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2002/4/15(月) - 2002/4/19(金)
4日め

テーマいじめられる側にも責任がある?

今日のポイント

いじめは自分では止められない。いじめっ子のケアは誰がするの?

投票結果 現在の投票結果 y33 n67 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
山本真実
山本真実 淑徳大学社会学部専任講師

今日は、いろいろな方の意見が掲載されていて、興味深く拝見させていただきました。今回のような「YES」「NO」形式では「NO」とされていても、実際に読んでみるとその「NO」の幅は広い、そんな気がします。……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

NO

何か原因はあったはず(miyabi・兵庫・未婚・27歳)

小学生の時、一部の人に無視されたり、陰口をたたかれたりして密かにいじめられていました。当時、気にはしていたものの、強がって何食わぬ顔をしており、いじめられる隙はないのにと思っておりました。しかし、今振り返ると行動が少々生意気だったのかもしれないと思えます。何にせよ、いじめという形での相手への表現法は間違っていると思いますが、理由がまったくなくいじめられるということばかりでもないと思います。また、親の立場としては、いじめられる子の親より、いじめる側の親になりたくないです。いじめは少なからず親の影響はあるでしょう。

親をいじめる学校(胡桃・既婚)

子どもが少しの期間、いじめられました。「学校行きたくない」と言われて気がついた。先生と生徒と話し合ってすぐに解決したのだけれど、いじめた側の親やPTA会長から、ことを大げさにしたと、今度はわたしがいじめられています。この学校にいじめなんてないのだと。その中でも、「うちの子が悪いことした。最近ストレス溜まっていたようで、申し訳ない」と言ってくれるお母さんもいました。自分や学校のメンツばかり気にして、いじめが、さもないように圧力をかけることがあるのだと驚いています。

個性を認められない国(こっぽ・埼玉・未婚・30歳)

いじめられる側は全然悪くないと思います。いじめられてしまう子の特徴を「個性」と思えない日本って怖いなと思います。いじめられてしまう子は、優しくて気の弱い子が多いですよね。彼らに、「毅然とした態度でいなさい」と言っても、難しいと思います。人それぞれ感じ方は異なるし、ちょっとしたことで傷ついてしまう子を「弱い」と責めることはないのではないでしょうか?

劣等感(mamarin・大阪・既婚・36歳)

中学一年の時に隣に住んでいた男子が突如としていじめっ子になりました。その対象はクラスにいた少しおっとりとした男子です。もう一人の子といつも難癖つけていました。いじめっ子になった二人とは、わたしは小学四年生から六年年まで一緒で、よく知った仲、しかも隣の家だったので全然怖くなかったのでよく止めに入りましたというか、逆に彼らをやっつけていました。そしたらある日その対象になった子の名前でわたしあてにラブレターが。もちろん二人のいたずらだったことは見え透いていました。その時、どうしてその二人が急にいじめっ子になったのか考えましたが、思いついたのが小学校の時は担任の男性教師がとても厳格でしかも体育に人一倍厳しかったのです。運動が得意な子にはよくてもその二人のように運動が苦手な子たちには地獄だったでしょう。その間、抑圧された劣等感が中学に行って自分より弱い存在を見つけたとたんに噴出したみたいでした。結局、いじめる子って自分の劣等感を隠そうとしていると思います。先生方には子どもに劣等感を抱かせないような指導をお願いしたいですね。ですから対象になる子には、とくに自分から原因を作ったのでない限り責任はないと思います。

自分の意見をしっかりと持つこと(mistral・千葉・既婚・31歳)

わたしは中学生の時に「いじめられてた子をかばったら一緒にいじめられた」経験があります。 でもわたしの場合、男兄弟の真ん中に育った(兄弟喧嘩は日常茶飯事)ため、いじめなんかまったく気にしなかったんです。逆に「文句や言いたいことがあるならひとりで言ってみろ! 」と喧嘩売ってました(笑)。もちろんわたしたちをいじめていたグループに、そんな勇気のある人はいませんでしたけど(笑)。いじめをするグループに属する人たちは、たいてい「やらないといじめられるorいじめてる人(リーダー)のご機嫌取り」だったりするので、こっちが強気だと何もできなかったりするんですよね。わたしたちの子ども時代には、クラスにひとりは「いじめられっ子をかばえる強い子」がいたはずなのに……。もしくは親が学校(担任教師・校長・PTA・教育委員会etc)に怒鳴り込むとか……。わたしたちの子ども時代には当たり前だったこのことが、今はまったく見られないのも、いじめの増加につながっているのかもしれません。

OTHERS

いじめっ子たちはいじめを止められない(きどえり・東京・未婚)

小学校一年生の時、一度だけいじめられて母親に訴えた。彼女がいじめっ子たちに「うちの娘をいじめたのか?」と怒ったら、その子たち「やってないよ」って逃げたんだって。その顛末をすべて母親から聞きました。そのあと、いじめはなくなったのだけど、もし、わたしがいい子(親に心配かけたくないから黙って耐える)だったら、いじめはエスカレートしてて、取りかえしがつかなかったかも。絶対的にいじめるほうが悪いけれど、いじめがエスカレートするのは、いじめられるほうにも責任あると思う。いじめっ子たちは、自分でいじめを止められないんだから。

100%の被害者なんていない(big5)

何らかのきっかけはあるだろうし、全員が全員とはいわないけれど、過去にいじめをやっていた人がその後いじめに遭うという例は少なくないはず。自分が他人に投げた、何気ない言葉が相手を傷つけ、いじめている側からすると復讐の意味合いがある例をいくつも見て、体験しています。もちろん相手の非につけ込んで攻撃対象にするのは悪いことですが、被害者=善という発想が、被害者を次の加害者にしているのでは?

