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サーベイ

2005/7/18(月) - 2005/7/22(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
2日め

テーマ未成年の喫煙、見かけたら注意しますか?

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凡例
キャスター
古荘純一
古荘純一 小児精神科医・青山学院大学助教授

ご意見ありがとうございます。予想よりもNOが多いように思いました。建前はYESであっても本音はNOということでしょうか。今日は喫煙をしている子ども達の心境について述べてみたいと思います。子どもはニコチ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

たばこ会社の社員として(marco302・神奈川・パートナー無・33歳)

声、かけます……ちょっと怖いけど。毎朝駅に向かって歩いていると、だらしなく制服を着た男子学生がうじゃうじゃ。この学校どうなっているんだ! と思いつつ、2つの選択に迫られます。1. 学校へ通報 2. 面と向かって注意。結局、勇気を振り絞り声を掛けました。「ちょっと君たち、どうみても学生だけど、たばこは20歳を過ぎてから堂々と吸いなぁ。たばこ好きなんでしょ。もし今吸ってたら、将来20歳超えても吸えなくなるかもよ。」と言いました。というのも、社会的な逆風の吹きまくっている中、たばこ会社で働いている私。注意をするのは当然の義務で、そのようにトレーニングを受けています。また、嫌煙団体が一番問題視しているのが未成年の喫煙。そこで業界としては2008年までには自動販売機はすべて成人識別機が導入されることが決定されました。また、コンビニエンスストアでも未成年に対するたばこの販売に嫌煙団体から圧力がかかっているのも事実で、今後たばこが手に入りにくい環境になっていくのは必至です。行政による広告規制・健康表示面の拡大などもすでに始まりました。個人的な意見としては、たばこには害はありますが、同時にコーヒーと同じ嗜好品に分別され、吸うのは個人の選択だと思っています。たぶん、嫌煙家の意見が多く寄せられるかと思いますが、ここで愛煙家の方に一言。今後も愛煙されていこうと思っている皆さん、是非未成年の喫煙を見つけたら注意してください。彼らは思ったより素直です。今後はよりたばこのマナーが求められてます。今のたばこ環境を守るため、そしてご自身のためにもご協力を! 

高校教師という職業柄(PUM・北海道・パートナー有・35歳)

高校教師という職業柄、制服を着たまま喫煙している子には注意せざるを得ません。10年近く前の事ですが勤務地を離れて出張中に、登校前に駅前で堂々とたばこをすっている男子生徒をみかけました。ちょっと怖くて注意できなかったので自己嫌悪におちいった事がありました。2児の母となった今は義務感からではなく、子どもの健康面を考えて注意できると思います。

小学生は事情が違う(RAY・パートナー有・31歳)

未成年の喫煙を周囲で目撃したことがありませんので、もしそういうシチュエーションに遭遇したらと仮定すると……顔見知りであれば一声かけるでしょうが、全く見知らぬ子どもであれば、注意するのに躊躇するように思います。「キレ」られると怖いからです。ただ、未成年と言っても、もし小学生と思しき子どもが喫煙しているのを見かけたら、たとえ見知らぬ子どもであっても、声をかけるでしょうね。中学生ならばアラームをあげなくて良いというわけではありませんが、小学生だと事情がまた違うと思うからです。そう言えば、かつて学習塾の講師をしていた頃、塾の生徒(小学校中学年の児童)が家庭で喫煙しているらしいということを聞いたことを思い出しました。学校、家庭内ストレスが原因のようだと、その児童の担任講師から聞きました。「やってはいけない」という禁止事項をわざとやってみたいという興味やスリル感と、勉強(成績)や友達関係など自分を取り巻く環境に嫌気が差して、どうにもならなくて非行(喫煙)に走るという行為とが重なったのかなと思います。一時的な現象ならばまだしも、その後あの子はどう成長しているだろうか、気になってきました。

NO

知っている子どもならば(happylime)

自分に関係ない子どもであれば、注意しないと思います。私自身は喫煙しませんし、できれば世の中の喫煙者数が減ればいいと思っているけど、喫煙者には喫煙の楽しみがあるのでしょうから、マナーを守って吸っている限り、それを止める権利はないと考えています。ましてや知らない人にそんなことを言うつもりはありません。それは相手が子どもであっても注意しないと思います。しかし、もともと知っている子どもであったり、また、自分がそれを注意しなければならない役割を持っていれば、注意すると思います。本来は大人だから子どもに注意しなければならない役割も持っているのでしょうが、現時点ではそういうふうに考えられません。自分に子どもができたら、考え方もかわるかもしれません。

