コンスタントな励ましとハグ。子育て時代が懐かしい!(コンキン)
専業主婦をしていた時代は、子育てにエネルギーを集中しました。わがままでお気楽な独身女性が、結婚と同時に「育児」の覚悟も実力もないまま母親になってしまい、故郷からは遠く、夫は仕事ばかりで頼れず、不安ばかりのスタートでした。カナダ&アメリカで「褒める育児」を体験したり、大学で児童心理学を学んだり、子育ては、同時に自分育てとなりました。
外国では、近所の子どもたちを叱るにも、感情的にならずにどこまでオーケーで、何がノーか、言葉で言い聞かせる必要がありました。そして、度重なる引っ越しとカルチャーに悩む娘たちに必要だったのはコンスタントな励まし(encouragement)。「I know you can do it! I’m so proud of you」、叱る場合も、なるべく建設的な方向に話題をふりました。そして、娘の体をしっかり抱きしめて(hug)「愛情を体でつたえる」ことを実行しました。このアクションは、母娘ともに、大きな効果があります。ぜひお試しあれ。叱ったときは、特に。
ああ、現役の母親時代は楽しかったな。次々と試練がやってきて、ひとつひとつを、母娘一緒に乗り越えてきた。2人の子育てを終えたいま、母親の喜びをこんなにいっぱい体験させてくれた娘たちにありがとうの気持ちがいっぱい、まだリタイヤしたくないと意思表示している(迷惑がられるので控えめに。笑)、元母親です。いまでは成人した娘たちが、空の巣症候群(?)で悲しんでいる私に「mom, I’m so proud of you! I’m here because of you!」などと言って、hugをしてくれます。立場逆転(笑)。