いじめられないように努力することも必要(kaori128)

クラス全員に無視されるいじめられっ子だったことも、自分を守るためにいじめる側にまわったこともあります。いじめる側にまわって難を逃れた自分の方法は、何の解決にもなっていないずるい方法でした。その頃のことは思い出すたび恥かしいです。ただ、いじめ自体は醜いことですが、決して消えない現象だと思います。子どもだけの問題ではありません。何歳になっても、国家や民族や職場や公園仲間や同級生や、いろいろな集団が、群れたり仲間外れを作ったりをくり返しています。だから、いじめられたくなければ、人に不快感を与える要因は排除しなければ。どんなにささいなことでも、誰かに「むかつく」と思われたからには、本人にも何らかの傾向があると思います。そして、共通の敵を作ることでしか仲間意識を保てないような集団とは距離を置いて付き合う。多くの人がそうできれば、いじめは減るはず。ただし、それには個人個人が自分自身に自信を持つことが必要なので、なかなか難しいのですが……。

ケース・バイ・ケース(おかめ・神奈川・未婚・27歳)

一概にどちらが悪いなんて言い切れないと思います。十人十色じゃないけれど、実際に当人同士に確認して初めてわかることだと思う。ただ、いじめられるほうにも多少なりとも問題があるであろうことは否めない。わたしが学生の頃から「いじめ」られていた子って「やっぱりな」と思わせるところがある。社会人になっても、それは同じ。「いじめられキャラ」(言い方はよくないけど)ってあると思う。いじめてしまった子が嫌悪感を味わうけど、でもやっぱりいじめてしまうみたいな……。「いじめられキャラ」を具体的に言えば、自分や周りを客観的に見れない人が多いかな。

子どもって残酷な生き物ですよ(いまいくん・埼玉・既婚・36歳)

山本真実さんのコメントの中に「子どもってあんがい残酷」の意見に対して「でも、実際そうなのでしょうか」と疑問を持たれていたようですが、ボクは子どもというのは本質的に残酷な生き物だと思います。たとえば子どもが障害を持った方を指差して「なんであの人は○○なの?」と大声で言うのを聞いて、冷や汗をかいた経験のある親御さんは少なくないはず。蟻を踏みつけたり、蛙を道に逃がして車に轢かせたり、気に入らない子を仲間はずれにしたり、そんな子ども時代の経験を持つ人は多いのではないでしょうか? しかし、その残酷さがそのまま陰湿ないじめにつながるかと言うと、そうではないと思う。いじめは、子どもの持つ本質とは違った、別の要因があると思いますね。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

いじめられっ子の居場所

今日は、いろいろな方の意見が掲載されていて、興味深く拝見させていただきました。今回のような「YES」「NO」形式では「NO」とされていても、実際に読んでみるとその「NO」の幅は広い、そんな気がします。

「責任」という言葉が不適当なのかもしれないなぁ、と今日のみなさんの投稿を読んで感じました。いじめられるほうには、いじめを助長させてしまうような要因があるのかもしれないけれど、「責任」はないように思います。いじめられる子が持っている他人との「違い」を受け入れることが、わたしたちに欠けていることはたしかですが、煽ってしまうような態度をいじめられる子がしてしまうこともあるような気がします。でも、それこそ人の個性だし、それを受け入れられないほうに問題があるのかなぁとも思うのですが。

いじめをなくすことや、止めることはとても難しいことだと思いますが(それを目指すべきだと思う反面)、いじめられてしまう子の居場所、心の拠り所をどう作っていくかをわたしたち大人は考えていかなくてはならないのではないでしょうか。それは学校の教師も同じです。学校で居場所がなくても、塾や習いごとで友だちができるかもしれない、家庭で楽しさが感じられるかもしれない。誰かに愛されているという思いを感じられるような環境をどうしたら作っていけるのか、考えてみたいと思います。また、自分の夢や方向性をしっかり持つ強さを持つことで、対応できたという人もいらっしゃるでしょう。

みなさんの記憶でも、「これに救われた! 」と感じた時があったのではないでしょうか。そのようなものは、今も昔も変わらないのではないかと思います。変わってほしくないという思いです。もし、変わってしまったのなら、それに変わる環境を整備していかなければならないと強く思います。

山本真実

山本真実

淑徳大学社会学部専任講師

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