大人の言葉を聞き入れない(lovesnow・山口)

はっきり言って見て見ぬふりをしてしまいますね。最近の青少年の言動を観察すると昔と違って大人が言っても聞き入れる能力がないように思われます。良くできる中学生や高校生も「勉強ができれば何をやってもいい」ような態度だし……。自制心のない逆切れには、閉口してしまいます。また、加害者に寛大で、特に未成年だと名前も公表されず、罪にもならないという誤った概念が浸透し始めているし……。怖い社会になってきましたね。

91歳の祖母が注意をすると(のんちゃんママ・京都・パートナー有・38歳)

私は、注意できません。はっきり言って怖いですから、最近の若者は。でも、うちの祖母は注意します。家の横の自転車置き場で喫煙している高校生たちに「あかんよ、あんたら」と。私は「何されるか分からないから、もう注意しないほうがいいよ」と言うのですが、祖母は「みんな素直にたばこ消すけどねえー」と言ってます。ちなみに祖母は91歳です。あまりにおばあさんなので、高校生も下手に手出しできないのかもしれません。老人は偉大です。

たばことお酒と好き嫌いは20歳から(ちいかめ・東京・パートナー有・32歳)

制服等着ていて、明らかに未成年とわかる場合には、やんわりと注意してますが、私服の場合は判断が難しいです。また、逆ギレが怖いのは事実なので、自分の子どもを連れているときにはどうしても見ぬふりをしてしまいます。なので、NOです。「どうして大人だけたばこ吸うの?」と自分の子どもに聞かれたら、「たばことお酒と好き嫌いは20歳から」と伝えています。要は、心身ともに健康に育ちあがるまでは、どれも好ましくないものだ、ということで。たばことお酒に関しては、法律で決められているので、社会の中で過ごしていくならその中のルールは守ろうということも含まれてくると思いますが。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

子どもはニコチン依存症状に陥りやすい

ご意見ありがとうございます。予想よりもNOが多いように思いました。建前はYESであっても本音はNOということでしょうか。今日は喫煙をしている子ども達の心境について述べてみたいと思います。子どもはニコチン依存症状に陥りやすい、好奇心を刺激する中途半端な禁煙指導、学校や家庭でのトラブルを契機に再喫煙が起こりやすい、心理的に被害者意識を持つ子ども達はストレスで喫煙開始、の4点です。

近年、成人男子の喫煙率は低下しているものの未成年者の喫煙率は上昇が危惧され、喫煙開始の低年齢化も起こっていると指摘されています。重大なことは、年齢が低いほど短期間でニコチン依存状態となりやすいことです。大人ではニコチン依存になるのに5年から10年程度かかると言われていますが、中学生ではほんの数週間程度の喫煙でニコチン依存となることがあります。喫煙している子どもたちの中でも、既にニコチン依存状態となっている学生が少なくないと考えられますが、このような子どもたちに対しては、「ニコチン依存症」という病気としての治療が必要です。幸い、禁煙補助薬を使えば比較的楽に禁煙が可能で、子どもは成人に比べて短期間でニコチン依存から脱却できるとされています。

学校でも喫煙防止教育が行われるようになってきましたが、「未成年者の喫煙は法律で禁止されている」「たばこは20歳になってから」というだけの指導がなされると、かえって子どもの好奇心を刺激して逆効果であると指摘されています。

3つ目の点は、学校や家庭でのトラブルを契機に再喫煙が起こりやすいことです。一度喫煙を経験した子どもに、学業、家庭、友人関係などに関連したストレスが加わると再度喫煙を起こしやすいのです。喫煙をするのは、実際はストレスに弱い子ども達であり、彼らには懲罰ではなく、こころの支えが必要だと思います。

4つめの心理的被害体験については、学力低下のサーベイの際に触れましたが、いきなり見ず知らずの人間から説教されることになれば、自分たちの居場所に土足で踏み込まれたように感じ、強い被害者意識と反抗心を持つと思います。喫煙をしている子ども達の心境は今まで述べたとおりですので、例えば「タバコは体にわるいよ」など、大人の注意の仕方にも工夫が必要でしょう。

明日は、喫煙が子ども達へ及ぼす影響について受動喫煙も含めて述べてみたいと思います。これに限定せず広く皆さんのご意見をお待ちしています。

古荘純一

古荘純一

小児精神科医・青山学院大学助教授

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