

自分の身体と健康を過信していました(蜜虫・独身・34歳)
それなりに充実したシングルライフだと思っていました。まだいろいろやりたいこともあるし、子どもを産むのはもう少し先でいいか、幸い身体も丈夫だし、深夜残業・休日出勤もこなせるぐらい体力だってあるし! と思い込んでいたのですが、先月、不正出血があり、婦人科の診断を受けたところ、かなり大きな子宮筋腫が発見され、手術が必要となりました。今のままの状態では、妊娠の可能性はほぼないそうです。子宮温存の処置で手術すれば、充分その後の妊娠出産は可能だと言われましたが、病院から会社に戻る地下鉄の乗り換えがわらずに30分も迷うほど動揺し、その後、三日間ほど続けて、赤ん坊を抱いている夢を見ました。「欲しくなってからでいい」という気持ちは、裏返せば「欲しくなったらいつでもできる」という傲慢さでした。女性のライフスタイルが変化し、医療も発達し、高齢出産は珍しいことではなくなりました。しかし、わたしが間違っていたのは、いずれ母体となる自分の身体と健康を過信していたことです。
一度流産しているので(もなこ・大阪・既婚)
わたしは、一度流産もしているので、次の妊娠では、大変な気をつかって過ごしました。それでも切迫早産の危険があり、1ヶ月寝たきりの生活を送りました。病院には、妊娠が分かった時点から寝たきりの人とか、本当に大変な思いをして、子どもを生むんだと実感しました。わたしは、その時30歳でしたが、お産で何かあれば、母親が責任のすべてを背負うような風潮があり、それが高齢出産であれば、とくに強調されるような気がします。

高齢出産に不安を抱く前に(るんちん)
高齢出産に不安を抱くなら、その前に、命を授かれる性としての身体を大切にしたいと思う。わたしは未婚で出産はまだまだだ先の話だが、今のうちから自分の身体に責任を持つことは、いざ出産という時に悔やまずにすむと思う。高齢出産を恐れるより、いつどのように産むか、自分なりのスタンスを確立させながら、毎日を大切に生きたいと思います。
39歳、初産です(miisan)
現在妊娠7ヶ月、39歳で初産です。妊娠前から高齢出産に不安は感じてませんでしたが、妊娠がわかった時に羊水検査のことは真剣に考えました。わたしの場合、高齢出産を経験した友人(薬剤師)に検査自体が持つリスクや、検査結果も可能性でしかないこと、年齢よりも遺伝的要素を重視する意見もあることなどの話を聞き、夫婦各々の親戚に障害児がいないことを確認した上で検査しないことを決めました。万一検査してて「疑いあり」となったら、生まない選択も考えてました。現在、母子ともに順調で仕事も続けてます。出産自体の不安はありませんが、その後の育児で体力がもつかな? と思うことはあります。
高齢出産も選択肢のひとつ(miyaco・既婚・28歳)
出産した友人たちが口を揃えて言うには「育児は体力勝負」。夜泣きがひどくて寝不足だの、どんどん大きくなって抱っこするのも一仕事だの。「あんた仕事続けるんやろ? 余計に体力がいるわ。子ども欲しいんやったら、若いうちに産んだほうがええで」。でも、今はまだ仕事に全力投球したいわたし。出産適齢期に人生をふりまわされるのはシャクなので、高齢出産も選択肢のひとつだと思っています。

個人差だと思いたいのですが(たれまま・既婚・33歳)
わたしの出産は30歳でした。自分では「間に合ったなあ」なんて思ってました。臨月までは順調だったのに、臨月に入ったとたん、腎機能が耐えられず、血圧があがり、尿蛋白もあがり……子どもは大丈夫だったんだけど、「このままではお母さんが危ない」と主治医に言われて緊急帝王切開に。さすがに死を覚悟しました(冗談ぬきで)。検診の時に、看護婦さんが「ハイリスク妊婦」のファイルを持っているのを見つけ、ひとごとだと思っていたら、まさか自分にふりかかるとは……。若いうちに産めってこういうことなのかなあ。個人差もあるとは思うのですよ、体力があるとか。ただわたしの場合、このままだと二人目(怖くて産む気にもうなれないんですが)を身ごもったら、間違いなく「ハイリスク妊婦だあ」と、今からおびえる33歳のわたしです。
少子化について(よっき・東京・38歳)
わたしは34歳の時に長男を出産して、1年間の育児休業を取り、その後職場復帰して今にいたっています。湯原先生のおっしゃることはもっともで、もうひとり欲しいと思うわたしなどはとても勇気づけられました。が、どうして出産・育児をするのに、「母親が」仕事を辞めなければならないのでしょうか。こうした男性たちからの無理解なプレッシャーがますます女性が子どもを産みにくくしているのではないかと思ってしまいます。ちなみにわたしは仕事を続けながら、育児をしていますが、子どもは何にも代えがたいほどかわいく、充実した毎日を送っています。仕事を一生懸命やってきた後輩たちにはぜひ、以下のようにアドバイスしたいと思います。高齢出産もあまり気に病みすぎず、授かった時が産み時。仕事も続けながら育児を楽しみましょう!
高齢出産は必然(Yasumin・36歳)
結婚しない年齢層が広がっているのだから、高齢出産はもはや当たり前の社会現象じゃないですか? 年齢が高くなれば、経済的な面では若い夫婦よりも余裕があると思うし、そうなるとネックは産休を確実に取れるかとか、保育園が充実しているかとか、出産後も、ちゃんと職場復帰できるとか。世間が受け入れてくれる環境になりさえすれば、高齢出産でもひとりは産んでおいたほうがいいとわたしは思います。
男の人には理解できない大変さ(himetaro)
いくら夫である男性が手伝うと言っても、女性の負担は計り知れない。手間がかかるのは夜泣きだけじゃない、あせも、オシリのかぶれ、風邪、たびたびの予防注射、検診……で医者あるいは保健所に連れて行くのもほぼ100%母親の仕事。1ヶ月を過ぎれば普通なら公園デビューもさせなきゃ。そこでの親同士の人間関係も侮れない。たしかに可愛いから、夢中で育てるけれど、女性も35歳を過ぎると自分自身の体力低下を感じる人も少なくないでしょう。物理的に考えて、第一子の子育てはやはり1歳でも早いほうがいいんじゃないでしょうか? 2人目、3人目になると赤ちゃんの生態も理解できてるし、言葉は悪いけど「適当に力を抜いた子育て」ができる、さらに第一子の子育てで培った体力がモノをいうので、親の年齢はさほど関係なくなるかも。ただまあ、そうそう都合よく妊娠できないかもしれないから、産めるチャンスのある人は、躊躇せず産んでおくほうがいいと思います。
自己管理が必要!(みかげ)
わたしは27歳の不妊症患者です。質問の趣旨とは少し離れてしまうかもしれません。高齢出産の年齢で不妊症になると、若い世代より妊娠率は下がってしまうようです。人生設計の上で出産時期を予定したいのはやまやまですが、望んでもなかなか子どもを授かれない場合もあります。子どもを望み始める前から基礎体温をつけて、体温が二相性になっているかを確認したり、定期的に子宮ガンの検査を受けておくことをおすすめします。自分自身の健康のためになるし、将来の家族計画の布石にもなります。

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