出して寝込んでると、酒に酔った父に「そんなに弱いんならとっとと死んでしまえ! 」なんて怒鳴られてました。まあ、酒乱だからしかたないんですけど。あんな父も今では病気のせいもあってすっかりおとなしくなりました。
(KUMA・未婚・29歳)
わたしの母は、勉強しなくても頭がいいタイプだったので、小さい頃勉強を教えてもらうと、「こんな事もわからないの」と良く叱られて頭を叩かれました。わたしがお腹にいる頃レントゲンを撮ってしまったから、それで馬鹿になったかなとも言われ……後は悲しくて書けない。
(rieko)
いつもわたしが正しいんだという親。子どもの意見は聞く耳もたず、失敗しようものならわたしのことを聞かなっかたからだという始末。あの頃は母親を嫌いだったけれど、自分も子どもを持って気持ちも変化した。今なら理解できるところもある。ただ子どもに対して投げかける言葉、動作が、自分の母親にそっくりだと気づいたとき、おののいた。自分もかなり傷つき嫌だったのに。それから意識して言葉を選び、落ち着いて事に当たるように気をつけるようにしています。

(典子・広島・既婚・31歳)
でも、兄はYESと答えるかもしれません。兄弟によっても親に対しての思いは違うと思います。わたしはどちらかと言うと親に心配ぱかりかけた子どもなので、今振り返ると、心にグサっと傷つくような事を良くしたなぁ〜、見捨てる事なく、よくわたしを育ててくれたと感謝しています。
(yuri・広島市・37歳)
うちの母親は何が何でも子どもが一番大切という人。30歳を過ぎる頃までは、わたしの結婚のことを心配して(なかなかしなかったため)しょっちゅう電話や手紙をくれる母親をうっとうしくも思いましたが、わたしのことを本当に大切に思ってくれている「気持ち」はしっかりと感じられたので、やっぱり嬉しかった。父とはほとんど話もしませんが、何かあると気にかけてくれていることは伝わります。小さい頃は喧嘩している両親をイヤだと思ったことも頻繁にありましたが、人間同士ですものね、根底にある気持ちは感じて育ったので傷ついたことはないですね。

(すずり・大阪市・既婚・31歳)
確かに親も人間ですから傷つくことを言われたことがありますが、子どもであるわたしも相当、親に傷つけるようなことを言ってきたと思います。子どもが小さいうちは一方的に親から言われることが多いかもしれませんが、思春期くらいから、十分そのお返しをしていると思うので、お互い様じゃないでしょうか。そして、そんなことがあってもすぐに普通の会話もできてしまう、それが親子なんじゃないかなと思います。
(caspian・仙台市・未婚・29歳)
「おしゃれしても惚れてがない」、「おまえなんかにできるわけない」といつも言われました。その時は悔しかったですが、養ってもらっている手前、何も出来ませんでした。今は、親も、夫婦だけじゃなくて親になるためにいろいろ努力したのだと思えています。子どもを育てながら、親になっていくのだと思います。おしゃれするようになった娘にどう接していいのか分からない、お金さえ出せば願いがかなえられる状況がある子どもをうらやましくも思い、ねたましくも思い……。親も、人間なんだとわかったとき、憎しみが軽くなりました。
(IZU・神戸・未婚・37歳)
子どもの頃、若い頃、随分親に反発もしたし、叱られ、傷つき、恨んだりもしました。でも、現在年老いた両親はわたしを叱ることもなくなり、頼りにするようになりました。小さくなった両親を見ていると昔のことなんてどうでもよくなりました。わたしたち姉弟を必死になって育てくれていたと思うと、今は感謝の気持ちでいっぱいです。病気がちの両親を守ってあげたい、長生きしてほしいと思っています。勢いのあった両親とぶつかり合っていた頃が懐かしくさえ思います。

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